俳優の鈴木ひろみつが亡くなった。
60歳、団塊世代で元モップスというGSグループのボーカルだったのだ。
モップスの曲でたくろうのカバー曲、「たどりついたらいつも雨降り」
という曲は、恥ずかしながら私の数少ないカラオケナンバーの一曲なのだ。
近頃、団塊世代のいっせい定年退職のことが世間でかまびすしい。
かく言う私もその世代の末っ子である。
我が会社にも、その世代を共有するYさんという同僚がいる。
しかも同時期の入社で、同期の桜である。
彼はスーパーで店長を勤めたキャリアの持ち主で、
ペンしか持ったことのない私にとって、勤め人としての心得を
しっかりと持っている頼もしい人なのだ。
私は彼の背中を見て、勤め人としてのノウハウを学んだ。
彼は度量のひろい人で、こちらが相談すると快くのってくれ
二人で協力して仕事にあたることも度々なのだ。
最近週末などに、気のおけない同僚たちと飲み会に行く。
その流れでカラオケへ行ったりするのだが、その時
歌うのが、モップスの「たどりついたらいつも雨降り」なのである。
当然Yさんも一緒なので「Kさん!たどりついたらいつも雨降り、
いこうよ!」とリクエストがくる。
私はひとしきり歌った後、歌詞ノートをめくって、ワイルドワンズ
の「思い出の渚」を勝手に入力。
イントロが流れ出すと「ホイYさん!」と一声掛ければ
彼は嬉々として歌いだす。そして間奏の合間に
「ほれ!掘って、掘って、」と両手で穴を掘るような
踊りのアクションをくりだす。
彼はGSファンなのだ。
こうして彼とのカラオケは大いに盛り上がるのである。
同じ世代というのは、その共有するものが同じ、あるいは
似通っているので、波動も共通するのかもしれない。
なんともいえない幸福感が感じられるのだ。
それだけに、団塊を共有する鈴木ひろみつの死は、
世代的な受け止め方として、のしかかってきた。
他人事ではないのである。
それぞれ世代を共有する人々には
どこかに同級生意識が潜在していて、お互いの
奮闘を願っているのかもしれない。
60歳、団塊世代で元モップスというGSグループのボーカルだったのだ。
モップスの曲でたくろうのカバー曲、「たどりついたらいつも雨降り」
という曲は、恥ずかしながら私の数少ないカラオケナンバーの一曲なのだ。
近頃、団塊世代のいっせい定年退職のことが世間でかまびすしい。
かく言う私もその世代の末っ子である。
我が会社にも、その世代を共有するYさんという同僚がいる。
しかも同時期の入社で、同期の桜である。
彼はスーパーで店長を勤めたキャリアの持ち主で、
ペンしか持ったことのない私にとって、勤め人としての心得を
しっかりと持っている頼もしい人なのだ。
私は彼の背中を見て、勤め人としてのノウハウを学んだ。
彼は度量のひろい人で、こちらが相談すると快くのってくれ
二人で協力して仕事にあたることも度々なのだ。
最近週末などに、気のおけない同僚たちと飲み会に行く。
その流れでカラオケへ行ったりするのだが、その時
歌うのが、モップスの「たどりついたらいつも雨降り」なのである。
当然Yさんも一緒なので「Kさん!たどりついたらいつも雨降り、
いこうよ!」とリクエストがくる。
私はひとしきり歌った後、歌詞ノートをめくって、ワイルドワンズ
の「思い出の渚」を勝手に入力。
イントロが流れ出すと「ホイYさん!」と一声掛ければ
彼は嬉々として歌いだす。そして間奏の合間に
「ほれ!掘って、掘って、」と両手で穴を掘るような
踊りのアクションをくりだす。
彼はGSファンなのだ。
こうして彼とのカラオケは大いに盛り上がるのである。
同じ世代というのは、その共有するものが同じ、あるいは
似通っているので、波動も共通するのかもしれない。
なんともいえない幸福感が感じられるのだ。
それだけに、団塊を共有する鈴木ひろみつの死は、
世代的な受け止め方として、のしかかってきた。
他人事ではないのである。
それぞれ世代を共有する人々には
どこかに同級生意識が潜在していて、お互いの
奮闘を願っているのかもしれない。