<2月の鑑賞予定映画>
12日(日)は、親子で受けるホンダ「燃料電池自動車教室」に参加してきました。
場所は、青山にあるホンダ本社ビル1階。
燃料電池自動車「FCXクラリティ」を通して
地球温暖化のお話、燃料電池自動車の必要性などの話を聞きました。
講師は、燃料電池自動車開発チームの方々。
このまま地球温暖化が進むと、地球の環境が危ぶまれます。
そこで、ホンダは1998年から排気ガスを出さない車=燃料電池自動車の
開発に取り組んでこられたそうです。
開発当時は、こんなどでかい燃料電池・・・・。
人は1.5人しか入れなかったそうです。
ちなみに、この時のベース車は、オデッセイ。
オデッセイで1.5人しか座れないのじゃ話になりませんよね。
そこから10年で劇的な進化をするから、開発部の人の努力はすごい!
燃料電池自動車は、酸素と水素で電気を起こして車を動かす仕組み。
水素がいわば、ガソリンのような感じになるわけです。
今現在、神奈川県下には4か所水素ステーションがあるそうですが
こんな数では、まだまだ足りませんよね。
(水素ステーシヨンHP)
説明後、実際電気分解をして車が動かせるかなどの実験を行いました。
講師の説明のあと、みんなで実験を行いました。
実験の後は、いよいよ“FCXクラリティ”の試乗。
近未来的なデザインに驚きましたが、もっと驚いたのがめっちゃ静かなこと。
車が近づいてくるのがわかんないほど音がしません。
電池なので、モーター音がないんですよね。親子でびっくり。
で、乗る前のホンダの方が写真を撮ってくださったんですが、これがいかん。
ふつ~子どもが真ん中になって撮りますよね。
息子、断固拒否!だったんですよ。おかげで3人とも、仏頂面の顔。
とても、お見せできるような代物じゃないです、ハイ。
おまけに、ほかのお子さんは喜んで助手席に乗ってるのに息子、これも拒否。
結局、ダーリンが助手席に乗りました。
息子:「オレが応募したわけじゃないから、乗る必要なんてない」
最後までこうでした。ったく、なんなんだよっ、うちの子どもたちは!
気を取り直して・・・・・車内はこんな感じ。
前座席の間にあるのが、燃料電池です。
中も近未来なデザインで、これには親子でごきげん。
試乗した後、車の後ろを見てみると、水滴が落ちているだけ。
排気ガスを出すマフラーもないので、スッキリです。
水素タンクは、満タンでも4キロ。車体も軽いです。
街中で走るには申し分ないですが、高速だとまだスピードが満足に出せないので、
これは改良点の一つ。。と開発スタッフの方がおっしゃってました。
今現在、FCXクラリティは国内リース販売のみ。
アメリカでは、一般リースされているのですが、日本はまだ。
国内でリースされているのは、政府関係期間および、燃料電池関連企業のみです。
仮に市販されるなると、*億円でないと採算とれないそうです。
そんな車、買う人いませんよね。
今後の課題は、コストをどう下げるか。水素を扱うので、安全性の問題、
そして水素ステーションの増設などのインフラ整備などだそうです。
市販前の車に乗る機会なんてないので、よい経験になりました。
車好きの親子には、持ってこいの体験教室だと思います。
11月までこの教室は行っているので、興味のある方はぜひどうぞ。
ホンダ燃料電池教室HP FCXクラリティ公式HP