大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆奇妙な恐怖小説群
☆ghanayama童話
☆写真絵画鑑賞
☆日々の出来事
☆不条理日記

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆分野を選択して、カテゴリーに入って下さい。

A,日々の出来事

☆( 1年間366日分の日々の出来事  )

B,日々の恐怖

☆( 日々の恐怖 )

C,奇妙小説

☆(  しづめばこ P574 )                          

日々の恐怖 8月11日 タクシー(2)

2018-08-11 18:46:43 | B,日々の恐怖






  日々の恐怖 8月11日 タクシー(2)






 真由美さんはタクシーに乗り、行先を告げた。

「 ○○町まで。」

タクシーは走って行く。
 真由美さんの自宅に近づいたので、目印になる某有名メーカーの建設機械置き場を運転手に告げた。

「 ××重機へお願いします。」

真由美さんの自宅は、建設機械置き場に隣接した小さな用水路を渡った農道沿いにあり、車は入れない。

「 お仕事、大変ですなぁ。
夜勤か何かで?」

運転手が話し掛けてきたが、真由美さんは疲れていたし面倒なので、

「 ええ、まあ・・・・。」

などと曖昧に答えた。
 建設機械置き場に近づいたので、財布からタクシー代を出そうとしていると、運転手が言った。

「 お客さん、××重機の人?」

“ お節介な運転手だな、いったい何が言いたいのだろうか?”

「 いいえ。違いますよ。」

と強く言うと、何とタクシーは建設機械置き場を通過して行く。
 ビックリして真由美さんは、

「 ああ、ここです、ここで・・・」。

そう言ってもタクシーは止まらない。

「 運転手さん、ここで良いですよ!」

ムッとした真由美さんが言うと、運転手は走りながら、

「 お客さん、火曜日にも乗ったでしょ?」

と言った。
 そういう間にも、どんどん走って行く。

“ 確かに今週はタクシーを毎晩使ったが、それがどうしたんだろうか?”

訳が分からず固まってしまった真由美さん。












童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々の出来事 8月11日 ロナルド・レーガンのジョーク

2018-08-11 10:01:01 | A,日々の出来事_






  日々の出来事 8月11日 ロナルド・レーガンのジョーク






 今日は、アメリカ合衆国大統領が“ソ連爆撃は5分後に始まります”と言った日です。(1984年8月11日)
1984年8月11日、アメリカ合衆国大統領であるロナルド・レーガンが定例ラジオ演説の本番前のマイクテストで、マイクテストの常套句“Testing, testing, one, two, three.”を言う代わりに、レーガン流のアメリカンジョークを口走りました。

「 アメリカ国民の皆さん、喜ばしいご報告があります。
私は、ただいまソ連を永遠に葬り去る法案に署名しました。
爆撃は5分後に始まります。」

 しかし、このマイクテストは、何故かオンエア状態でありました。
この宣戦布告のメッセージは、全米ばかりでなく短波放送を通じて全世界に発信されてしまったのです。
 もともと、レーガンは、ソビエト連邦を“悪の帝国”と名指しで非難する対ソ強硬派で、力による平和を推進し共産主義陣営に対抗、レーガン・ドクトリンを持って世界各地の反共産主義運動を支援していました。
その後、この放送はジョークと分かり、やれやれと言ったところに落ち着きました。


   レーガンインタビュー

「 レーガンさん、始めてのお仕事は?」
「 ディクソン高校でバイトをやったことかな。」
「 どんなバイト?」
「 ロックリバーで、双眼鏡を持って水難救助員をやったんだよ。」
「 事故は起こった?」
「 ああ、起こったさ。」
「 たくさん起こった?」
「 そうだよ、77人を溺死から救ったんだ。」
「 すごいなぁ~。」
「 でも、そのうち9人は私に“ありがとう”を言わなかったぜ。」

 レーガン大統領は、政策の失敗やスキャンダルで何回も叩かれましたが、その“憎めない人柄”から支持率は急落することなく、8年間の任期を満了しました。





ロナルド・レーガン














☆今日の壺々話









マイクテスト




 あるタレントが、お寺でライブをやる事になり、そのリハーサルでの出来事。
マイクテストをしてみると、何かおかしい。
どうやら、右から3番目のスピーカーから音が出てないようだ。
 気付いた音声さんが、マイクで指示を伝えた。

『 おい!右から3番目のボーズ死んでるぞ!』

見物をしていた僧侶達は、スピーカーのメーカーであるボーズなど知る訳がなく、顔面蒼白であたりを見回していた。

















マイク



 わたしはドライブスルー担当で、その日は日曜。
次から次へとやってくる客の対応に追われ、目の回る忙しさだった。
 あまりの忙しさにあせってしまって、

「 いらっしゃいませ、コンニチハ。
マイクに向かって、ご注文をどうぞ!」

って言うとこを、

「 いらっしゃいませ、コンニチハ。
マイクに向かって、コンニチハ!!」

全身から汗がふきでた。
モニターの向こうのドライバーも、「こ、こんにちは…」とか、言ってるし…。


















メッセージ




 ある所に三人の既婚の娘を持つ女性がいた。
彼女は三人の娘婿が、義母である彼女自身の事をどれくらい愛してくれているか、いつも心配で仕方がなかった。

しかし、ある時彼女はそれを確かめる為のいい方法を思いついた。


 次の日曜日、彼女は一人目の娘婿を訪ね、二人で公園を散歩している時に、わざと足を滑らせて池に落ちてみせた。
娘婿は自分の洋服が濡れる事も省みずに直ちに池に飛び込み、溺れている彼女を救出した。

 翌日、この娘婿の家の前にトヨタカローラの新車が置かれていた。
そして、フロントガラスには次のようなメッセージが添えられていた。

「親愛なる息子へ愛しています 義母より」


 更に別の日、二人目の娘婿と一緒に散歩をし、同じように池に落ちてみせた。
この娘婿もすぐに池に飛び込み、彼女を救出した。

 その翌日、やはり娘婿の家の前にトヨタカローラの新車が置かれていた。
そして、フロントガラスには次のようなメッセージが添えられていた。

「親愛なる息子へ愛しています 義母より」


 続いて別の日に、三人目の娘婿に対しても同様にして、目の前で池に落ちてみせた。
するとこの娘婿は、「やった!」とばかりに小躍りしながら、義母を見捨てて帰宅してしまった。

 その翌日、この娘婿の家の前にポルシェカレラの新車が置かれていた。
そして、フロントガラスには次のようなメッセージが添えられていた。

「親愛なる息子へ愛しています 義父より」



















マイク




 バスの運転手が、もう乗客は居ないと思ってマイクで「エッビマヨマヨ~♪」と歌ってたら、実は見えないところにまだ乗客が居て、ピンポーンって下車のブザーが鳴ったから気がついて恥ずかしかったって言う話があるのですが、そんな話をください。

どんな感じのヤツか、もうちょっと詳しく。

 確か、サラリーマンの男性(だったと思う)が、夜仕事帰りに猫をみつけて「にゃんにゃー、にゃんにゃー」とかいいながら近づいていったらビニール袋だった。すごい恥ずかしかった。
とか、
宇宙136億年を一年に例えて、最後に「俺が働いてないのは一瞬だし、まあいいや。」
みたいな感じのヤツです。


もうちょっと詳しく説明を・・・。


 えっと、
小学生のころクラスに凄い真面目な清水くんってのがいて、学級委員もやってたしふざけるやつには本気で注意するような子だった。
 その日は何年か前に阪神大震災があった日付らしくて授業中に「黙祷してください」って放送が流れた。
清水くんは真面目だから「めんどくせー」とかいうやつに「亡くなった人が悲しむだろ」とか言って注意してた。
 だけど、俺はめんどくさくて薄目を開けたんだよ。
そしたら、クラス中が下を向いて目を瞑ってたんだけど、先生の後ろで清水くんが変顔でシェーのポーズをしてた、とか。


う~ん、どんな感じのヤツか分からないから、もうちょっと詳しく依頼してくれないかな。




















野宿




 ツーリングで野宿した。
真っ暗でもうこの辺でいいやって感じでテント張って、適当に菓子パン食って早々に寝た。
夜中にテントの外で何やらヒソヒソ話が聞こえて来た。
 恐くなったから、ラジカセ出してマイク持って大きな声でキャンプだホイキャンプだホイって歌ったら声が聞こえ無くなった。
ドキドキしながら半分起きてる感じで寝た。
 朝起きてテントの外に出たら、大きな民家の庭?見たいな場所だった。
違う意味で恐くなって逃げた。




 実家に帰省してた時、夜中に家の外から急に霊気というか負のオーラみたいのを家族全員で感じた。
俺と親父で確かめに庭に出てみると数メートル先に、でっかい蚕の繭みたいのがぽつんとあった。
 親父と小声で「なんだあれ?」「・・・やばいぞ」みたいな会話して距離を置き警戒してると 突然中から大きな声で「キャンプだホイ!!キャンプだホイ!!」って叫び声が聞こえて、その場から速攻で逃げたわwww
翌朝には忽然と消えてました・・・。
あれは何だったんだろう?
















ヒトカラ





 先日体験した出来事なんだが、ヒトカラ行って気持ちよく歌ってたら、いきなり演奏が中断された。
あれ?と思ってデンモクで同じ曲を入れなおして歌い始めた。
その曲を歌い終わり、違う曲を入れて歌ってたら、また中断された。
ヒトカラだからデンモクなんて俺は触っていない。
 廊下に出てみたが誰も居ない。
左右の隣の部屋は空き部屋で誰も居ない。
当然ヒトカラだから俺の部屋には俺しか居ない。

 すると突然aikoの「気付かれないように」が予約登録されてイントロが流れ始めた。
俺は何もしていないのに、俺は怖くなって即演奏中止を押して音楽を止めた。
即座に店員を呼んでカラオケの機材を確認してもらったが、おかしいところも無い、デンモクも正常動作している。

 一応デンモクを取り替えてもらって、店員と二人で「なんだったんでしょうね?」
と話していたらまたしてもaikoの「気付かれないように」が予約登録された。
しかも三連続で、店員は真っ青になって「え?あれ?…どうして?」と言いながら固まってる。
次の瞬間、突然マイクが強烈なハウリングを起こして「ブツン!」と大きな音を出して切れた。
スイッチを入れても充電台に置いても反応無し、いきなり壊れてしまった。

 青ざめた店員が店長を呼んできたが、さっき予約解除して消しておいたはずのaikoの「気付かれないように」がまたしても勝手に登録されて部屋に流れていた。
当然デンモクにはそんな曲を入れた履歴など無い。
店長が「すみません、今日は料金は結構ですのでお引取り願えないでしょうか?」
と申し出てきたので、次回無料のクーポン貰って帰ってきたんだけど。
これって結構怖い出来事?
何を気付かれないようにすればいいの?
















童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月10日(金)のつぶやき

2018-08-11 09:51:11 | _HOMEページ_



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。

-------大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ-------