日々の出来事 8月2日 ビートたけし原付事故
今日は、ビートたけしが原付バイクの事故を起こした日です。(1994年8月2日)
1994年8月2日午前1時40分、細川ふみえの家に急いでいた北野武は、東京都新宿区内の都道で原付バイクを運転中、カーブで転倒、全治2ヶ月の重傷を負いました。
この時、北野武は事故前に飲酒しており、酒気帯び運転で書類送検され起訴猶予になりました。
反則点数は7点、免許停止30日となっております。
退院時、北野武は顔面が半分麻痺した状態で記者会見を行い日本中に波紋を呼びました。
ビートたけし原付事故現場
☆今日の壺々話
顔面麻痺のネタ合わせ
「 やあ、お久し振りです。」
「 おっ、新しいネタ考えたんだ。」
「 どういうものですか?」
「 顔面麻痺が治らなかったら、芸名を顔面マヒナスターズにします!
これ、どうかなァ~?
「 う~ん、いいかもぉ~。」
「 じゃ、これは?
頭にボルトが入っていて飛行機の金属探知機に引っかかる!」
「 おもしろいなァ。
そうだ、そのネタで、2人で漫才をしましょうよ。」
「 そうすっか!」
「 早く、こちらへ来てくださいよ。」
「 う~ん、そちらなぁ・・・・。」
ビートたけしは生死の境を彷徨っていた時、夢の中に平成教育委員会の逸見政孝が何回も出て来たと言います。
退院後のインタビューで、“あれは、まだ俺が死んじゃいけないって逸見さんが言いに来てくれたんだろうな”と、ビートたけしは答えました。
原付バイク
スーパーカブはオイルが全部漏れてなくなってても問題なく走ってたという伝説があるぞ。
ネットか雑誌か忘れたが、カブ乗りの人が「最近調子悪いからオイル交換しよう」ってドレンボルト開けたら何も出てこなかった、つまり、オイル無しで走ってたってのは知ってる。
あと、ホンダの中の人が「スーパーカブってエンジンオイルの代わりにサラダ油入れても走るんですか?」って聞かれて、「メーカーとしての答えでは無いですが、個人的な考えてとしては、走ると思います」
って言ったってのも。
エンジン各部のクリアランスが広いから云々って話だったと思う。
サラダオイル自体は優秀だよ。
ただし、耐熱性(耐久性)が皆無なんで一瞬で劣化してシャバシャバになるから、入れて走った後にエンジン内の洗浄が必要になる。
カブは燃費どのくらいなんだ?俺のTODAYは約40キロ走った。
計り間違いか!?
まあ計り間違いかと。
郵便カブに乗ってた時は20km/lいかなかった。
手紙が重たくて、しかも常にストップ&ゴーの繰り返しだったから当然か。
いつかプライベートでまったり乗ってみたいNo.1の車種である。
そういえば配達が雨の時って、よくハガキ濡れないな?
昔は濡れてた。
今はハガキも市販の封筒もシリコンが弱く練りこまれてる。
元々は紙表面を平滑にする技術の産物なのだが。
あと郵便は軽自動車に変更になりつつあるしな。
黄色いナンバーの免許の取得がコストなのと、雨の日自体は事故はマクロでは少ないが郵便バイク自体は確立が上がる事。
バイクに比べて軽は沢山荷物が積めて、かつ大事な荷物が盗まれにくい事。
あと意外なのは郵便バイクはストップ&ゴーなので燃費が悪く軽自動車の方が配達員の人数も減らせるし、軽が5~6年前にリッター20kmとかなった時に買い替えが進んだんだそうだ。
うちの管内の郵便バイクは90cc110ccカブが50ccのスクーターに置き換わった。
50cc郵便カブは現役だがBOXが重そう。
郵便スクーターって今あるのか?
カブは左手をフリーに使えるから仕事が捗るんだけどな~。
スクーターの右ブレーキだけだとちょっと怖そう。
バイク
友人の話だけど、そいつが独身の時から大事に大事に乗ってきたCB400。
毎週毎週洗車して、毎週毎週ツーリングにでかけて、と廃人のようにバイクに跨ってきた。
そんな友人も結婚し、子供も生まれ嫁さんに「もうバイクはいいんじゃないの?」と言われ、マジで半泣きになりながら手放すのを渋っていた友人。
大型二輪の免許も持ち、なぜ400にこだわるのかは不思議だったけどw。
そんな彼らを3月11日、大地震が襲った。
その日たまたま休みで家で家族と過ごしていた友人。
直観的に「これは不味い」と感じたらしくすぐに身支度。
車はあったが「渋滞で詰まる可能性がある」とバイクに3ケツという荒技をして、山の方に駆け上がったらしい。
その後大津波で家は流され会社は流され車は流されと大惨事だったが、彼は「こいつ(CB400)のおかげで家族三人生き延びたわ」と笑っていた。
地理的にも車だと渋滞にひっかかって間に合わなかった可能性があったらしい。
震災後生活に困り故郷に帰ってきてから、嫁さんの態度がコロっと変わりバイクを容認してくれるようになったという話。
バイク事故
俺は横浜の大学に通ってたんだ。
趣味のバイクのローンを返済する為、ビデオ屋でバイトをしてた。
バイトは時給の良い深夜に入ることが多かったんだが、結構暇な店で楽な仕事だった。
ただ、店の場所が結構ヤバメの場所ということもあり、バイトの日は毎日のようにヤーサンの事務所に配達をさせられていた…。
そのヤーサンは店長の知り合いで、断れなく行くのはいつも俺の役目だった。
でも、俺が選んで持っていくビデオはそのヤーサンのツボにはまるらしく、
「 ○○(←俺の名前)が持って来るビデオは、いつもおもしれ~なぁ。」
とか、
「 ○○が、いつも持って来いよ。」
とか言ってくれて、チップを貰ったりして結構可愛がってもらっていた。
そんな日が一年くらい続いたある日…。
いつものように店に電話があって、
「おう!○○か??今日も3本ばかりおもしれいやつ持って来いや!!」
と…。
バイトに入った日はほとんど毎日のことなので、いつものように新作から面白いのを選んで、店の前に止まっているローン残額たっぷりwのバイクで配達に行くことにした。
5分くらい走って、あと少しで組の事務所という時、急に左側のコンビニに止まっていた車がウインカーも付けずにいきなりUターンしてきた。
急ブレーキを掛けたが、間に合わずにその車のどてっぱらにぶつかってしまった。
バイクは倒れてカウルは割れ、タンクには大きな凹みが出来てしまった…。
ヘルメットにも傷が付き、“あぁ、やっちまった…orz”と泣きたくなっていると…。
「 ふざけんなよ!!
オマエなにやってんだよ!!!!!!!」
「 コラ!
どこ見て運転してんだよ??????
ああ?!!!」
という罵声が…。
俺はてっきり謝ってくるのかと思ってたから、?と思って見ると…。
当時でいうチーマーみたいな2組のカップルが車から出てきて、散々怒鳴り散らした後、
「 あーあ…オマエやっちゃったね。
この車いくらするか知ってる?」
「 これはドア交換だわ。
50万はかかるかなぁ。」
とか言ってきた。
俺は“だってソッチが急に…”と言いかけたけど、男2人は腕にタトゥーが入ってって、結構やばそうな感じだったので、最後まで言えずに黙ってしまった。
金髪の女2人は俺を見てニヤニヤ笑って電話をしていた。
でもさすがに悪いのは相手だと思ったんで、
「 そんな運転席まで真っ黒なスモーク張ってたら、見えるものも見えないんじゃ…。」
と言い終わる前に、胸ぐらをつかまれて、
「 ああ???
悪いのはお前だろ??」
「 コイツむかつくな。
さらってやっちまおうぜ!!」
とか言われて、俺は“もうオワタ…”と思ってた。
すぐに帰れそうになかったので、店に電話して店長に、事故にあってすぐ帰れないことを伝えた。
その後、俺は相手の言われるがままになっていた。
そしたらしばらくして、向こうから男が2人歩いてきて、
「 おう オマエら何やってんだ?」
と…。
俺はてっきり女が電話で仲間を呼んだんだと思って、恐る恐る見てみると…。
その2人は 俺がこれから配達に行く事務所の2人だったw。
その2人を見たチーマーは明らかに動揺している様子だった。
その理由は、2人ともスキンヘッド&ランニング&短パンに雪駄w。
その露出の多い格好を際立たせているのは、首の根元から足のくるぶしまでびっしりと入った刺青ww。
チーマーのタトゥーがシールに見えるくらいそれはもう見事なもんだった。
ヤーサンの2人は、
「 あんまり遅いからよ。
店に文句の電話をしたら、店長が“○○が事故にあった”っていうから、様子を見に来てやったんだ。」
と。
車の2人は、このヤーサンが俺の知っている人だと分かり、狼狽している様子だった。
「 おう、何があったか言ってみろ。」
と言われたので、俺は事故の様子や修理代を50万要求されていることなどを、ありのままに話した。
そしたら、
「 ハァ?50万??」
とヤーサン。
「 いや、あの…それは…。」
とチーマー。
俺はヤーサンの“それは高すぎだろ?”とか“悪いのはお前らの車の方だから自分で直せ”とかいう言葉を期待してた…。
そしたら、
「 ○○チャン、それは払わんといかんなぁ。」
と予想外の冷たいお言葉。
しかしこの後、やっぱりヤーサンは怖いということを俺は心底思い知った。
ヤーサンA「 このドア換えるから50万かかるんだよな?」
チーマー「 …あ…はぃ…でも板金で…。」 (と言いかける)
ヤーサンA 「だったらこのドアはどうなってもいいよな?」
チーマー「 ・・・。」
ヤーサンA「 おい!」 (とヤーサンBに目で合図)
ヤーサンB「 へい!!」
ヤーサンBはその凹んだドアを猛烈な勢いで蹴り始めたww。
雪駄で“そんなに蹴ったら足大丈夫か?”って言う位に蹴り続けた。
ドアはボコボコに凹み、元々の凹みは既に分からなくなり、ドアの塗装はボロボロと剥がれている。
その間チーマーは泣きそうになりながら“すみません、すみません”と言っていた。
俺は自分にされたことも忘れ、すこし可哀相に思ってしまった。
そんな俺の思いをよそに、更にヤーサンの恐ろしさは加速する。
ヤーサンA「 あとで50万渡すから、ちゃんとドア直せよ。」
チーマー「 ・・・。」
ヤーサンA「 ところで、車の修理代はこっちが持つけど、バイクの修理代はオマエが持つんだよな?」
チーマー「 …えっ??」
ヤーサンA「 あん?だってオマエそうだろ?お互いに壊したものを弁償すれば解決じゃねーか。」
ヤーサンA「 ○○よ このバイクいくらだった?」
俺「 中古で30万位でした…。」
ヤーサンA 「 うーん…、あっちも凹んだドアを新品にすることだし…。
同じようにバイクも新品にしてもらったらどうだ?」
俺「 えっ?」
ヤーサンA「 バイクはな、見えないところが壊れてたりすると、あぶねーぞ。
遠慮しないで新品にしてもらえ。
新車でいくらだこのバイク?」
俺「 多分60万位だと思います…。」
ヤーサンA「 そっか、じゃあ、消費税乗せて70万くらいだな?」
俺「 ・・・。」
ヤーサンA「 ヘルメットは?」
俺「 多分3万くらいだと思います…。」
ヤーサンA「 そっか、じゃあ、消費税乗せて5万くらいだな?」
俺「 ・・・。」
ヤーサンA「 全部で75万と…。」
ヤーサンA「 仲介手数料が…25万で…。」
俺・チーマー「 え??」
ヤーサンA「 お、ちょうどきりがいいな、ぴったり100万だ。」
ヤーサンA「 さっきの50万とプラスマイナスして…、オマエの払いは50万だな?」
俺はただただ呆然として、そのやり取りを見ていた。
ヤーサンAが、
「 ○○よ オマエ怪我はしてないんだろ?
だったら早く店に帰ってやんな。
店長心配してるぞ。
後は任せておけ。」
と言われて、先に帰ることにした。
礼を言うべきなのかどうか迷ったが、一応“ありがとうございました”と言って、その日のビデオを渡して、その場を離れることにした。
倒れていたバイクを起こし、メットをかぶる前にヤーサンBの、
「 おら、オマエら全員免許証だせ、コラ!」
と言っているのが聞こえた。
後日、店長が“△△さん(ヤーサンA)から預かってきた”と言って封筒を渡された。
中には5万入っていた。
なぜ5万なのか分からなかったが、よく考えてみると “30万(俺が初めに言ったバイクの金額)−25万(仲介手数料)=5万”ということなんだろうと思い、“やっぱりヤーサンは怖いw”と思った。
ウンコバイク
TOTOの「バイオ燃料で走行するバイク」が「ウンチで動くバイクだ」と海外で話題になりました。
バイオガスという言葉をご存じだろうか。
生物の排泄物やゴミ、エネルギー作物などから生成されるバイオ燃料の一種で、非枯渇性の 再生可能資源として近年注目されている。
トイレ国内1位のシェアを誇る衛生陶器メーカーTOTOが、バイオガスを燃料に走行するバイク、「トイレバイク・ネオ2号」を開発した。
トイレに関わる不要なものをエネルギーに換えるというという考えのもと、人と会話するトイレをコンセプトとし、音声機能、音楽再生機能、 LEDメッセージ照明など多くの機能を備えたバイクである。
これに対し海外メディアが、「日本がなんとウンチで動くバイクを作った。しかも話す。これはクレイジー!」と報道した。
「トイレが話すとは、すごいアイデア。ライダーが便秘で燃料切れが心配な時に、トイレが慰めてくれる……とはいかないが、運勢や天気予報は教えてくれたりする。」との記事が掲載された。
バイオガスではなく排泄物で動くバイクという報道も、仕方のないことかも知れない。
何せトイレバイクはその名の通り、シートが便座に なっているのだ。
ネオ2号は2011年10月6日から、環境負荷低減の取り組みをアピールする長距離走行を開始する。
福岡県北九州市にあるTOTOの 小倉工場を出発し、国東半島の黒津崎海岸にある奇岩「おしり岩」に参詣して、千キロ以上走って東京を目指すそうだ。
ライダーの 排泄物ではなく、別途準備されたバイオガスを燃料にするという。
というわけでネオ2号を見かけた方は、温かい声援をかけてあげて欲しい。
ウンチの寄付は不要である。
バイク
ふと思い出した二年ほど前、俺がコンビニから出ると俺のバイク(ハーレーのファットボーイ)にDQNなガキが張り付いて眺め回してた。
「 なにしてんだ?」
って言ったら、
「 あ、スイマセン、バイク興味あるんで・・。」
って言ってきたから、リヤシートに乗せて山道を走ってやった。
凄く喜んでた。
見た目は金髪でアレだけど、中身は純粋なイイ奴だった。
山の頂上付近に置いて帰ってきたけど、今アイツはどうしてるんだろう?
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