交流戦を10勝8敗で乗り切ったトラも、23日からのレギュラー試合の初っ端に強敵の広島とあたります。
何といっても広島の打撃陣は好調で、いかに5月に3連勝したと言えども、今回はそうはいかないようです。
交流戦前、首位広島と1ゲーム差だったものが、交流戦12勝6敗の広島に3ゲーム差と広げられました。
一応、打撃の広島、投手陣の阪神と言われていますが・・・果たしてどうでしょうか・・・
今年のスローガン
数字的に見ても、勝っているのは失点と防御率です。
勝敗 得点 失点 打率 本塁打数 盗塁 防御率 失策
阪 神 37勝27敗 263 222 0.244 43 34 2.90 45
広 島 41勝25敗1分 345 252 0.275 70 53 3.34 39
得点は、トラが 1試合4.11に対して 広島は5.18と 1試合で1点の差があります。
失点は、トラの 1試合3.47に対して 広島は3.76とわずかながらトラが少なく、トラの勝機は、失点を押え、1点でもリードすれば救援投手での逃げ切りを図ることでしょう。
一番気を付けなくてはならないのは 本塁打です。
広島の得点は本塁打によるところが多く、特にランナーが出れば足を生かして1発に気を付けなくてはならないようです。
エルドレッドの16本、鈴木の15本で、本塁打チーム数もリーグ 1です。
打撃面では大きく遅れをとっており、福留の不調、糸井の左もものケガがあり、少なくとも両者が普通であれば、交流戦はもっと勝てたものと思われます。
4月5日 糸井3号 4/30 福留の2点同点タイムリー
したがって、広島戦は、福留・糸井の調子が試合を左右することになるようです。
といって別に二人に責任を押し付けるものではありませんが、二人の調子が他の士気にも影響することが心配だからです。
不運な能見ですが、ここは奮起して欲しい。 救援陣で欠かせない存在となった桑原
もちろん、投手陣の奮起も必須です。
先発予定の秋山、能見、メッセンジャー(最近の順番は左記ですが、今回広島戦は分かりません)が少なくとも
6回、出来れば7回までリードして救援陣にバトンタッチ出来れば・・・
どちらにしても、23日の初戦が今後の戦い、いや今シーズンの浮沈にかかわることになるかも知れません。
オールスター戦(7月14,15日)までに首位奪還が出来るか、皮肉なことにそのオールスター戦後の初戦も広島戦となり、今年のトラの日程は、どうやら広島戦がキーになりそうです。