故あって、なぜか変なスイッチが入ってしまった。
今、ひたすら俳句作りに勤しんでいる。
体中にアドレナリンが噴出してきたようで、
一日中俳句帳を手放さない。
正直、俳句を始めたころは夢中になって、
こんな状態だった。
つまり、久しぶりなのである。
ちょこちょこ俳句は作ってはいたものの、
所属していた結社はとっくに辞めていたし、
発表といえばこのPCでのみだったのだ。
それはそれで大して不満に思ったこともなかったし、
気が向いたときに作句していればいい気楽さと、
自由さで気がすんでいた。
ただ、自分の俳句はこれでいいのだろうか…
という漠然とした不安は感じていたのだ。
スイッチが入ったら何だかその不安が頭を
もたげ出し、無性に答えが欲しくなりだしたのだ。
いや、答など無いのかもしれないのだが、
自分の俳句の立ち位置、実感というものが
欲しくなり、客観的に見るとどうなんだ、
みたいなのが知りたくなったのである。
自分の本質は絵描きだと思っているが、
手足が利かなくなり、絵が描けなくなった時、
最後に残るのは、俳句だとも思っている。
具体的には何も決まってはいないが、
何らかの形で、世に問いたいと思い始めたのだ。
当然ながら、道のりは遠いものになるでありましょうが、
長いスパンで実践し続けようと思う。
現金なもので、そういう具体的目標ができると、
半端な気持ちで俳句に向かえなくなってしまう。
それは俳句だけではない。絵のほうも手応えが
欲しくなり、今、全てを見直しているところだ。
完全にガラリと変わってしまった感がある。
変に何かが吹っ切れてしまったのである。
正直それがいいか悪いかはわからないのだが、
そうなってしまったのだから仕方がない。笑
どこまで続くかわからないが、これが運命の
大きな節目の転がりだと受け止めている。
こうなっては、今年のテーマにしている“突破”
正面突破するしかない。
とにかく、行くだけ行って突破するゾッと!…。
かたつむり忘れていたり無我夢中
issei