この夏、関西方面は、雨が多く、又、広島の土石流災害と心配事があったのですが、当日は天気も良く、まずまずの旅行日和でした。
手術後の状態が心配でしたが、休み休みマイペースで行くことにしました。
二日間で、僕の万歩計は、2万6千歩となりましたが、なんとか無事に帰ることが出来ました。
第1日目は、
新幹線で広島で”こだま”に乗り換えて新岩国駅まで行きました。
事前に、12時から市内観光と、宮島口まで、4時間の予約をしていたタクシーで、まず錦帯橋に向かいました。
乗ると同時に、JR西日本フエリーの宮島口発15:55に乗りたいと、運転手に先に言ったのですが、これが後で問題となりました。
それは、あとで・・・・
まず、出鼻を挫かれたのが、この錦帯橋が工事中であり、あの美しい曲線美と橋の特徴である裏面の構造部分が見れなかったことです。
8月25日~10月14日まで、防腐処理工事のため、通行は可能ですが、せっかくの姿が台無しでした。
日本三大名橋や日本三大奇橋に数えられ、名勝に指定されています。
5連のアーチからなるこの橋は、全長193.3m、幅員5.0mで、継ぎ手や仕口という組み木の技術によって作られているということです。
”流れない橋を架けたい”
というのが初代岩国藩主吉川広家が、岩国城を築城して以来の藩主の願いでした。
岩国城と城下町をつなぐ橋は、錦川の氾濫に悩まされていました。
岩国城へのロープウエーから
3代城主の吉川広嘉は、明の帰化僧である独立性易(どくりゆうしょうえき)から、杭州の西湖には6連の橋があることを聞き、これをヒントに1673年に作られたということです。
しかし、翌年に流失しますが、橋台の敷石を強化し再建したところ、この改良が功を奏し、その後、250年、昭和の時代まで流失することはなかったそうです。
その後、定期的に修復され、現在に至っているようです。