NAO日和

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<10月の鑑賞予定映画>

「ふれる。」「シビル・ウォー アメリカ最後の日」「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」「八犬伝」

入院&退院

2009年07月17日 | 社会人息子

16日(木)、息子は無事退院しました
いろいろ暖かいお言葉をいただき、本当にありがとうございました。
ここで、入院内のお話&その後のお話をしたいと思います。
==============================

◆14日 (入院)
10:00 入院手続き、看護師さんに息子に関するデータを記入してもらう。
        (生活のリズム・好き嫌い・運動・アレルギーなど)
11:00 執刀医から病気の細かい説明・手術の手順を親子で聞く。
      この時点で、すでに仏頂面の息子。「ひまだぁ~」
 
部屋は大部屋(4人定員)でしたが、この日は息子だけ。
息子:「なんだ、貸切のようでいいじゃん」と少し気分が晴れたよう。
 
12:00 昼食。(当然病院食)
       すでに食べる気がしなく、半分ほどしか食べませんでした。
      大嫌いな牛乳は、見向きもせず。
      お菓子もNG!と解った瞬間から、ストレス溜まりまくりの息子。
      手術前は、カゼもひかれては困る!という病院側の姿勢から、
      小児病棟からも出てはいけない、と言われ、病院探検も出来ず。
      想像していた入院生活とはかけ離れていたようで、「最悪だ」を連発。
   
18:00 夕食。まぁ、それも晩御飯になると、病院の雰囲気にも慣れてきたようで
      「一人暮らしの練習だと思えばいいんだよ」と言いながら食べていました。
 
18:30 帰ろうと思っていたのですが、「一人でご飯を食べるのは寂しいから
      (面会時間終了の)20時までいてて」
と弱気な発言。
       やっぱり寂しいんですね。
      そういや、昼食の時、娘のご飯の支度やその他の雑用で一旦、家へ
      帰ったんです。だから、昼の一人がよっぽど嫌だったようです。
      「やっぱり、ご飯はだれかがいないと、
                             
美味しいものも美味しくなくなるよな」
      なんてしみじみ言いながら食べていました。(半分残しましたけど)
19:00 さて、ここから息子の本領が。
             夜間担当の看護師さんは、甘い対応、と見抜いたよう。
      「お願い!ちょっとだけでいいから、お菓子お願い!このとおり!」
      なぁ~~んて土下座までするから、こっちが冷や汗です。
      このスッポンみたいに食らいつく根性に根負けした看護師さん。
      看護師:「じゃ、9時までに飴やグミなら談話室で食べてもいいわよ」
      息子:「やったぁ~!じゃママ、売店で買ってきて!」
息子の粘り勝ちです・・・・・・・ったく、この根性を勉強に生かしてほしいわ。

◆15日 (手術)
08:30 朝一(9時)の手術だったので、早めに到着。
             この日は、ダーリンお休みとってくれました。
 すでに手術着に着替えていた、息子。 
      意外にリラックスしていたようで、最後までゲームをやっていました。 
      手術室までの移動は車いす。なにかあってはいけない、という、
      神経質までの病院の姿勢に、息子ウンザリ。
      「オレは歩けないほどの病人じゃない!」
 
09:00 中央手術室に入ると、シャワーキャップのようなのをかぶって手術台へ。
      約2時間半の手術でした。
11:30 手術終了。
       手術後は、点滴だの痛みどめだの呼吸器・心電図機などがとりつけられ
      体の周りはチューブだらけ。
      まだ麻酔が覚めていなかったので、交代で昼食をとりにいきました。
12:00 病院の最上階にあるカフェテリア式レストランで昼食。
      味は、たいしたことなかったですが、意外に種類があったのに驚き。
  冷しゃぶ定食(550円)
13:00 結局、下腹部と睾丸の2か所を切開したため、麻酔から覚めた時は
       痛さでのたうちまわっていました。
      でも、息子らしいというか。
      麻酔から覚めた息子の開口一番の言葉。
      「手術頑張ったから、カード箱買いしちゃダメ?」
      夫婦で絶句・・・・・・・。
      双方の駆け引きの結果、カード10パック・ドラクエIX というので双方
      手を打ちました。
      この間のやりとりは、まさに関西のノリ。
      そばで検温していた看護師さん、笑いを必死でこらえていました。
15:00 熱も思った以上に下がらなく、イライラする息子。
       息子:「なんで熱が下がんないんだよっ!
                  下がらないとご飯も食べられないんだろ?」

      看護師:「じゃあ、アイスノンする?」
      息子:「!!(うんうんとうなずく)
          ここで夫婦はピーン。
      ~こいつ、アイスノン=アイスクリームと間違えてるな~
      今の子って、あまりアイスノンって言わないですよね。
      案の定、「熱があるからアイス食べさしてくれるんじゃなかったの!?」
      お菓子ご法度なのに、アイスなんてもってのほかでしょうが。
 
15:30 痛いし、チューブだらけの体なので、身動きがほとんどできず。
       天井を眺めているだけでした。
      「なんか、オレ、ロボットみたい」 「見えるのは天井だけ」
      「何にも出来ないのは、耐えられん」 
      「あ~学校に行って友達の顔がみたいな。遊ばなくてもいいからさ」

      という言葉をつぶやいていました。

結局、この日はまったく食欲がなく、晩御飯もおかずしか食べませんでした。
栄養を摂らないと、回復も遅いので、退院直前まで点滴の状態で過ごすことに。

◆16日 (退院)
09:20 私が来たときは、すでに洋服に着替えてゲームしながら待っていました。
  だが、えらい仏頂面。
      しまった!看護師さんに、肌弱いことを伝えるのを忘れていました。
       心電図を計るのに体にテープをはっていましたが、そのテープにかぶれて
      しまったんです。息子の体をみると、水ぶくれが何箇所も。
      相当痛いらしく、「なんで、看護師さんに言わなかったんだよ!」
      怒りの矛先が私に。まぁ、これは確かに私の伝達ミス。
      でも、あまりの言い方に看護師さんから注意を受けていました。

さて、先生の見解は以下のとおり。
「腫瘍が見つかったので、今検査をしています。
 たぶん大丈夫だろうと思いますが検査結果が出る23日までは、
 お家で安静にしていてください。遠出は禁止。
 近くのショッピングセンターに行くのは構いませんが、親と同伴で行くように。
 
学校・塾・習い事も休んでください。出来たら、スイミングは夏休み
 いっぱいはいかないこと。切開口は溶ける糸を使用していますので抜糸する
 必要はないですが、しばらくは市販で売られている防水テープ・マキロン・
 傷口スプレーで消毒してください」


というわけで、息子はこのまま夏休みに突入・・・と相成りました。

で、病院でゲームをやりつくしてしまった息子は、暇の極地。
切開口がまだ痛むので、歩くのも困難。楽な姿勢も限られているようです。

でも、成長したこともありました。
それは、野菜が食べられるようになったこと。
病院食は、野菜中心。これが、息子にはかえってよかったみたいです。
帰宅するなり、「オレはしばらく野菜中心の生活で行く」と話していたぐらい。
それと、あれほど大嫌いだった枝豆が食べられるようになりました。
うんうん、さすが転んでもただでは起きない、うちの息子。
たった2泊3日の入院生活でしたが、得るものが大きい入院生活だったと思います。

私個人の感想は、やはり入院は甘くないな、と思いました。
本人がキツイのは、もちろんですが、付添の家族の精神&肉体的疲労も
半端じゃないのね・・・というのを、今回で痛感しました。
3日間の入院生活で、これだけグッタリなるのですから、長期で入院されている
ご家族の苦労は、並大抵ではないですね。
健康ってありがたい、と感じた3日間でした。

まだ続きがあるのですが、後ほどUPいたします。
周りで支えてくれたお友達の皆様、ありがとうございました。

コメント (14)
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