日々の出来事 8月19日 新宿西口バス
今日は、新宿西口バス放火事件があった日です。(1980年8月19日)
1980年8月19日午後9時、新宿駅西口バスターミナル20番線で、京王帝都電鉄の運行する中野車庫行きバスが、発車待ちのため停車していました。
このバスの車内に、後部ドアから乗り込んできた男が、火のついた新聞紙とガソリンの入ったバケツを投げ込みました。
火は瞬く間に車内に燃え広がり、死者6人、重軽傷者14人を出す大惨事となりました。
逮捕された犯人の動機は、駅前広場に通じる階段で酒を飲んでいたところ、ここから出て行けと言われてカッとなっての犯行でした。
この事件を起こした犯人は無期懲役になりましたが、良心の呵責に苛まれ1997年10月に千葉刑務所内で自殺しました。
この事件の被害者である杉原美津子は、“生きてみたい、もう一度”という手記を出版しています。
この手記は、ベストセラーとなり映画化もされました。
また、杉原美津子の兄はカメラマンで、当日、放火された現場を偶然通りがかり、炎が燃え広がるバスを撮影し、この写真は翌日の新聞にスクープとして報道されました。
でも、実の妹がその事件で重傷を負ったことを知るに至り、ショックでカメラマンを辞職しています。
新宿駅バス停
☆今日の壺々話
バス停
つい先日の事で、バス停でバスを待っていたら一台の車が停まって、窓が開き「駅に行くんですか?駅に行くなら送ってあげますよ!」という男性が現れ、悪い人でも無さそうだし急いでいた事もあり「あ、ありがとうございます!」と私と後ろの2人が車に乗りました。
なんていい人なんだと感動していたら、私の横に座った二人と運転の男性がやけにフレンドリー。
「いやぁ、助かったよ」とか「久しぶりだねー」とか。
そう、彼は私に対して言ったわけではなく、後ろの2人の“知り合い”に声を掛けていたのです。
車の中は“ところでこの方は誰?”という雰囲気に満たされ、もう死にたい気持ちでいっぱいでした。
路線バス
Aさんという始末書件数がトップな運転手がいるんだが、そのAさんが運転する路線では、いつも決まった時間帯に盲導犬を連れたおばさんが乗って来る。
おばさんはいつも笑顔で「おはようございます」等と運転手に挨拶したりするいい人。
盲導犬もちゃんとした盲導犬なので吠えたり暴れたりせず、おとなしい。
ある日、いつもの様にそのおばさんが乗ってきて、いつもの様に席に座るが、バスが発車してからすぐに偉そうなクソオヤジが運転席の方まで来て、
「 ○○電鉄はぁ~、いつから車内にペットの持ち込みがよくなったのかね?」
と、おばさんに聞こえよがしに言い放った。
Aさんはそれを聞いて、
「 ペット?
ペットなんて、どこにもおりませんが?」
とすまし顔。
するとクソオヤジは激昴した。
「 ここに犬がいるじゃないか!
ペットだろこれは!」
「 あぁ、その犬はこの方の目ですから…。」
この時点で車内は“運転手グッジョブ!”な雰囲気に包まれてると予想できるが、クソオヤジはひっこみがつかないのか、
「 それは屁理屈だ!
俺は犬のニオイが嫌いなんだ!
ごちゃごちゃ言ってないで、早くこいつらを降ろせ!」
と言った。
この場合、通常ならなんとかなだめすかしてクレームがこないように計らうのが運転手の間での常道。
だがそこは始末書件数トップのAさん。
やおらバスをそこらの路肩に停車させると、
「 …あぁ、金はいらねぇから、テメェが降りろ。
少し行けば次の停留所だ。
あと30分もすれば 次のバス来っからよ!
それに乗れ!」
と言ってクソオヤジを叩きだした。
当然その日のうちにそのクソオヤジからクレーム電話。
形式上、Aさんは始末書を書かなければならずAさんの始末書件数がまた増えた。
…が、上司や同僚も含め、会社内ではこの件についてAさんを咎める者は一人もいなかった。
遠足
バスの座席図
(行)
遊嬉喜嬉話
遊遊 食話
話話 黙景
景黙 話話
吐話 話話
寝黙 黙黙
案 先
運
(帰)
寝黙寝寝景
寝黙 寝寝
寝寝 黙景
景寝 黙寝
寝寝 話話
寝黙 寝黙
案 寝
酒
中学校の遠足でディズニーランドに行きました。
友人とミッキー型の風船を買って、帰りのバスに乗り込もうとしたら、先生に「おまえら!何の為の遠足だと思ってるんだ!」と怒られ、風船の空気を抜かれました。
行き先ディズニーランドで、一体何の為の遠足だったのか、いまだに解かりません。
バス
ある日、選挙運動のために政治家を大勢乗せたバスが田舎道を走っていました。
バスの運転手は眺めに気を取られて運転を誤り、バスは溝に転落しました。
近くに住んでいる農夫がひどい衝突音を聞いて駆け付け、残骸を見つけました。
そして、政治家を見つけると、すっかり地面に埋めてしまいました。
翌日、警官が農家にやって来て、質問しました。
「 それで、政治家全員を埋めたわけですか?」
「 そうだよ。」
「 みんな死んでいたんですか?」
農夫は、うんうんと頷きながら答えました。
「 ああ、そうだよ。
まだ生きてると言ってたのもいたけど、政治家ってのは、ひどいウソツキだからな。」
バス停
ある家族が妻の実家に遊びに行くために田舎までのバスに乗っていました。
山のふもとあたりまできたときに、子供が「おなかへった」とだだをこね始めたので、仕方なく途中のバス停で降りて、近くの定食屋で食事をすることにしました。
食事が終わり定食屋に設置されているテレビをふと見ると、さっきまで家族が乗っていたバスが落石事故で乗員全員死亡というニュースが流れていました。
そのニュースを見た妻は、「あのバスを降りなければよかった…」と呟きました。
それを聞いた夫は、「何を馬鹿なことを言っているんだ!」 と怒鳴りましたが、すぐに「あぁ、なるほど、確かに降りなければよかった…」と妻の意図に気付きました。
緊急停止
大雨でバスが緊急停止したバスの中。
30分くらいで規制が解けて再発進したんだけど、2m先も見えないくらいの雨で、バスには運転手さん・私・中年夫婦の4人だけだった。
ご主人「 動きますかね?」
奥さん「 どうかしらね?」
ご主人「 無理に動いて事故に遭うより、雨が治まるまでこのままが良いな。」
奥さん「 ねえあなた。」
ご主人「 ん?(優しい声で)怖いの?」
奥さん「 私を愛してる?」
ご主人「 え?え?何こんなところで。」
奥さん「 好き?」
ご主人「 @lkjゴニョゴニョ。」
奥さん「 あのね、あなたの靴外に干して来ちゃったかも。」
ご主人「 ええっ?」
ご主人の「ええっ?」がマスオさんそっくりで、窓の外を見て必死で笑いを堪えた。
スクールバス
俺、バイク通勤。
朝、いつもの様に信号待ちをしていたら、目の前に幼稚園のスクールバスが止まっていた。
なんとなくスクールバスの上を見たら、日本人の顔立ちではない、ヨーロッパちゃんが、
(゚д゚)ノ
と手を振っている。
バイク乗っていると、対向車線を走っているライダーさんから手を振られることがある。
俺は毎年北海道ツーリングに行く為、手を振られると振り返してしまう癖がついてしまっている。
で、何も考えず反射的に俺は手を振り返したんだ。
そうしたら、ヨーロッパちゃんの顔が、
(*゚∀゚*)
こんな感じであからさまに明るくなった。
信号は赤のまま。
俺は手を振り続けているとヨーロッパちゃんは、笑顔のまま隠れてしまった。
飽きたのかな?と思った瞬間、
ヨーロッパちゃんは仲間を呼び寄せた!
日本ちゃんAがあらわれた!
日本ちゃんBがあらわれた!
日本ちゃんCがあらわれた!
最終的には何人かわからんが、大量の園児が、
(*゚∀゚*)ノシ(*゚∀゚*)ノシ(*゚∀゚*)ノシ(*゚∀゚*)ノシ(*゚∀゚*)ノシ
こんな感じで俺に手を振ってくれた。
俺もかまわず手を振り続ける。
片手も飽きたので両手で手を振る。
それに応じてバス内は興奮の坩堝と化しているのが手に取るようにわかる。
ヘルメットの黒いシールドの下は気持ち悪いくらいに笑顔になっていた。
信号は青になり、バスは発信するがかまわず手を振る園児たちとお別れした。
会社の先輩から聞いたのだが、仮面ライダーの影響でライダーは子供にとって憧れらしい。
海外の血を引く子も同じなのだろうか、ってか現実のライダー代表がこんなオタクで申し訳無い気がする(´Д`;)
その日一日上機嫌で仕事ができた。
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