2時間以上のこの映画、ほとんどがアクションシーンでした。
あれは、早送りしているのか、それともCGなのか?
あまりにも早く、素早く、巧みの技は、いわゆる今までのチャンバラではなく、中国の清瀧刀的(カンフー?)な感覚ではないでしょうか?
シリーズ最終章にあたる今回の作品は、「京都大火編」の続きです。
その前回の最期のシーンに鮮烈に登場したのは、比古清十郎(福山雅治)で、緋村剣心(佐藤 健)の師匠であった。
明治政府初め日本中の脅威となっている志々雄真実(藤原竜也)と対峙するため、剣心は師匠に奥義の伝授を請い、ここで二人は激しい打ち合いの稽古に入ります。
ここで剣心は、自分に欠けているものは何かを探り、その激しい打ち合いの中で「 どう死ぬか 」ではなく「 どう生きるか 」を模索します。
後半に入ると、アクションシーンの連続となります。
剣心の相手には、まず、蒼紫(伊勢谷友介)、続いて、宗次郎(神木隆之介)とそして最後には志々雄との死闘。
剣道などのタテに門外漢の僕ですが、目が回る動きには、ついていくことが出来ません。
正直最期には肩がこり、フーとため息がでました。
この最終章は、剣心の動きがすべてであり、漫画的と言ってしまえばそれまでですが、こう云う映画もあっても良いのではないでしょうか・・・・・