一昨日までセ・リーグで勝ち越したチームがないという異常事態のなか、昨日は、勝率5割の巨人が負け、同じく5割のトラが勝ち、堂々の?単独首位。
しかし、その実態は、首位と言えるような内容ではなく、なにか申し訳ないような気持です。
打率、防御率、本塁打数、盗塁数、総得点数、総失点数は、すべてセ界、ワースト1です。
パ・リーグを含む12球団でも、防御率と総失点数以外ではワースト1です。
ちなみに、防御率と総失点数のワーストはロッテです。
僕の注目の項目は、盗塁数です。
トラのチーム盗塁数は、23個、ソフトバンクの半分です。
個人のトップは、日ハムの中島の15個。
トラは、上本の11個、鳥谷の5個、荒木の3個・・・後の選手は押して図るべき。
確かに、順位を決めるのはこれらの数字ではなく、勝ち数であり、勝率なので、別にどんな内容であれ、勝ち数が多ければ良いのですが、どうもその実感がありません。
調子を上げてきた 今成 2打点 マートン 2号ソロ
勝つときは、僅差でやっとこさという感じですが、負けるときは、これでもかという大差で負けて、その負けの方が印象に残っており、勝っても勝った気がしないという感触があるのです。
しかし、ここにきて、先制、中押し、留めという勝ちに繋がる試合展開となり、先発投手の頑張りもあり、本来の形に戻ってきているようです。
理想的な試合展開でした。 能見が完投して欲しかったのですが・・5勝目
また、新助っ人ペレスを加入させたことが、マートンやゴメスを奮起させているとしたら、球団としてはシメシメなのでしょう。 真偽のほどは不明ですが・・・
昨日の解説者広沢氏曰く、セ界は、6弱・・6チームとも決め手を欠いているということだそうです。
確かに、強いと思われるチームがありません。
これから、このペナントレースの展開はどうなるのか、そして、セ・リーグの優勝チームの勝率はどうなっているのでしょうか・・・
まだ、試合数が半分しか消化していない中、これからがペナントレースの始まりであり、勝負はこれからとネジを巻きなおして欲しいものです。