極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

気分はお天気次第。

2013年08月03日 | 地球温暖化

 

 

 

【地球温暖化で紛争や殺人が増加】

今後地球温暖化が進むにつれて、世界規模で紛争や殺人などの暴力が拡大する恐れがあるとの懸
念をこのブログで感覚的に“嵐の時代”(『嵐とAKB48 の時代』)と喩えたが、最新の研究で考
古学から
経済学のさまざまな分野の研究成果を統合し、地球温暖化に伴う気温と降水量の変化が、
人間の
攻撃的な行為の増加につながっている可能性があることを明確に示したという研究が公表
された
(「ナショナルジオグラフィック ニュース」2013.8.2)。「今回の研究から、人間の引き
起こした気候変動に伴う悪影響は、海水面の上昇や猛暑だけではない」?!プリンストン大学の
経済学者ソロモン・ショーン(Solomon Hsiang)らのグループは、気候学、考古学、経済学、政
治学、心理学などさまざまな分野の数百件もの研究成果から結論に至ったという。気候、気温、
紛争、暴力、犯罪などに関する約60件の研究を選び出し、それらのすべてのデータに、同じ統計
的な枠組を適用して改めて分析した(欧州各国の通貨をユーロ換算するのに似ているという)。
気温と降水量がどの程度変化しているかは地域によって異なり、例えば、米国のように気候変動
の大きな国では、気温が摂氏1度上昇するのは珍しいことではないが、アフリカの一部の国では、
これは異例であるというわけだ。このように変換したデータを比較すると、気温や降水量が通常
の値からわずかに逸脱しただけでも、紛争のリスクは明らかに増大するという。ここで紛争とい
うのは、殺人やレイプのような個人間の攻撃から、国内の政情不安、国際紛争まで、さまざまな
レベルのものを含む。

オハイオ州立大学教授のブラッド・ブッシュマン(Brad Bushman)はコミュニケーションと心理
学を専門とし、特に人間の攻撃性と暴力を扱っている。彼は今回の研究に参加していないが、そ
の意義について「これほど多くの異なる学問分野で、同じような結論が出ていることから、(気
候変動は紛争に対して)かなりと影響があるようだ。この研究により、気候変動は人間の活動に
多岐にわたりて影響するという認識の広まりに期待する」とコメントしている。研究チームでは、
気候変動に伴う紛争の増加の背景にはさまざまなメカニズムが同時に働いている見ており、ショ
ーンはこの状況を、1930年代の医師たちが、喫煙と肺癌の相関関係には気づいていたものの、そ
のメカニズムを解明できていなかったのになぞらえ「数十年かかったが、何が起こっているか少
しずつ解明され、(喫煙の)悪影響の緩和に向けた政策や制度の設計に役立った」という。また
同研究グループのミゲルも、地球温暖化が攻撃性に影響するメカニズムの特定は、この分野にお
いて次に研究の集中する重要なテーマとなるだろうという。

 

 

  Pollo alla Marengo

【イタリア版食いしん坊万歳:鶏肉料理、マレンゴ風】

この料理がどのようにして考え出され、多くのヴァリエーションを持つようになったかよく議論
されるが、その調理の歴史を要約
すると、1800年6
月14日、イタリア北部のグーリア州のアレ
ッサンドリアに近いマレンゴ平野でナボレオンはオーストリア
軍との有名な決戦の陣を敷いてい
た。その戦いのある時点で
彼は料理長に食事の支度を命じ、料理長は即座に食事を用意しなけれ
ばならなかったため農民を動員し作ったのが始まりと
考えられている。料理はシンプルな調理方
法である。まず鶏肉をよくきれいにして、4つに切る。それからオリーブ油でこんがり焼き,塩、
コショウをふりかける。きれいにしたキノコを細かく刻んで肉の中に加え、少しずつ白ワインを
入れていく。この料理の起源の状況を考えると、これで料理はほぼできあがったことになるが、
みじん切りのパセリをたっぶりひとつかみ中に入れるべきだというのもある。だが、古い文献で
はナボレオンの料理長は、オリーブ油、白ワイン、マデーラ酒で別にソースを作り、ソースは少
量の小麦粉でとろみをつけ鶏肉にかけられたとある。






ヴァリエーション

ヴァリエーションとしては、乾燥キノコ(お湯で戻す)やトマト、バジリコ、川エビがソースの
中に使われている。川エビは付け合わせとしても使われてきた。テーブルには、料理で使われた
白ワインと同じものが出される。


鶏肉のキノコ添え、フィレンツエ風 Pollo con i funghi,alla fiorentina

トスカーナ地方の調理方法。この作り方を見れば、マレンゴでのナポレオンの料理長がいかに名
料理人としての気質を発揮して鶏肉を素早く調理したかがわかる。しかもとても古い伝統的調理
方法を受け継いだものである。6人分として浅鍋にバター40gとオリーブ油40ccを熟し、全体で約
1.5kgの細かく切った鶏肉を入れる。数分焼いて,塩、コショウをふり、白ワインを入れ、アルコ
ール分を蒸発させる。その中に細かく刻んだ生キノコ、あるいはお湯で戻した乾燥キノコを入れ
て煮ていく。水気がなくなってきたら少しずつブイヨンを加える。しばらく煮込み、味加減を見
ながらみじん切りにしたトマトを適量入れる。

最後に少量の小麦粉と練り合わせた小粒状のバターを加え、ソースにとろみをつけて仕上げ、食
卓に出す。生のトマトの代わりに、湯煎して皮をむいたトマトを使ってもよい。鶏肉が煮えたら
鍋から取り出し,温めた皿に盛り付ける。ソースは,小麦粉とバターを混ぜ合わせたものを加え、
そのまましばらく火にかけ、とろみをつけてから盛り付けた鶏にかける。





「世界の安定はお天気次第」と極めて自然な研究成果が公表された。「二酸化炭素はその大気中
濃度が過去15万年で最も高いレベルに達し、なお上昇し続けている。地球の気候は、自然の変動
率がむこう数10年間に10倍のペースで変動すると予測される
。この急 速な気候変動は、おそらく

今後不安定で、予知しがたいものになるだろう……。気象の局地的なパターンか突然変化するか
もしれない。地球の気温上昇に伴い、洪水、早魅、山火事、熱波が増加すると予測される」(『
地球環境自書/PP.97-98』)はすでに広く意識されているいるものだろう(常識になっているか
かどうかは?)。また、
コリン・ゴールドブラット(Colin Goldblatt)の暴走室温効果のシミュレーション結
果が公表されているが(『暴走温室効果と蒲生氏郷』)、これも無視できないないだろう。もっとも、正のフィ
ールドバックで暴走する二酸化炭素濃度の3%は、呼吸困難に陥る。頭痛、吐き気、弱い麻酔性
を伴い視覚が減退し、血圧や脈拍が上がる濃度
でもあり、そこでは既に人類は滅亡の危機にある
だろう。因みに
1.8%は換気を50%に増加する必要があるレベル、9%では、血圧が失われ、充血
して4時間後に死亡するというレベルだ。
それだけでない。国内は人口が急激に減少し、高齢者
が急増し、生活
保護費受給者も急増しているが、これも不気味な兆候といえば兆候だろうが
まぁ~~~、ここはひとつひとつ解決しなくてはねと。

ところで、鶏胸肉の塩麹焼き嗜好マツチングし、彼女もその期待に応えてくれているが、鶏胸肉
のイタリアン料理を創作したいねと思いつき「鶏肉料理、マレンゴ風」をこのブログに掲載して
みたが、これは夏バテ対策だ。そういえば、右側が六十肩ではあるが、ここ1ヶ月のローイング
が効果有るのか、鏡に映る上半身に良好な兆候がみられるではないか!? こういう兆候は前向き
してくれる、否、継続は力なりということで今夜はこの辺で。
                                                            
                                                            


 

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