きのうも書いたのだが作品の展示を開くとき、感想帳を置いている。たいがいは褒めてくれているのであるが、作者の手前あるいは義理など入り込んでなかなか思い切ったことは書きにくそうだ。
以前明治村で展示したとき、私は会場の中の椅子のひとつに腰掛け、帽子を目深にかぶり、耳だけダンボ状態にして寝たふりをしていた。すると作者が居るとは知らない人達は、それぞれ思ったままを述べ合っている。
「は~ん鶴太郎か」とか「子供っぽいわね」とか、そうかそういう風にも見えるのかと、頭の中にメモるのだった。中には作品に書いてある俳句を次々と写しとっていく人が居たのには驚いた。
「もっといい句のにすればよかった…」いやあ勉強になりましたデス。
以前明治村で展示したとき、私は会場の中の椅子のひとつに腰掛け、帽子を目深にかぶり、耳だけダンボ状態にして寝たふりをしていた。すると作者が居るとは知らない人達は、それぞれ思ったままを述べ合っている。
「は~ん鶴太郎か」とか「子供っぽいわね」とか、そうかそういう風にも見えるのかと、頭の中にメモるのだった。中には作品に書いてある俳句を次々と写しとっていく人が居たのには驚いた。
「もっといい句のにすればよかった…」いやあ勉強になりましたデス。