徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

藤沢周平原作、映画「小川の辺」

2011年07月12日 13時57分54秒 | 映画・社会

藤沢周平原作「闇の穴」が「小川の辺」として映画化され、先日見てきました。
藤沢周平の時代小説は、2002年の「たそがれ清兵衛」から「蝉しぐれ」や「武士の1分」など毎年のように映画化されています。

どの映画も、封建社会での人間性のあり方、義と情の狭間で揺れ動きながら、人としての道に突き進む人間模様の物語です。

その上、僕がこの映画に魅せられるもう一つの理由は、画面にあります。
時には、昔の日本の四季折々の風景は、なにか、見ていてホッとさせられます。

  

今回の物語は、山形県庄内地方をイメージした架空の「海坂藩」が舞台となり、朔之助と新蔵が田鶴たちを探す道中は、日本の原風景が残る自然描写も見どころでした。
しかし、以前の作品と違い、その風景もほとんどが山道であり、少々変化に乏しい感じがしました。

海坂藩士、朔之助(東山紀之)は、藩主より、夫婦で脱藩した佐久間森衛(片岡愛之助)を討つように命令されます。
そこまで色々と紆余曲折があるのですが、兎も角、その命令を実行するために旅にでます。

佐久間は、朔之助の妹 田鶴(菊池凛子)の夫であり、その佐久間を斬るとなれば、妹田鶴が手向かってくることが予想され、朔之助は、その拝命に苦悩します。

その兄妹と幼馴染の新蔵(勝地 涼)が、朔之助に同行しますが、その新蔵は、昔から田鶴に恋心を抱いていました。

道中、田鶴と出会った時、どのように対処するのか、心が決まらない朔之助に新蔵は、佐久間と田鶴が脱藩した理由を尋ねます。

藩主とその側近の侍医が主導していた農政改革について上申書を提出し、藩主の不興を買いました。
処分も覚悟の断行であったのですが、最終処分が下される前に夫婦で姿を消してしまったのです。

子供の頃、朔之助、田鶴、新蔵の3人で小川で遊んだ思い出を思い出しながら道中を進み、潜伏先と思われる千葉・行徳にたどり着きます。

 
     ”小川の辺”にある隠れ小屋               朔之助の帰りを待つ両親と妻     


そこで、田鶴を見かけ、後を追ってゆくと、あの故郷と同じような「小川の辺」の小屋で二人は暮らしていました。

田鶴の留守を狙って、朔之助と新蔵は、お互い名乗り合い果たし合いを行います。

この映画、序盤は、いきさつなどで淡々と進み、あまり起伏がなく、変化に乏しく感じたのですが、この最後の果たし合いは、かなり力が入り、一番の見せ場となりました。

打ち果たされた新蔵を見た田鶴は、兄の朔之助に襲い掛かります。
妹を斬ることが出来ず、最後には、新蔵を残して、この場を去ります。

主命を果たしても、残るのは後味の悪さだけでしたが、幼いころから思いを寄せていた二人をその場に残したのは、せめてもの藩に対する非情な扱いに対する抵抗だったに違いありません。

現在であれば、社長に意見を言って、不興を買ったとしても、退職という逃げ道がありますが、封建社会では、その逃げ道はありません。
あるとすれば、それは”死”なのです。


トラ、采配ミスで自滅、能見 孤立無援・・・・

2011年07月10日 17時20分31秒 | 野球・タイガース

接戦の試合では、采配の差が勝負に現れるのではないでしょうか?
今日の試合ほど、残念な負け方はありません。

同じ負けても、”しゅあない”と思うのと、”なんでや”と思う試合があります。

今日の試合は、”なんでや”と思われる節があり、今さら言っても仕方がないことですが、僕自身のうっ憤のはけどころとして、愚痴を言います。

        1  2  3  4  5  6  7  8  9      R   H
    T   0  0  0  0  0  0  0  0  0  =  0   6
    S   0  0  0  0  0  1  0  2  x  =  3   5

トラが負けるパターンは、何時も同じで、試合の流れを無視して、自分で悪い方に流れを変えたいるように思われてなりません。

まず、6回、林に代打が出したところから、”なんでや”が始まりました。

折角、先発で使うのなら、チャンスが来たといって変えるのでは、何のための先発だったのでしょうか。
林のやる気をなくするだけです。
その代打の桧山は、ベンチの奥から出てきて、代打として準備が出来ていたのか疑わしい状態で、選手との一体感が見られません。

負けている状態で能見に代打が出たのは分かるのですが、その代打の新井良太にも充分な作戦を与えたのでしょうか。
ただ出てきて打って来いということでは、采配もなにもありません。
外角攻めのところが分かっていながら、その外角のボール球に手を出し平凡なフアストゴロに倒れては、代打の値打ちがありません。

                  
                   先発オーダー              お手上げ?  能見     
                     6回 被安打3 奪三振10 失点1で敗戦投手とは、??

1点負けている段階で、8回を早く終わらし、9回の攻撃に備えるのが常套なはずです。
2アウトから四球を出した渡辺を引っ込め、川崎を出し、その川崎がまた四球を出すと、また3人目を出す。
3人目の福原が2点タイムリーを打たれ、0対3と大きくリードを奪われます。

1点を惜しんで、2点を献上し、それも3人も投手を使い、長いこと暑い中を待たされた野手はたまったものではありません。

監督としては、点を入れられないように、色々と苦心しているのでしょうが、それが上手くいけば良いのですが、外れると、野手やファンから不平不満が出ます。
ましてや、9回最後の攻撃も、これではリズムが狂い、テンションが上がらないのは当たり前ではないでしょうか?

無駄な継投が多過ぎるのも、試合をおもしろくなくしており、ましてや負ければ、なおさらです。

まだ、おかしいというより、選手の力量が他球団より劣っているのではと思われる節があります。
それは、外野からのホームへの返球です。
今日も、ランナー2塁で、ヒットを打てば、ほぼホームに帰り1点が入る場合が多いのですが、
トラには、あまりないように思われます。
青木の返球にホームで刺されたトラにたいして、6回には青木のライトへのヒットで2塁ランナーは帰り1点を先制されています。

この場合、色々な要因がありますが、まずトラのリードが少ないこと。
外野手の肩が弱いということ。
これらが総合して、結局同じような状況でも1点取れるか、取れないかということになります。

要は、試合運びが下手で、攻めが甘いということです。

能見も可哀そうで、エースと言われながら、何時も援護がなく、力投が報われない状態が続いています。
これでは、9回を全部ゼロに押えなくては勝てないと思わざるを得ません。

今日の試合は、能見の力投を見殺しにし、采配ミスで自滅したといっても過言ではありません。 


トラ、又また 相手に助けられて、快勝!

2011年07月09日 21時59分35秒 | 野球・タイガース

タイムリーヒットで得点したのは2点のみ後は相手のエラー、野選、犠牲フライ、押し出し四球と多岐にわたります。


              1  2  3  4  5  6  7  8  9     R   H   E
        T     0  0  0  2  0  0  1  2  1  =  6   7   0
        S     0  0  0  0  0  0  0  0  0  =  0   4   2

 

4回の2点は、ブラゼルのセカンドゴロエラーでまず先制。
もう1点は、苦しんでいる新井がライトへ2ベースで1打点。

7回は鳥谷のレフトへのタイムーで3点目。

8回の2点は、ブラゼルのデッドボールと新井の四球、浅井のバンドで2,3塁。
藤井のセカンドの野選でまず1点、林のライトフライをライトがホームへ暴投して(犠フライではなく)2点目。

  
   4回 新井のタイムリー2ベース          今日のヒーローインタビューを受ける
                                  メッセンジャー

ヤクルトの2つのエラーを全部得点に結び付けました。

7安打で6得点という効率よい得点を挙げ、守っては、メッセンジャーが6回を80球で2被安打、3奪三振、2与死四球で7回は榎田、8回小林宏、9回渡辺で完封リレーを完成しました。

本日の一番の収穫は、新井のタイムリー2ベースが出たことです。
9回にもサード内野安打し、2安打し、幾分力が抜けてくるのではないでしょうか?



 


ベルギー、”ナミュールとデュルビュイ”⑯

2011年07月08日 12時46分11秒 | オランダ・ベルギー旅行

旅行8日目
今回の旅行の見学する日は、この日で最後となります。
9日目はブリュッセル国際空港から帰国の途につきます。 ブリュッセル国際空港からアムステルダムのスキポール空港を経て、10日目の朝に関西国際空港に着く予定となります。

さて、この日はブリュッセルから62Km離れた「ナミュール」へ向かいました。

ナミュールは、古代ローマ人も定住し、中世初期には、2本の川が交わる場所に、町を見下した岩の上に城が築かれてから有名になりました。
1640年代はスペイン領、1692年にはルイ14世によってフランス領となり、1709年にはオランダ領となるも、実質町を支配したのは、オーストリアのハプスブルグ家でした。

 

 

その後も領主や国が転々とし、第1次世界大戦にはドイツの侵攻を受け、占領され、第2次大戦でも甚大な被害を受け、今では、軍事面でも経済面でも重要な町となっています。

ナミュールを離れ、モダーブ城に行きました。
ベルギーには、多くのお城が残っているようです。
ドイツやフランスのお城に負けず劣らず、立派なお城が多くあるそうです。

 

  

現在のお城には色々あり、レストランや結婚式場を行っているお城、持ち主が住んでいるお城や公開されて、中の調度品などを見学させているお城などがあります。

このモダーブ城は、内部の調度品や装飾品などが見学出来、当時の貴族の生活を垣間見ることが出来ます。
お城の一部は13世紀のもので、現存のお城は、1652年に再建されたものだそうです。

このモダーブ城から25Kmと比較的近いところに、世界で一番小さな町という「テルビュイ」を訪れました。
人口は、500人程度ですが、中には教会やレストラン、ホテル、お土産屋さんもあり、郊外の静かな町という感じです。

 昔は、このような街があちこちにあり、無くなった街もあり、統合されてゆく街もあります。
この様は、世界中同じですが、このようにこじんまりとして昔の面影を残しているのは少ないようです。

これで、オランダとベルギーの2カ国の旅行は終わります。
この2カ国とも、昔のままの姿を出来るだけ現在に残そうとしています。
どこの広場にも、建物にも、国旗が掲げられて、その国とその歴史に誇りを持っているように見受けました。

また、機会があれば、両国の違いや国情について感じたまま、述べて行きたいと思います。


トラ、タイムリーヒットなしで3得点 岩田、好投。

2011年07月07日 22時28分57秒 | 野球・タイガース

          

今日は、たなばた様で、どうやら連敗しているトラの願いを叶えてくれたようです。

例によって、疲れる試合でした。
でも、今日は、岩田と吉見の投げ合いで、目が離せない投手戦でした。

 
 真弓監督としては、思いきってオーダーをいじってきました。
 ただ、なお まだ金本がいるのか、この3連戦、安打も打点もないのが金本だけです。
 ここも、真弓監督は、いじって欲しかったのですが・・・・・

延長10回には、勝負を決められるチャンスがあったのですが・・・・・
関本のセンターへ抜けるかというあたりが、吉見の出したグラブにすっぽりと入りチャンスが消えました。
ここで得点して勝てば磐田の力投が報われたのですが・・・・

 
  11回、先頭打者で鳥谷の2ベース       11回、マートンのライト前、得点のきっかけ

岩瀬に代わって、11回、トラの攻撃は、先頭打者鳥谷が、2ベースを放ち、マートンのライト前で1,3塁と思った時、外野からのボールをキャッチャー小田が後ろにそらし、あれほど欲しかった1点が相手のエラーで入りました。

後も、ブラゼルのセンターへ抜ける当たりで1,3塁とすると、新井のピッチヤーゴロを岩瀬が暴投して2点目、浅井のセカンドゴロのゲッツー崩れで3点目。

珍しく、タイムリーヒットがなく3点を奪取し、逃げ切りで勝利しました。

岩田は、小気味良い投球で、ドラゴンズキラーの本領発揮でした・・・・
ヒーローインタビューで鳥谷が、岩田に勝たせたかった、と言ったのが印象的でした。
3回のチャンスで鳥谷は三振しており、最後に遅らればせながら、勝利のきっかけの長打を放ちましたが・・・・・

ナゴヤの呪いもこれで解けることを願っています。
鬼門などと意識のしすぎかも知れませんが、これは選手だけではなく、ファンもマスコミの思いすごしがあるようです。

ともかく、嫌な負け方をした2試合を忘れさせる好投をした岩田は、今日のヒーローの一人に加えたいと思います。

 ちなみに、勝利投手は、10回を投げた藤川 2勝17S  
       セーブは11回を投げた榎田 2勝2敗1S


トラ、一発で撃沈、鬼門復活??

2011年07月06日 21時44分43秒 | 野球・タイガース

毎年の事ながら、中日戦は、見ていて疲れます。
打撃戦でもなく、白熱した投手でもなく、なにかいつの間にか負けてしまっているという状態です。

今日も、6回に3点目を入れた時には、トラのペースと思われたのですが、6回に満塁弾を打たれると、もう敗戦のムードが漂ってきます。


苦手意識が頭が持ち上げ、後は無抵抗状態で負けてしまいます。
なにか、呪文にかかっているかのように、相手ペースに引き込まれてしまっています。

それも相手のエラーで加点しながら、それを生かすことが出来なかったトラの勝負運が弱いということの証明のようです。

           1  2  3  4  5  6  7  8  9    R   H   E
        T  0  0  0  0  1  2   0  0  0 =  3   7  0
        D  0  0  0  0  0  5  0  0  X =  5   8  2

先発の鶴は、今季2回目の先発ですが、前回は、5回2失点でも援護がなく、負け投手になっています。
今日は、是非とも勝たせてやりたいと思っていたのですが・・・
本人もそれを意識してか、感情を表に出し、1球1球大事に投げていたように思ったのですが・・・
それが、5回、3点リードすると、勝ち投手を意識したのか、6回、突然コントロールが乱れ、今までの意気込みが力みに変わってしまいました。

特に先頭の大島にヒットを打たれると、明らかに動揺しているのが分かりました。
続いて岩崎にも続いた時、変え時と思われたのですが・・・・・

森野、和田と連続四球で1点を入れられ、まだノーアウト満塁。
ここで福原に代わりますが、その福原が小池に満塁弾を打たれます。

中日のチャンスは3回とこの6回のみで、その6回を上手く生かした中日の底力には、驚きます。
昨日も今日も、荒木、井端を先発から外し、大島、岩崎の1,2番が、実にうまく機能していました。

昨日の中日のヒーロー、代打の小田は、今日は先発でマスクをかぶりました。
今日は目だった働きはなかったのですが、さぞかし、小田は、意気に感じたことでしょう。

 


トラ、一転打線が沈黙、サヨナラ負け・・・

2011年07月05日 21時46分24秒 | 野球・タイガース

同一カード3連勝した勢いが影をひそめ、6安打散発でゼロ行進。
今季、まだ出来ない4連勝は、またもお預けとなりました。

スタンリッジは、好調を維持していたのですが、如何せん点が取れなくては勝てません。

           

一方、中日のピッチャーは岩田。
今季3試合先発で3敗のピッチャー。
5回も持たなく、防御率6.75のピッチャーに7回まで点が取れません。

相手を甘く見たのか、何時でも打てると思ったのか、早打ちが目立ち、ヒットが続きません。

特に8回、浅尾に変わりチャンスが訪れますが、ノーアウトで代打林のヒットを生かせません。
マートンのゲッツー崩れ、平野はヒットで続くのですが、鳥谷の初球打ち損ないのセカンドフライ、新井のピッチャーゴロで、先制出来ず、これが負けの最大の原因でしょうか。

       
      今日の先発                   援護がなかったスタンリッジ

負けたから、言うのではないのですが、前回ヒーローになった選手を外すというオーダーを組み、結局負けて、なんで??ということが多いようです。

今日も、先日、3安打したヒーロを先発から外し、金本を出しましたが、金本の前後がヒットを2本づつ打っているのに、金本は凡退で、打線が乗っていけません。

勿論、ピッチャーが右ということもあるのでしょうが、また、打率も身長にも達しない浅井なのですが、ヒーロになってもそのモチベーションが上がらず、やりがいが無くなるのではないでしょうか?

結局、スタンリッジは7回を118球、6被安打、5奪三振、1与四球で、8回に榎田、そして9回、サヨナラ負け投手になったのが、小林宏。
初球、小池にレフト前に打たれ、水田のバンドでセカンドへ、代打小田がレフト線ギリギリに入る2ベースを打たれ、サヨナラ負け。

これが、ナゴヤで後の2試合がどうなるか、2位に肉薄出来るかどうかがかかっているのですが・・・

 


トラ、先発全員安打の10得点、能見4勝目

2011年07月03日 21時27分32秒 | 野球・タイガース

今日の試合は、1回で勝負が付きました。

1回裏、マートンは三振に倒れたものの、平野以下7連打で6得点のビッグイニングは、圧巻でした。

今日の先発は、7番レフトに浅井が入り、その他は、9番ピッチャー能見以外、昨日と同じ布陣でした。

   

 
  今日のヒーローは、トラが誇る男前二人でした。 どちらもアップがききます・・・・
  二人とも、3安打しました。  

その後、2回から5回までは、1安打だけだったのが、6回に再び爆発してビッグイニングとしました
その6回は、ブラゼルのデッドボールから始まり、下位打線が奮起し、浅井、藤井、能見と3連打でまず1点、1,3塁にランナーを残し、この試合まだヒットのなかったマートンがレフトスタンドに飛び込む6号3ランで、4点を加点し、合計10得点。

 能見は、8回、3三振の森本に粘られ、三遊間を抜かれ、金城にもヒットを打たれ、投球数が124球となったためなのか、8回に代打を送られ、完投、完封は出来ませんでしたが、1回の大量点にも拘わらず、力まず、淡々と投げ、8回をゼロ封出来たことは、さすがでした。

結局、能見は、8回 124球、7被安打、9奪三振でやっと4勝目をあげました

今まで、能見は良く投げていたのですが、勝ち星に恵まれず、今日も少々心配していました。
これで、この夏場も、勝ち続けてくれることと確信しています。

これで、3連勝し、横浜を3タテ、5月6,7,8日と横浜で3連敗をした”かたき”をとりました。

明後日から、ナゴヤに乗り込むのですが、この調子を崩さなければ、中日であろうとヤクルトであろうと、少なくとも勝ち越して、オールスターまでに勝率を五分にして欲しいものです。


トラ、ハマに連勝、追いすがるハマをつき放す。

2011年07月02日 22時03分10秒 | 野球・タイガース

 
     今日のヒーロ 新井と藤井

 

初回に、新井の7号2ランで先制し、2回は藤井の1号ソロで加点し、昨日の好調さがそのままに現れるのを期待させられる幸先よい出だしでした。

しかし、先発のメッセンジャーは、1,2回は無難なく押えたのですが、3回に鳥谷の今季初エラーでランナーを出し、横浜の先発の須田が送り、2アウトから森本にセンターへはじかれ、1点を失います。

4回には、スレッジのサンターへのホームランで1点差に詰め寄られます。

その裏、金本のショートゴロでゲッツーに出来ず、ランナーを3塁に置いて、藤井のスクイズで1点を入れ、つき放しにかかります。

  
    1回 新井 7号2ラン                  2回 藤井  1号ソロ   

5回も、横浜の守備の悪さが出て、ヒットのマートンを置いて、鳥谷の3ベースを間に合わないサードに投げ、それが暴投となり、鳥谷は難なくホームを踏みます。
これで、6対3と、トラがリード。

6回に福原、7回に榎田、8回に小林宏と勝利に近づく継投となります。
小林から横浜の当たりは、鋭く、マートンや平野の好捕に助けられ、なんとか藤川に繋ぎます。

その藤川が打たれます。
2アウト1,3塁から金城が、あわやホームランというあたりをライトのヘンスに当て6対4と迫られます。
最後はセカンドフライでゲームセットとなりますが、最後はヒヤヒヤものでした。

これで、借金が4となり、明日も勝って、横浜を3タテし、勢いに乗って、まず、借金完済をして欲しいものです。

 

 


トラ、今季最多安打でハマを圧倒、

2011年07月01日 21時46分00秒 | 野球・タイガース

投げては岩田が8回まで、内野ゴロで1点を入れられたものの、1安打ピッチング。
3,5,6,7回と先頭打者を出すものの、後をきっちり締めました。

 

ピンチと言えば、3回、先頭の渡辺に2ベースを打たれ、四球と死球でノーアウト満塁でしたが、石川以下2三振とピッチャーゴロに押えたのが、その後のピッチングに自信を持ったのではないでしょうか?

 
   5回 終了時 花火が打ち上げられました。 あたかも、今日のトラの打線のように ”爆発”

打線も活発だったのですが、今日のヒーローは岩田でした。

その打線は、17安打10得点をあげ、今季最多安打でした。
二桁得点も今季2回目でした。

 
 3回、新井の6号ソロ 5月24日以来の一発  鳥谷、大暴れ 4安打 1回に好守備も見事


マートンの3安打2打点。
鳥谷の4安打1打点1盗塁。
新井の24試合ぶりの6号ソロ。
金本の420本の2塁打を放ち、張本と並んだそうです。ちなみに球界5位です。
上本のプロ初ホームラン 等々・・・・
先発 藤井を除く全員安打を放つ。

これで投打とも波に乗って、そして、7月の最初の試合を快勝したことにより、7月反攻ののろしとして、今後、益々おもしろくなってきました。

これで借金は5になり、明日、明後日 甲子園で連勝して対横浜の対戦成績をタイに・・・・・
まだ、記録がありました。
今日の勝利で、タイガースはリーグ発足以来ちょうど4000勝になりましたそうな。