くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

’07年9月 セレベス・エクスプローラ乗ー船記3

2007-09-15 20:30:06 |  ダイビング


土曜日。シパダンでダイビングの日。

海はうねっているし、空もどんより。

ちょうど今、台風のしっぽがボルネオにかかってしまっているそうだ。

マレーシア・サバ州は、「Land below the Wind」と呼ばれ、台風発生地帯の南、台風は

来ないはずとされているが、もちろん直撃がないだけで、影響は大いに受けるのだ。予定

どおり、朝7時のダイビングからスタート。




1本目・・・シパダン、タートル・パッチ

以前は、1本目は午前6時にスタートしていたが、他のリゾートからのボートが多く、ポイント

混雑を避けるために、現在では1時間ずらし、7時スタートにしているらしい。タートル・パッチ

にエントリーした瞬間、あまりにリーフトップのサンゴが美しいので、感動。ただ、いつもの

タートル・パッチらしくなく、カメに会わないことを不思議に思った。あとから聞いた話によると、

満潮時には、カメはリーフの内側の浅瀬で食事中のため出て来ないという、豆知識をゲット。




水深10メートルくらいで見たロブスター。

  




2本目・・・シパダン、バラクーダ・ポイント

エントリーしたら、浅瀬の砂がうねりで巻き上げられ、目の前には、白いツブツブばかりが

広がる世界。深度を下げると、透明度はわずかにましになった。今日もフランス人男性

ふたりは深かった。ハンマーヘッドやバラクーダなどの大物はいなかった。

  




3本目・・・シパダン、ドロップ・オフ

同じボートのヨーロピアン3人のラストダイブだ。セレベス・エクスプローラー乗船中、何も

大物を見ていない彼らに、ギンガメの群れを見せようというダイブマスターの配慮で、現在、

ギンガメが常駐している、ドロップ・オフのタートルトムのところから潜ることになった。エン

トリー早々から、ギンガメの大群が巻いていた。

  

エキジット後、フランス人二人は、なかなか上がってこなかった。ずいぶん待たされてから、

まず一人が上がってきた。いわく、「相方は、水深30メートルレベルにずっととどまっていた

から、DECOが22分を出て、まだ消えない」と。ダイコンは見ないで潜っているのか?先に

あがってきたおじさんは、「ここに来る前は日本にいたんだ」と話していた。「また10月にも

日本に行く」、と言うので、「今年の夏は暑かったから、10月は、ずっと過ごしやすくていい

季節だと思うよ」、と答えると、「そうだね。僕がこの間日本にいたときには、台風だったよ。」

と。うーん。この人には、嵐がついてしまっているのかな。




さて、土曜日は、給油・給水のために、母船がセンポルナに戻る日だ。これまた、前回は、

センポルナに戻る日も、シパダン4ダイブできていたが、今回は、1本目のダイビングが、

午前6時から7時に遅くなったことにより3本だけしかできないという。ちょっと不満。




13時すぎに、船はシパダン海域を出て、センポルナに着いたのは17時頃。今はラマダン

期間中なので、センポルナの町を日没後にじゃらんじゃらんすれば、いろんなスナックや

お菓子が買えるとスタッフが言っていた。センポルナに着きしだい、すぐに町まで行ける

ような口ぶりだったので、ローカルテーストを楽しもうと、行く気まんまんで、ジーンズはいて、

財布握ってスタンバイした。が、1時間以上たっても、ボートが出ないので、結局、船にとど

まり、PCいじって、あとはタイガービールをひたすら飲んでいた。ゲストのほとんどがセンポ

ルナに行ったため、夕食は、みんなが戻った20時からになった。明日からは、相部屋に

なる予定なので、少し片付けなければと、食後はさっさと部屋に戻った。しばらくすると、子

どもの声が聞こえてきた。スタッフの誰かが、センポルナの家族を連れてきたのだろう。

そして、スパニッシュチームの打ち上げもはじまったようだった。スペイン人も、イギリス人も、

フランス人も、ヨーロピアン達は、明日は全員下船するので、私以外のゲストは総入れ替えだ。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする