NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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<12月の鑑賞予定映画>

「はたらく細胞」「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」「私にふさわしいホテル」

収穫

2007年02月08日 | 社会人息子

「ママ~学校の畑で取ってきた~」

学校の畑で小松菜を栽培、息子のクラスはみんなで収穫して
家に持って帰ってきました。

小ぶりですが、採れ立てで歯も茎もやわらか。
少量だったので、おひたしにしてみんなで頂きました。
採れ立ては、ほのかな甘みがありますね。

収穫の喜び、味わったかな?

コメント (4)
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「それでもボクはやってない」

2007年02月08日 | 邦画

~法廷で追求されるのは果たして真実なのか~
周防監督が手がけた問題作!

2006年  東宝配給  (2007年1月20日公開)
監督:周防正行
脚本:周防正行
製作:亀山千広
音楽:周防義和
出演:加瀬 亮・・・・・・金子徹平(被告人)
    瀬戸朝香・・・・・・須藤莉子(新人弁護士)
    山本耕史・・・・・・斉藤達雄(被告人の友人)
    もたいまさこ・・・・金子豊子(被告人の母)
    役所広司・・・・・・荒川正義(主任弁護人)

<見どころ>
「Shall we ダンス?」の周防正行監督、最新作。
痴漢に間違われた青年に加瀬亮、新米弁護士に瀬戸朝香を配し
冤罪裁判の不条理を描く社会派ムービー。
3年もの歳月をかけて“裁判”について取材した監督が
現代の日本における“裁判”の現実を突きつける。

<あらすじ>
会社の面接に向かう金子徹平(加瀬亮)は、満員電車で痴漢と間違われ
逮捕された。
取調べで無実を主張した彼だが、ついに起訴され裁判が始まる。
しかし新米弁護士の須藤莉子(瀬戸朝香)は、被害者と同じ女性として
徹平の弁護を嫌がる。


<感想>
個人的に、映画ってどこか逃避めいたものを求めている私なので
ここまで現実を突きつけられて、まずため息が出てしまいました。

主人公のフリーター、“金子徹平”は、加瀬亮さん。
  初主演ですね。でも演技うまい!
どこにでもいふつ~~の青年を見事に演じてました。
普通に演じるって難しいです。 この普通さが余計に現実感増します。

裁判シーンは圧巻でしたね。
 
加瀬さんをはじめ、どの役者さんも上手かったです。
主人公には感情移入してしまうし、裁判官・検察官・刑事がほんま憎らしく
感じましたよ・・・・。

「無実なのに無罪になるとは限らない」、日本の裁判制度の現実を知り
恐ろしく感じます。
裁判官は、無罪判決するには勇気がいる・・・・というのもショックでした。

「法廷は集められた証拠から、とりあえず有罪か無罪か決める所であり
                     真実を明らかにする場所ではない」


このセリフが印象に残ります。

それにしても、無実でも無罪を勝ち取るには相当なエネルギーが必要なのね。

やってないけど、認めたフリしてお金払った方が自由になれる?っていう方が
賢明なのかな??って思ってしまったわ。。。。

でも、やっぱ満員電車で、不用意にガサゴソ動くのは軽率かもね。。。(--;)


2時間を越す大作だが、長いとは全く感じませんでした。
真正面から司法制度の問題点をついた映画だと思います。
その証拠に、BGMは一切かかってない。
こんなのも珍しいです。 ある種、ドキュメントを見ているかのよう。。。
実際に、2009年から裁判員制度が導入されることもあり
裁判に無関係だと思っていた我々も、お勉強になる映画だと思います。

欲を言えば、重苦しい題材なので、ホッとする部分はもう少し欲しかったですね。
笑みがこぼれるシーンが、あまりにも少なかったのが、ちとおしいです。
仕方ないんだけど。。。。

点数:8.5点(10点満点)
コメント (10)
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