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これからの新幹線と今・・・・その⑦ 九州新幹線

2015年01月17日 16時35分52秒 | 鉄道のよもやま話

このシリーズでは、昨年に これからの新幹線と、今年開通する新幹線、そして既設の新幹線の一部を紹介してきました。・・・
 ① リニア中央新幹線 8/23   ② 北陸新幹線 8/24   ③ 北海道新幹線 8/27
  ④ 東海道新幹線 9/26     ⑤ 東海道新幹線 11/6  ⑥ 東海道新幹線 11/8

今回から、既設の新幹線の続きを再開します。

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2004年3月13日に新八代~鹿児島中央間137.6Kmが先行開通し、その7年後の2011年3月12日には、残る博多~新八代間の151.3Kmが開通し、九州の3大経済圏である福岡・熊本・鹿児島が新幹線でつながりました。

2011年の全線開通で、利用状況は格段に向上し、旅客収入の伸びは、2010年 131億円だったものが、2011年には498億円と大幅に伸びました。
しかし、それ以降は、横ばいと伸び悩んでいます。

  

今後は「長崎ルート」博多~長崎が加わります。
2022年頃の開業を目指して工事中ですが、前倒しの開業も検討されています。
これにより、再び九州新幹線が脚光を浴び、乗客の伸びが期待されています。

九州新幹線の列車愛称には最速の「みずほ」、速達タイプの「さくら」、各駅停車の「つばめ」の3種類あり、起点の博多駅では山陽新幹線と直通運転を行っています。
最速列車の場合、新大阪~鹿児島中央駅間の所要時間は3時間42分。

 

   

九州新幹線の全線開通を控えた2011年2月のCMをはじめとするキャンペンのキャッチコピー「祝 九州」で沿線の人々が車両に向けて祝う演出が印象に残っています。
同時に、その開業前日に発生した東日本大震災を受け、より一層印象深いものになりました。
震災を受け、テレビでの放映は、1週間に満たなかったのですが、大きな反響を呼び多くの広告祭等で受賞しました。