ダイバーとは切っても切れないダイエット。
というのはさすがに言い過ぎだが、SCUBA DIVINGはマリンスポーツというくくりではあっても、運動量が少なく、実際、ダイバーは男女問わずぷっくりさんが多いから、痩せたい人は多いことだろう。
はた目には、どう見ても痩せているのに、ダイエットと言ってるダイバーもいるけれど。
私は、南の海でのダイビングが趣味であると同時に、けっこうなホームフィットネスオタクだ。
フィットネスクラブに入ったこともあるが、まず、行かない。
ダイブマスタートレーニングの時こそ、フィットネスクラブのプールに日々通って泳ぎ込んでいたが、あとは会費を何ヶ月も無駄にしたあげく、結局退会。
会社帰りにジムに寄って、運動して、サウナやジャグジーに入っても、真冬でもなければ、家に帰るまでにまた汗をかき、もう一度シャワーというのが、どうにも面倒くさい、という無精からだ。
だから、運動しようかな、と思うと、ホームフィットネスのDVDをやることになる。
さて、小3から痩せたいと思い続け、ダイエットが永遠のテーマになっている私は、この夏、減量に、なみなみならぬ気合いを入れてみる。
「ダイエットしなきゃ」と言うと、まわりからは「水着のためでしょ。」と言われがち。
でも、最近のダイビングは、クルーズばかり。
ビーチやプールサイドのあるリゾートでなら、水着でごろごろしていたいかもだけど、船の上では、あまりそういう気持ちにならない。
それなのに今、減量を強く願うのは、来たる冬にロクハンのウェットを作りたいから。
ロクハンは、きちんと採寸して作らなければならないから、採寸表に、あんまり大きな数字はのせたくない。
ロクハンは、ウェイトが増えるから、少しでもウェイト減らせるように筋肉質になりたい。
だからこの夏、Insanity Workout!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/7e/9df58f87c9667dc925d93849998d2b30.jpg)
Insanityとは
Insanityは、アメリカのショーンTという兄さんの開発したワークアウトで、「the hardest workout ever put on DVD」だそうだ。
ショーンTは、フィットネス・グルと言われる人であると同時に、マライア・キャリーなどの振り付けを担当するセレブコレオグラファー。
インフォマーシャルを見ると、こんなのやりたくない!って動きが多くてきつそう・・・。
でも、1日平均40分のワークアウト60日で体を変える、それも、通常は1年かけるところを60日と言われると、60日だけがまんすればいいのなら、やってみようかな、という気になる。
この短めの日数と、ダンベルすらいらないってところがなんかいい。
そして、かんじんのInsanityは、ビーチボディというアメリカのホームフィットネス関連の商品を販売する会社から出ていて、日本盤はない。
ビーチボディは、エクサボディ(TOKYO MXとかTVKのTV通販で、サッカーの中澤が宣伝してるアブなんとかや、田丸さんが宣伝してるレッグなんたら、TRFのイージー・ドゥ・ダンササイズを売っている会社)のアメリカ版なイメージ。
まあ、エクサボティが日本版ビーチボディなんだろうけど。
InsanityはDVD10枚もあって、送料込みでUS144.8ドルなので、円高の今は、かなりバリューな感じ。
ただ、ビーチボディは、アメリカとカナダ以外の国からのオーダーは、WEBでは完結せず、カード決済を必ず電話でしなくてはならない。
時差にアメリカンイングリッシュ、FedExの配達時間の制限と、ワークアウト前から、いばらの道だ。
こんな幾多の困難(?)を乗り越え、5月下旬には、DVDを無事GET。
さて、60日は、Month1の4週間→Recovery weekの1週間→Month2の4週間の構成。
添付のカレンダーでは、日曜だけがお休みで、あとは毎日!
Insanityの基本は、3分ハードな動きを何パターンか行い30秒休憩する、というのを何セットか繰り返す。
そして、ストレッチも、しっかり組み込まれている。
Month 1
前半4週間は、1回40分前後の4種類のプログラム+20分程度の腹部の運動をときどき。
毎週木曜日は、リカバリーの日で、長さも30分程度しかなく、ちょっと息抜き。
初日、開始早々10分弱で、「しまった!」と、Insanityを選んだことをさっそく後悔した。
途中で何度も、ここでやめちゃおうかな、と思いつつも、初日、なんとかやりとげた。
2日め以降も、いつ投げ出そうかと思ったが、苦しくても、1日ごとに、自分の動きの質が向上するのがわかるので、なんだかやる気になってしまった。
Recovery Week
リカバリーウィークの1週間は、毎日同じプログラムを37分。
激しい動きのない、楽勝ウィーク。
なんとなく、体が強くなったのかな、という錯覚に陥る。
Month 2
後半4週間に突入してみたら、リカバリーウィークとはうってかわって、超ハード。
Month1なんて、どうってことなかったように思えるハードさで、時間も40~50分と長めになるから、つらい。
毎週木曜日は、かわらずリカバリープログラムなので、ちょっとほっとする、
でも、それ以外は、本当にしんどい。
7月中旬には猛暑も加わり、ラスト1週間が、いちばんきつかった。
でも、はじめたばかりならまだしも、あと1週間と思うと、やめるにやめられなかった。
結局、「どうしてもつらくて無理と思ったら、20分でやめてしまおう」「きょうは途中でやめるかも」、と毎日思いながらも、正しい体勢でできなくても、十分に動けていない部分があっても、なんとか60日間乗り切った。
特に嫌いなのが、ハイジャンプ、スイサイドジャンプ(ネーミングも悪い)、腕立ての体勢でやる運動。
こういうハードな動作を、これでもかとばかりに3回リピートさせるショーンTを、心底うらめしく思った。
でも、DVDなのに、ショーンTの、やる気をもたせるマジックはすごい。
そして、つらかった後半4週間も終わり、達成感はあるが、今はもう、二度とやりたくない。
Insanityのあとに出た、Insanity The Asylum(アサイラム)があるが、ありえない。
ちなみに、レビューには、Insanityをはじめて見たときは、ホラーのようで、しばらくこわくて見られなかった、っていう笑えるものもあるくらいだ。
Insanityは、ショーンTがデモンストレーションをして、ときに他の出演者の動きをチェックしてまわったり、はげましたりっていうパターンである。
出演者たちは、すでに理想体型の人々だが、必死の形相で同じ動きをしてるのは、まさにゾンビ。
また、このゾンビたちが、なかなかうざかったりする。
レビューでこっぴどく攻撃されている、しゃくれのアジア系女子とか、きつい運動のあと、床に大の字になってへたってたのに、背中でスピンして起き上がる青年とか、ふり乱した髪の毛が顔にはりついた状態で、息も絶え絶えになんかしゃべる女子とか、うざい出演者が多いのも事実。
終わったら、もう、Insanityの映像は見たくないと思うもの。
Insanityの効果
さて、60日間の苦難の末、数々の体験談のように、十何キロも痩せました、なんてことはない。
体重計やメジャーの数字で一喜一憂しているとモチベーションが下がるので、あまり真剣には計量しなかったが、最終的な体重は、開始時から、ほぼ横ばい。
体重は、スタート時より増加した時期さえあった。
これは筋肉がついたせいらしい。
ただ、明らかに、腹の厚みが減り、ふくらはぎが細くなった。
実際にワンピースやパンツに余裕ができた。
なによりも、平熱をあげることに成功したのは大きな収穫。
きっと、脂肪が燃えやすくなるハズ!
そして、私の体の固さには定評があるが、少し柔軟度がアップした。
後半は、本当につらかったが、やってよかったと思う。
DVDの付録(?)には、親切にミールプランがあるが、それは、完全に無視した。
これだけ運動すれば、食べていいでしょ、っていうほど汗をかき、日によっては、もう起きていられない!と思える消耗ぶりだったから・・・。
だから、食べたいときに、食べたいだけ食べた。
バーガーキングに行けば、ダブルワッパーチーズ。
和幸に行けば、和幸御飯にキャベツ・ごはん・みそ汁ぜんぶおかわり。
インド料理屋にゆけば、ナンをすすめられるままにおかわり。
そば屋にゆけば、カツ丼そばセット。
スタバではフラペチーノにホイップはかかせない。
飲みに行けば、だいたい沖縄料理屋で、ブタミン、オリオン、泡盛祭りに仕上げはブルーシール。
アンジャッシュ渡部絶賛の、とんかつ屋むさしやにゆけば、分厚いロースのあと別腹ケーキ。
明らかに、よろしくない食生活。
でも、TANITAに乗った結果、体脂肪率は標準マイナス、内蔵脂肪レベルも低い。
どう考えてもInsanity効果である。
脂肪が減り、筋肉が増えるということは、減圧症のリスクが減り、つけるウェイトも減る。
ウェットの脱着が楽になる。
離島ゆきの小型飛行機に乗るときの体重測定でイヤな思いをしない。
ダイバーにはいいことだらけ♪
痩せたい体育会系気質の男女は、ぜひInsanityにトライしてほしい。
というのはさすがに言い過ぎだが、SCUBA DIVINGはマリンスポーツというくくりではあっても、運動量が少なく、実際、ダイバーは男女問わずぷっくりさんが多いから、痩せたい人は多いことだろう。
はた目には、どう見ても痩せているのに、ダイエットと言ってるダイバーもいるけれど。
私は、南の海でのダイビングが趣味であると同時に、けっこうなホームフィットネスオタクだ。
フィットネスクラブに入ったこともあるが、まず、行かない。
ダイブマスタートレーニングの時こそ、フィットネスクラブのプールに日々通って泳ぎ込んでいたが、あとは会費を何ヶ月も無駄にしたあげく、結局退会。
会社帰りにジムに寄って、運動して、サウナやジャグジーに入っても、真冬でもなければ、家に帰るまでにまた汗をかき、もう一度シャワーというのが、どうにも面倒くさい、という無精からだ。
だから、運動しようかな、と思うと、ホームフィットネスのDVDをやることになる。
さて、小3から痩せたいと思い続け、ダイエットが永遠のテーマになっている私は、この夏、減量に、なみなみならぬ気合いを入れてみる。
「ダイエットしなきゃ」と言うと、まわりからは「水着のためでしょ。」と言われがち。
でも、最近のダイビングは、クルーズばかり。
ビーチやプールサイドのあるリゾートでなら、水着でごろごろしていたいかもだけど、船の上では、あまりそういう気持ちにならない。
それなのに今、減量を強く願うのは、来たる冬にロクハンのウェットを作りたいから。
ロクハンは、きちんと採寸して作らなければならないから、採寸表に、あんまり大きな数字はのせたくない。
ロクハンは、ウェイトが増えるから、少しでもウェイト減らせるように筋肉質になりたい。
だからこの夏、Insanity Workout!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/7e/9df58f87c9667dc925d93849998d2b30.jpg)
Insanityとは
Insanityは、アメリカのショーンTという兄さんの開発したワークアウトで、「the hardest workout ever put on DVD」だそうだ。
ショーンTは、フィットネス・グルと言われる人であると同時に、マライア・キャリーなどの振り付けを担当するセレブコレオグラファー。
インフォマーシャルを見ると、こんなのやりたくない!って動きが多くてきつそう・・・。
でも、1日平均40分のワークアウト60日で体を変える、それも、通常は1年かけるところを60日と言われると、60日だけがまんすればいいのなら、やってみようかな、という気になる。
この短めの日数と、ダンベルすらいらないってところがなんかいい。
そして、かんじんのInsanityは、ビーチボディというアメリカのホームフィットネス関連の商品を販売する会社から出ていて、日本盤はない。
ビーチボディは、エクサボディ(TOKYO MXとかTVKのTV通販で、サッカーの中澤が宣伝してるアブなんとかや、田丸さんが宣伝してるレッグなんたら、TRFのイージー・ドゥ・ダンササイズを売っている会社)のアメリカ版なイメージ。
まあ、エクサボティが日本版ビーチボディなんだろうけど。
InsanityはDVD10枚もあって、送料込みでUS144.8ドルなので、円高の今は、かなりバリューな感じ。
ただ、ビーチボディは、アメリカとカナダ以外の国からのオーダーは、WEBでは完結せず、カード決済を必ず電話でしなくてはならない。
時差にアメリカンイングリッシュ、FedExの配達時間の制限と、ワークアウト前から、いばらの道だ。
こんな幾多の困難(?)を乗り越え、5月下旬には、DVDを無事GET。
さて、60日は、Month1の4週間→Recovery weekの1週間→Month2の4週間の構成。
添付のカレンダーでは、日曜だけがお休みで、あとは毎日!
Insanityの基本は、3分ハードな動きを何パターンか行い30秒休憩する、というのを何セットか繰り返す。
そして、ストレッチも、しっかり組み込まれている。
Month 1
前半4週間は、1回40分前後の4種類のプログラム+20分程度の腹部の運動をときどき。
毎週木曜日は、リカバリーの日で、長さも30分程度しかなく、ちょっと息抜き。
初日、開始早々10分弱で、「しまった!」と、Insanityを選んだことをさっそく後悔した。
途中で何度も、ここでやめちゃおうかな、と思いつつも、初日、なんとかやりとげた。
2日め以降も、いつ投げ出そうかと思ったが、苦しくても、1日ごとに、自分の動きの質が向上するのがわかるので、なんだかやる気になってしまった。
Recovery Week
リカバリーウィークの1週間は、毎日同じプログラムを37分。
激しい動きのない、楽勝ウィーク。
なんとなく、体が強くなったのかな、という錯覚に陥る。
Month 2
後半4週間に突入してみたら、リカバリーウィークとはうってかわって、超ハード。
Month1なんて、どうってことなかったように思えるハードさで、時間も40~50分と長めになるから、つらい。
毎週木曜日は、かわらずリカバリープログラムなので、ちょっとほっとする、
でも、それ以外は、本当にしんどい。
7月中旬には猛暑も加わり、ラスト1週間が、いちばんきつかった。
でも、はじめたばかりならまだしも、あと1週間と思うと、やめるにやめられなかった。
結局、「どうしてもつらくて無理と思ったら、20分でやめてしまおう」「きょうは途中でやめるかも」、と毎日思いながらも、正しい体勢でできなくても、十分に動けていない部分があっても、なんとか60日間乗り切った。
特に嫌いなのが、ハイジャンプ、スイサイドジャンプ(ネーミングも悪い)、腕立ての体勢でやる運動。
こういうハードな動作を、これでもかとばかりに3回リピートさせるショーンTを、心底うらめしく思った。
でも、DVDなのに、ショーンTの、やる気をもたせるマジックはすごい。
そして、つらかった後半4週間も終わり、達成感はあるが、今はもう、二度とやりたくない。
Insanityのあとに出た、Insanity The Asylum(アサイラム)があるが、ありえない。
ちなみに、レビューには、Insanityをはじめて見たときは、ホラーのようで、しばらくこわくて見られなかった、っていう笑えるものもあるくらいだ。
Insanityは、ショーンTがデモンストレーションをして、ときに他の出演者の動きをチェックしてまわったり、はげましたりっていうパターンである。
出演者たちは、すでに理想体型の人々だが、必死の形相で同じ動きをしてるのは、まさにゾンビ。
また、このゾンビたちが、なかなかうざかったりする。
レビューでこっぴどく攻撃されている、しゃくれのアジア系女子とか、きつい運動のあと、床に大の字になってへたってたのに、背中でスピンして起き上がる青年とか、ふり乱した髪の毛が顔にはりついた状態で、息も絶え絶えになんかしゃべる女子とか、うざい出演者が多いのも事実。
終わったら、もう、Insanityの映像は見たくないと思うもの。
Insanityの効果
さて、60日間の苦難の末、数々の体験談のように、十何キロも痩せました、なんてことはない。
体重計やメジャーの数字で一喜一憂しているとモチベーションが下がるので、あまり真剣には計量しなかったが、最終的な体重は、開始時から、ほぼ横ばい。
体重は、スタート時より増加した時期さえあった。
これは筋肉がついたせいらしい。
ただ、明らかに、腹の厚みが減り、ふくらはぎが細くなった。
実際にワンピースやパンツに余裕ができた。
なによりも、平熱をあげることに成功したのは大きな収穫。
きっと、脂肪が燃えやすくなるハズ!
そして、私の体の固さには定評があるが、少し柔軟度がアップした。
後半は、本当につらかったが、やってよかったと思う。
DVDの付録(?)には、親切にミールプランがあるが、それは、完全に無視した。
これだけ運動すれば、食べていいでしょ、っていうほど汗をかき、日によっては、もう起きていられない!と思える消耗ぶりだったから・・・。
だから、食べたいときに、食べたいだけ食べた。
バーガーキングに行けば、ダブルワッパーチーズ。
和幸に行けば、和幸御飯にキャベツ・ごはん・みそ汁ぜんぶおかわり。
インド料理屋にゆけば、ナンをすすめられるままにおかわり。
そば屋にゆけば、カツ丼そばセット。
スタバではフラペチーノにホイップはかかせない。
飲みに行けば、だいたい沖縄料理屋で、ブタミン、オリオン、泡盛祭りに仕上げはブルーシール。
アンジャッシュ渡部絶賛の、とんかつ屋むさしやにゆけば、分厚いロースのあと別腹ケーキ。
明らかに、よろしくない食生活。
でも、TANITAに乗った結果、体脂肪率は標準マイナス、内蔵脂肪レベルも低い。
どう考えてもInsanity効果である。
脂肪が減り、筋肉が増えるということは、減圧症のリスクが減り、つけるウェイトも減る。
ウェットの脱着が楽になる。
離島ゆきの小型飛行機に乗るときの体重測定でイヤな思いをしない。
ダイバーにはいいことだらけ♪
痩せたい体育会系気質の男女は、ぜひInsanityにトライしてほしい。