芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

時間は掛かるが、それなりに事は進む

2013年04月10日 | Weblog
サダルバーザールのBank of India は一番反対側の端の方にあるので、遠いが、一番手前まで行くのは、40分足らずで歩いて行けた。朝の10時前後に開いている店は殆どなく、野良犬が散歩している状態だ。サダルバーザールの中程にあるRose bakery で、今日は、クッキーを買い、昨日のオートを携帯で呼び出し、また、50ルピーで帰れた。今日は、昨日のように額に押し頂いて、車の守り神にお祈りはしなかったが、ありがとうと言ったから、満足はしているのだ。おそらく、昨日は、最初のお客であったのと、ご利益のあるハヌマーン神社のそばを通ったから、神に感謝したのであろう。この運転手は私達を現地人並に一番安くしているのではないか。
宿舎の台所に、トースターを入れてくれた。壁のタイルがはがれたりするが、少しずつ完備して行っている。大体が、インドは、その前日になって初めて、明日はこういう予定だと行ったりする、行き当たりばったりの国のようなところがあるが、長期計画がないかというとそうでもない。

サダルバーザールから宿舎迄のオートの料金

2013年04月09日 | Weblog
昨日、サダルバーザールからオートで帰った。今いるところの住所の番地がないため、はっきり分からず、宿舎で聞いたmicrowave colony の近くと言っても、知らないと言われ、130ルピーと言われ、高いと答えると、120ルピーと言われ、それで帰った。
今日、またサダルバーザールから、オートで帰り、コブラグラウンドの少し先というと、50ルピーと言われ、それで本当に良いのか分からないが、帰ると、その料金でも文句も言われず、むしろ、貰った50ルピーを額に当て、安全祈願の神に捧げて感謝の祈りをしていた。という事は、50ルピーでも感謝されるくらいの料金という事だ。
帰ってから、沸かした牛乳を漉して飲んだ。というのは、今朝、牛乳を沸かしていたら、突然、ガスレンジの上の壁のタイルが2枚はがれ落ちたので、その破片が牛乳に入ったため、漉さなくては飲めなかったのだ。この数日間ガスコンロのつまみがなんども外れたり、今迄使わなかった台所が、急に使われるようになって、壁が熱くなったりしたためと思われる。ガスコンロのつまみは、外出から戻って来た時には、部品を取り寄せて直してくれていた。
昨日、1時間かかったサダルバーザールの一番億にある銀行迄、今日は、45分で行けた。近道が分かったせいもある。

ジャバルプルの銀行でも出金できる

2013年04月08日 | Weblog
先月末、ワルダを出る時には、昼間は、とても歩いていられない暑さだった。昨日の夕方といっても、4時半頃卵を買いに、近くの店に行った。恐らく、ワルダはこの時期もっと暑いであろうが、このジャバルプルでも日差しが強く、暑くなってきた。
だんだんお金が少なくなってきたので、午前8時半頃、宿舎を出て、1時間以上歩いて、サダルバーザールの銀行Bank of Indiaに行った。ワルダでは、木がないので、8時過ぎたら、10分歩くだけでも暑くてかなわないが、ここジャバルプルでは、街が大きな木で覆われていて、歩いても楽である。
銀行は、扉が開いていたので入れたが、10時半からだと言われ、中で待たして貰った。ワルダでは、始業時間に行っても銀行員は掃除が終わる迄、建物の外で待ち、それから、仕事を始めるから、30分くらいは遅い始まりだったが、ここでは、記帳係が一番遅く、5分遅れで来て、おもむろに水を飲んでから記帳してくれた。3月分のワルダの大学の給与は、いつものように、マハーラーシュトラ州の地方税200ルピーを引かれて入金していた。小切手に署名して、3万ルピーを引き出した。ここでも少額ではないらしく、ワルダと同じく、支店長の署名が必要で時間が掛かった。1万ルピーだと、窓口で直ぐ現金を貰えるが、銀行に掛ける時間が惜しいので、なるべく多めに一度に引き出すのだ。
地方税は、去年までは、150ルピーだったが、インフレで、汽車賃などと共に値上がりした。いずれ、物価も上がるであろう。私の場合、銀行カードを作るには、税務署から所得税の支払い証明を貰うか、選挙権のある住民票がいると言われ、出来ない相談であるから、カードがないため、銀行本店から郵送された小切手で引き出すことになったのだ。


食品と食事の値段

2013年04月07日 | Weblog
昨日、大学の車が使えたので、サダルバーザールへ行って、まずは、昼食をインディアンコーヒハウスで摂った。南インド料理屋である事は、先週の土曜日に来て分かっていたので、マサーラドーサを注文した。50ルピー。続いて南インドコーヒー、先週10ルピーだったのが、12ルピーに値上がり。62ルピー(約100円)のランチである。鳥焼きそばは、肉と麺が高いせいか、150ルピー程度、訳300円足らずである。いずれも美味であった。
そこから、先週買った葡萄のうまい店に行き、葡萄1kg、40ルピー約80円を買った。バナナは、12本で、やはり40ルピー。一本7円程度か。すべからく、ワルダと同じである。帰りがけにチキンセンターで、鶏肉骨付きを2kg、280ルピー。これは、ワルダより安い。ワルダのチキンセンターは、1kg160ルピー(約300円)だった。ただ、これは、140と160の間を行ったり来たりしていた。今が少し安い時期なのかもしれない。一般に肉、魚は高い。

インドの交通費と運送費の異常な高さ

2013年04月06日 | Weblog
ワルダの田舎とジャバルプルの都会で、物価が殆ど同じであることが分かった。しかし、運送費がやけに高い。
私がワルダから約450キロ離れたここ迄の家財を送るのに、宅急便やから10キロ400ルピーと言われ、200キロ前後ある荷物を送ると、8000ルピー掛かりそうなので、汽車の切符も合わせると、10000ルピーも掛かる訳で、スモーというタタ社のジープを7700ルピーで雇い、通行税も合わせ、8500ルピーくらいで済ませられた。
10000ルピーは約17000くらいであり、日本で、30キロの荷物を同じ距離のところに送っても1000円程度であるから、7個送っても1万円足らずである。
昨夜、ワルダの大学に留学している弘前大学のEさんに電話で聞いたのによると、彼女もこの4月半ばにワルダを出るので、弘前に荷物を送ったところ、7キロで8000ルピー(約1万4千円)だったという。これは日本から送る荷物の約倍の料金だ。
インドの食料品の物価が、日本の10分の1である事を考えると、交通費と、運送費が異常に高い。これは、官の規制を上手く避ければ、日本の企業が参入しやすい領域と言える。

転職のための滞在延長ヴィザ取得

2013年04月05日 | Weblog
パンデイ氏にFROに連絡してもらったら、どうも、ワルダのFROからジャバルプルに引っ越すという許可を貰えば、東京のインド大使館で、新たにヴィザを取らないでも良さそうなことが分かった。
ワルダのFROに、ワルダを出て、ジャバルプル経由で日本に行き、その後は、また、ワルダには戻らず、ジャバルプルに戻ると説明したのだが、なんの反応もなかった。要するに、ワルダのFROは、外国人登録について殆ど知識らしい知識もないから、許可をくれるという発想もなかったのだ。であるから、ここ、ジャバルプルのFROで聞けば良いと思って来たら、期待していたように、こちらのほうでは、知識があり、インド国内で転職ためのヴィザの用が済みそうなのだ。
ただ、ワルダのFROは、許可をするという文書も書けないであろう。なぜなら、昨年、ワルダのFROでヴィザの延長をした時、その仕方が分からないため、FROに数日間通ったあげく、最後の日に、家族全員で、8時間も待たされ、彼等自身8時過ぎて、早く帰りたいために、同行してくれていた大学広報ミルゲー課長から、言われるままに、ただ『ヴィザの延長を許可する』とだけ、旅券に書きいれたのだ。しかし、その部分を複写すると、誰のヴィザか分からないから、そこに旅券保持者の名前も入れるベきであったと思う。だが、それ以上待つのは嫌なので、彼等のなすがままに任せた。そんな簡単な事にも数日間掛かるのであるから、見本の手紙もなくては何も書けないに違いない。となると、また、11時間かけて、家族でワルダに行かなければならないという事かもしれない。ここは、涼しいが、ワルダはますます暑くなっているであろう。気が重くはなる。

試験、試験のインド

2013年04月04日 | Weblog
昨日は、外国人登録所に行くも行かないも分からないままで終った。どうなっているのかパンデイ氏に今朝メールで問い合わせている。
今、異動の季節らしく、同じ宿舎にこのインド工科大学からラックノウの図書館に異動する家族が、昨夜から宿泊した。貸家を明け渡して、今夜の汽車で移動するという。
上の男の子の試験が今日あるそうで、この宿舎から学校に行った。インドでも、試験の成績が進学校も就職も決めるようだ。だからからか、幼稚園から試験がある。

少しずつ良い方向に動き出す

2013年04月03日 | Weblog
昨日のオジャ学長の話では、教育省にまた催促したら、手紙を出したと言われたから、近々に。外国人教師を雇う事に対する教育省の見解が分かるであろうという事であった。
それ迄に、外国人登録所に行くかどうか、大学に聞いてもらっている。その係にパンデイ氏が選ばれた。恐らく、二、三日中に外国人登録所に行くことになるのではないか。
ここでも、外国人登録所は、警察署長事務所にあるようだ。少しずつ動き出してはいるから、うまくいけば、月末にここを出る時には、契約書などのヴィザ申請に必要な書類の現物を持って、東京のインド領事館に持参できるかもしれない。前回は、現物と言われても、送ってもらって最低1週間はかかるから、結局、間に合わず、一旦観光ヴィザでワルダに行って書類を貰って、また帰国して、やっとヴィザが貰えた。
夕食時に、隣の宿舎の食堂に、ここの教職員に誘われて、お茶の水女子大の小口教授が来たので、しばらく話した。

ここでの買い物

2013年04月02日 | Weblog
昨日から、牛乳を取り始めた。朝、8時頃に宿舎の食堂に届けに来る牛乳屋で、宿舎には、2リットルであるが、わたしのところには、1、5リットルで、40ルピー(約70円)である。ワルダのときと同じ料金だ。毎日届けた牛乳の量を付けるカードをもらった。それを月ごとに閉めて支払うということだ。ワルダではこのピンクのカードはなかった。
この宿舎には毎朝、野菜売りも来るし、近所にスーパーのような店があり、買い物も便利だ。ワルダでは、7キロほど離れた野菜市場に毎週二回、学バスで買い物に行かなければならなかったが、ここでは、肉以外は、近所で済ませられる。宿舎の真ん前に来る野菜売りから芋などを買うと、警備員がそれを台所まで運んでくれる。毎週、買い物をしたワルダでは、普段でも10キロ以上重さがあり、米のあるときは、15キロ以上を背負って街中を買いながら、バスの待っているところまで1キロ以上歩いた。これが、運動不足解消になるとは言え、結構大変な労働であった。

サダルバーザールでの出来事

2013年04月01日 | Weblog
サダルバーザールを歩いていたとき、若者に声をかけられた。田舎風の男で想い出した。ワルダの語学部の博士課程にいて、数回話しかけられたので、話したが、ちょっと生意気な男で、それっきりになっていた男だ。
なぜここに居るのかと聞くので、ここに引っ越したのだ、と答えると、ここで何をしているのか、自分は、ここのヒンドゥー大学でヒンディー語の助教授だと言う。IIITDMに転職したと言うと、なぜここに転職したのかとか、給料はいくらかとしつこく聞く。昨年、ここに就職したといい、私の給与は、ワルダのときの倍だと言うと、ワルダでいくらだったかと聞く。3万だと言うと、では、ここでは、6万かと、言うので、面倒だから、そうだそうだ、と答えておいた。別れる時に、携帯の番号を教えろというので、携帯に彼の名前を登録させた。アルヴィンド・ヤーダヴと言う。あとになって、彼の給料を聞きかえせば良かったと思ったが遅かった。