8月29日の対広島戦が終了した時点で99試合、消化し、4月以来首位を続けていたトラは、一挙に3位に転落しました。
プロ野球では、引分数は試合数に計算されません。
勝ち数から負け数を引いた貯金はトラが14、巨人は13、ヤクルトの12を上回るが順位は、勝率によって決まるため、トラが3位となるのです。
だからといって、引分を奨励するものではありませんが、要は負け数を少なくするということが大事になるのは、当たり前なのではないでしょうか・・・
それより、負け数が増えてきており、またその内容が悪く、トラの勝率が悪くなり、順位が落ちてきている状態を首脳陣は修正してきたのでしょうか・・・
開幕以来、今までうまく行き過ぎたようです。
4月以来、月を重ねるごとに負け数が増えてきましたが、その修正などが出来ていたとは思われないのですが・・・首脳陣の怠慢か、それとも各人の能力が・・・
投手での最大の誤算は、100勝まであと1勝の西勇でしょう。 次の誤算は、藤浪か、先発か救援か
月別の勝敗表
3,4月 29試合 20勝9敗 勝率 0.689
5月 19試合 11勝6敗2引分 0.579
6月 23試合 12勝10敗1引分 0.5217
7月 13試合 5勝8敗 0.3846
8月 15試合 7勝8敗 0.4666
計 99試合 55勝41敗3引分 0.5729
当ブログの6月16日に、”トラ、あかん優勝してしまう”と書いたときは、交流戦が終わり、その交流戦の最後には6連勝した時の記事です。
この時も既に赤信号がでていたのですが・・・・
つまり、5月28日から6月5日までの13試合は、オセロのように勝ち負けが日々入れ替わり、勝ち切れなかったのが、6月8日からの6連勝でそのオセロの悪い状態が見過ごされたのではないでしょうか・・・
打者での誤算は、大山。4番が重荷に・・ 佐藤が打てばチームに活気が
特に最近の広島の3試合の3連敗の試合に問題点が隠されているのではないでしょうか・・・
8月28日の広島戦、勝てない西勇の先発と好機に打てない大山が象徴した負け試合。
8月29日の広島第2戦目、経験の浅いルーキー村上の先発に12安打しながら6得点、その時おまけに四球は6個もあり、残塁11と効率の悪い攻撃陣。
8月30日の広島第3戦目、広島に昨年から8連勝中の秋山の先発、1回2アウト後、小園のフアストゴロをサンズがエラーし、その後鈴木誠也の2ランを打たれ、続いて坂倉にもソロを打たれ、このままズルズルと負けパターンにはいりました。
つまり、エラーがなければとつい愚痴がでてしまいます。
このように好機に打てない、エラーが失点につながる、先発投手が足らない、不調の投手や打者の修正はどのようにしていたのか、残り44試合はその課題をどのように戦うのか矢野監督の手腕が問われます。
後半の采配の誤算?はマルテでしょうか 矢野監督、脱帽するのは早いですよ
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