日々の出来事 8月30日 うーん マンダム 男の世界
今日は、チャールズ・ブロンソンが亡くなった日です。( 2003年8月30日)
チャールズ・ブロンソンは、1921年11月3日、アメリカのペンシルバニア州エーレンフェルドで生まれました。
ブロンソンが10歳の時に炭坑夫の父が死去し、生活は非常に苦しく兄たちと共に炭坑に入り、石炭を1トン掘るごとに1ドルを得ていました。
その後、軍隊生活を経て美術学校に入学、ここで舞台の裏方となり、エキストラも経験し芝居に目覚めて行きます。
そして、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のパサディナ・プレイハウスで本格的に演技を学びました。
1958年の“マシンガンケリー”で主役に抜擢された後、“荒野の七人”(1960年)、“大脱走”(1963年)に出演した時の、男臭い風貌と巧みな演技が人気を呼び、俳優としての地位を確立させました。
日本では、大林宣彦が演出した化粧品マンダムのテレビCMが有名です。
このCMは、海外映画スターのCM起用の先駆けともなったもので、アリゾナの砂丘とハリウッドのスタジオで撮影が行われました。
CMソングの“男の世界”をバックに、ブロンソンは荒野を馬で駆け、カウボーイハットで河の水を汲み頭から浴び、一言、“うーんマンダム”。
このCMがヒットしたことで、倒産の危機にあった丹頂は業績を急回復させ、社名もマンダムに変えました。
この当時は、髭の無いガキまでがアゴをさすりながら、“うーんマンダム”と生意気にも言っていたと言う話です。
男の世界(MANDOM - LOVERS OF THE WORLD Jerry Wallace)
(,, ´∀`)All the world lovers a lover♪
All the girls in every landsom and
To know the joy of loving is to live in the world of Mandom♪(・∀・ )ノ
(,, ´∀`)There's someone who's waiting for you♪
Soon the world will be yours for a toy
The music starts to play♪
Night will turn to day
(,, ´∀`)The darkness disappears♪
When the one you love is near
You're in Mandom♪ (・∀・ )ノ
チャールズ・ブロンソン
参考、ブロンソンのCMは以下のyoutubeにあります。
http://www.youtube.com/watch?v=2Vbt12KazoQ
☆今日の壺々話
化粧品
ある人妻が、発売されたばかりの高価な化粧品一式を購入しました。
それをつければ何歳も若返ると宣伝されていました。
彼女は何時間も鏡の前に座り、その奇跡的な化粧品を顔につけました。
そして化粧をし終わった後、旦那の方を向いて聞きました。
「 ねぇ、あなた。
正直に言ってね。
私、何歳に見える?」
彼は頷きながら彼女をじっと見て、用心深く言いました。
「 う~ん、肌からすれば20だな。
髪の毛からすれば、うむむむむ、18だ。
全体的に見れば、25だな。」
「 オ~、あなたって良い人ね!」
「 まあ、待て。
まだ足してないぞ。」
お姫様
幼稚園児にはありがちな話でたいしたことないけど、お姫様になりたかった。
おもちゃのティアラを頭につけ、ドレス代わりに使ってないタオルケットを体に巻き付け、顔は母親が“もう使わないからおもちゃにしていい”と言ってくれた化粧品でお化粧。
家の中でのお姫様ごっこでその恰好ならまだしも、普通に外出していた。
まぁモノの分別のつかない幼稚園児だし、女の子には多かれ少なかれお姫様願望が有ると思うし、こういう経験をした人がいるんじゃないかと思う。
(゚д゚)/ワタスモヤリマシタ!
しかも「私の名はセロテープ」(横文字の名前カワイイ!)と言い張った。
油性マジックで顔面フルメイクした私が通りますよ。
↑
猛獣ハンター、イモトか?
ブスな女
ちょっと聞いてくれ。
昨日、ブスな女と話したんです。
ブス女。
そしたらなんかめちゃくちゃ好きな人ができたらしいんです。
で、よく見たらなんかほんのり化粧してて、アイラインとか引いてるんです。
もうね、アホかと。
馬鹿かと。
お前な、好きな人ができたぐらいで普段してない化粧なんてしてんじゃねーよ、ブスが。
つくりの問題だよ、つくりの。
なんかリップも引いちゃってるし。
女の子らしくメイクってか。
おめでてーな。
ちょっとは見られる顔になったでしょ、とか言ってるの。
もう見てらんない。
お前な、鏡やるからその化粧落とせと。
ブス女ってのはな、すっぴんでいるべきなんだよ。
席替えで隣になった男子からボロクソ言われてもおかしくない、私は女を捨ててます、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。
ピエヌだのメイベリンだのは、すっこんでろ。
で、やっと話がそれたかと思ったら、はぁ~恋って切ないね、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、お前にはそんなもん必要ねーんだよ。
ブスが。
得意げな顔して何が、恋は切ないね、だ。
お前は本当に恋をしているのかと問いたい。
問い詰めたい。
小1時間問い詰めたい。
お前、恋してるって言いたいだけちゃうんかと。
情報通の俺から言わせてもらえば今、お前のアノ人には、カワイイ恋人がいるんだよ。
残念だったな。
気づかずラブレターでギョク砕。
これがブスのコクり方。
ラブレターってのは顔を合わせることがない。
そん代わりショック少な目。
これ。
で、返事がいつまでも来ないで自動あぼーん。
これ最強。
しかしこれをやるとクラス全員にばれる危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあ、お前みたいなブス女は、早いところオレの気持ちに気付けってこった。
合わせ鏡
小学校5年生の時の話。
夏休み後半、ちょうど今頃。
親同士仲の良い家族数家でで田舎の民宿に行ったのよ。
そん時に他所の家の子供泣かせてしまってこっぴどく怒られた。
「 お前一人だけ、別の部屋で寝なさい!」
そう言われて、反抗期初期の俺、布団を持って離れの小部屋に寝るって言ってやった。
建物丸ごと借りてたんだけど、その離れだけは鍵もかかってて入ることができなかった。
家主曰く、本当に出る、そうだ。
それを俺に伝えて脅す親、もう負けらんないと一晩泊まることにした。
家主は色々と親に念を押していたがそれが俺に伝えられることはなかった。
お約束なんだからやっちゃいけないことくらい説明しておけよ!
子供心に所謂“茶室”みたいな部屋を想像していたが、大きな本棚が並んでいて、“書斎”って感じだったのを覚えてる。
窓際に肘掛椅子とかある洋風の。
でも、真っ先に違和感を感じたのは化粧台だった。
お袋が使ってる手鏡とは別次元の、3面鏡とかついてる立派なやつ。
つまり、“合わせ鏡”のできるやつな。
夜も遅かったし、テレビも無いし、本は難しそうなのばかりだったし、普通に考えれば寝る以外の選択肢は俺にはないはずだった。
ところがな、その離れは内から鍵をかけることができたんだよ!
ガチャリ、と重い音がして封鎖される空間、俺はその後の自分史をひも解いても理解できない行動をとる。
服を脱ぐ、パンツも脱ぐ、すっぽんぽんになった俺は化粧台の椅子に登り、三面鏡に背を向け、股下から自分のあられもない姿を覗き込んだ。
そこには合わせ鏡いっぱいに、無限に俺の肛門が写ってた。
「 すげぇ~~~!!」
その後、両親が友人とその民宿に行くことはあったが俺は付いて行ったことはない。
親が言うには、その離れ、夜中に三面鏡で合わせ鏡をすると、女性の霊が写りこむって話で、その地域全体の“夜中に車を運転してると、バックミラーに見える女の幽霊”の震源地だったそうだ。
それも昔の話だそうで、俺の行った年、もっと言うと、俺が泊まった日以来幽霊騒動は起きてないらしい。
俺が寝るのを止めようとする家主に“あの子が化粧なんてするわけないじゃない”と、お袋は言ったそうだ。
「 あんたが泊まったから幽霊逃げたんじゃないの?」
「 アハハハハ…。」
本当のこと言えるか!
つまり、お化けが出た時はケツを出せばいいんだな?
なにを隠そう、この方が後の水戸光國公である‥。
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