NAO日和

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<1月の鑑賞予定映画>

「室町無頼」「サンセット・サンライズ」「雪の花ーともに在りてー」「アンダーニンジャ」

元教え子からの手紙

2009年04月08日 | ピアノ

先日、滋賀県に住んでいた頃、教えていた生徒さん(Mちゃん)から
お手紙が届きました。

Mちゃんは、彼女が5歳の時、担当の先生がお産で産休の間の1年間
私が代わりに教えていた生徒さんです。

1年間しか教えていなかったんですが、お互いに印象に残っていて
今でも、年賀状のやりとりをしています。
私がなぜ、彼女のことを覚えているかと言いますと、“超~勝ち気”だったこと。

「れんしゅうしてきてないも~ん」「なんで何回も弾かなくちゃいけないの?」
「先生がそんなこというから、もう弾く気なくした」
「もぅかえる!はなしてよ!」「ママに言いつけるから!」

ピアノ講師になって2年目の私には、これきつかったですね~。

一人っ子育っているせいか?大人にガミガミ言われて育っていなかったため
ピアノ教えていた記憶より、躾けを教えていたほうの記憶が残っています。
今だからいえますが、引継ぎの時に先生から「この子はわがままだから
大変だと思うけどがんばってください」といわれてたんです。

しかし、私もこの頃は、20代前半だったので、まだまだ言い方も今よりもっと
ストレートで、ピシャン!と言い放っていたと思います。
この当時、「挨拶」にこだわっていた私は、「挨拶」ひとつさせるのに
けっこう時間費やしていましたね。
Mちゃんにも、その辺のことは5歳でも理解してほしかったので
反抗的な言い方されても、壁のようにたちはだかっていました。

おかげで、1年間しかMちゃんと関わることはなかったですが、
後半は挨拶もできるようになり、↑のような反抗的な態度もなくなっていきました。
1年後、元の先生にお返ししたとき、先生から「Mちゃん、1年ですごく
変わりましたね。びっくりしました」と、仰ってくださって私も嬉しく思いました。

あれから何年も過ぎましたが、Mちゃんは毎年年賀状をくれます。
最初は、きっとお母さんに書かされていたのだと思いますが
中学校に入ったぐらいから文面がガラッと変わりました。
印象に残っているのが、高校生の時の年賀状。

「先生が、幼稚園児の私になんであんなに厳しいこと仰ってたのが
 今になってようやくわかりました。あのとき、甘やかされたままだったら
  私はいやな人間になっていたと思います。ありがたく思います」

涙がでるくらい嬉しかったですね~。

大学生・成人式・社会人へと巣立っていくたびに、年賀状の文面も
すごくしっかりし、毎年の楽しみにとなっていきました。

そんなMちゃんも、2児のママ。

今年の年賀状に「1月末に、2人目が生まれます」と書かれてあったのですが
届いたお手紙の中には、なんと赤ちゃんの紹介カードが入っていました。
 
懐かしい「たまひよクラブ」のカード。こんなかわゆいのあるんですね。

「二人目、Aが生まれました。二人の子育ては大変ですけど
 毎日充実した日々を過ごしています。先生もお体に気をつけて
 頑張ってください!」

まさか、こういうお手紙をいただくとは思わなかったので驚き。
こんな気配りできるMちゃんてすごい。思わず嬉し涙が出てしまいました。

彼女なら、きっとステキなお母さんになり、子育てもきちんとされるでしょう。

こういう教え子の成長をみると、講師になってよかったな、と改めて思います。

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そんな、胸いっぱい気分で、↑の話を家族にしたら・・・

ダーリン:「5歳の子が、今は2児の母親・・・・ママも年取ったね~

テンション下げる発言するなよ・・・。

コメント (12)
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