たまたまだったが、同じ高速バスに弟夫婦と
その次男も乗り合わせ(隣の県に住んでる)一緒に
長崎へ…。
熟睡という訳にはいかなかったが、まあまあ
眠れて、長崎に到着した。
すると、「あ、お義母さんが来てるよ」という
弟の声にターミナルのほうを見ると、長崎に
住んでいる義母が迎えに来ているではないか。
今回ちょっと腰痛の出た身内は来なかったので、
わたし一人なのだ。
義母、弟夫婦とその次男、わたしで、すぐ近くにある
お食事処で、朝飯を義母にごちそうになり、
弟らとは別れた。
義母とは、3年前に会って以来だったので、
近くの長崎港の波止場を散歩しつつ
近況などを話した。
その後も、近くの喫茶店に入って色々話をかわし、
長崎港前の出店で、地元の魚を昼食として
二人で食べ、ターミナルまで戻るべく長崎港の
波止場を歩いていると、「あら、大きな船が…」
と、義母が言うので見ると、なるほど大きな豪華客船が
きょう泊まる予定のホテルのちょっと前に泊まっているではないか。
「?ん…どっかで見たような??」ゲゲ!なんと
クイーンエリザベス号ではないか。
長崎へ来る前に散々テレビでやっていたので、
その船体に見覚えがあったのだ。確かにはっきりと
Queenの「Q」の文字が船体に見える。
まったく知らなかったので、思わぬサプライズに
興奮して写真を撮りまくった。
「ボ、ボオン!!!」時折鳴らす霧笛のような音は
「わたしがクイーンよ」と言わんばかりの響きと凄みを
持って長崎港を席巻していた。
ひとしきりエリザベス号を見た後、ターミナルへと
義母を送った。
なかなか二人でゆっくり話をする機会もないので、
今回は、ゆっくりと話に花を咲かせることができて
本当によかったとつくづく思った。
「ボ、ボオン!!!」クイーンエリザベスの声に
送られ、ホテルへと向かった。