首位広島に8.5ゲーム差をつけられての3連戦でしたが、1勝2敗に終わり、17日の時点で9.5ゲーム差と広げられ、マジック26(広島残り試合33)とされました。
この3連戦、すべて広島に先制点を挙げられ、トラの追いかける展開となり、広島の強さが強調された試合展開となりました。
それもトラの先発投手が、広島先頭打者を出し、それが失点につながっており、トラが初めから気持ちの上で負けていたのでしょうか。
2試合目の藤浪は、先頭打者をピッチャーゴロに打ち取っていながら、動きが鈍く内野安打にされたのがケチの付け始めとなったようです。
左は、上から15日、16日のスコアー
17日のスコアー 17日のヒーロー 福留
昨日(17日)も先制されましたが、早い回に逆転できたのが、良かったのでしょうか・・・
先発の岩田が6回につかまり、救援の桑原が打たれ同点にされますが、その桑原にも疲れが見え始め今後考え直さなければならないようです。
大和も登録抹消され、けが人が続出するなか、糸井が登録されました。
残った選手で戦うなか、昨日は北条が意地をみせました。
17日 先発の岩田 粘投も6回につかまる 北条の意地 3回 同点打
16日の先発藤浪も抹消されましたが、ネットでは”イップス”ではないかと言われています。
”イップス”とは運動障害のことで、野球だけではなくスポーツ界全般に言える障害症状で、ストレスとか過去のトラウマがメンタル面をコントロールできないことだそうです。
藤浪 7四死球(うち2死球、鈴木に3連続四球) 菊池への死球、もう一つはピッチャー
投球数も107と多く、散々な内容となった 大瀬良への死球。
野球界ではあのイチローも”イップス”らしき症状から高校時代投手から打者に変更したそうです。
身近では本人確認はありませんが、糸井も投手から打者に何らかの理由(イップスでは・・・)で変更しています。
野球では、この症状は、スムーズにピッチングがしたいという意識が強い程、それに反して無意識に体が別の動きをするというもので、まさに藤浪もその類いと思われます。
この克服は、専門家のカウンセリングも大事かも知れませんが、自信を持たせることが大事ではないでしょうか?
ネットでは、環境が悪いのでは(トラのチーム内情、人間関係など)ということを言う人もいます。
もっと本人の立場になって配慮する必要があるというものですが・・・
現に、昨年あれだけ活躍をした原口、高山、北条などが、その重圧につぶされているとか・・・
しかし、プロである以上、そして団体競技である以上、ある程度自分に対して、図太い神経を持つことも必要ではないでしょうか。
これは、どこの社会でも同じで、どこも過保護であるはずがありません。
さて、藤浪の場合、四球よりも死球が問題であり、それも右打者に限ってとなれば、それなりに克服練習方法があると思うのですが・・・投手コーチの親身な対応が必要ですが、まわりの人は、あまり騒がないことです。
彼がイップスでないことを願い、たとえそうあっても、どのように克服するか、見守りたいと思います。