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ぽかぽか春庭「2003年フリーリレーでつなぐ」

2013-09-04 00:00:01 | エッセイ、コラム
2013/09/04
ぽかぽか春庭知恵の輪日記>2003年9月(3)


 2003年の日常茶飯事日記つづき。
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2003/09/07 日 晴れ 
日常茶飯事典>フリーリレー1位

 息子は中学校夏期水泳、区大会でみごとリレーが一位になった。フリーリレーが1位、メドレーリレーが3位。個人種目でも、平泳ぎ100メートルで息子は7位。
 やめたいやめたいと言っている水泳部だが、私は続けて欲しい。息子は14日の都大会が終わったら、退部すると言っている。本人の決めることではあろうが、どう考えてもスポーツ向きの性格ではない。

本日の負け惜しみ:チームプレイ苦手でもできる陸上、水泳。でもリレーはひとりでできない

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2003/09/08 月 曇り 983
日常茶飯事典>夢は菓子職人

 がんばって、HPをチェック。いろいろミスもある。なんとかアップできるまでこぎつけた。娘と息子が読んで、大丈夫なら公開する。

 娘は、単位制高校情報科出身娘が授業に出かける前に一部分を読んで検閲。パソコンの使い方を習っただけでなく、情報リテラシーについてたっぷり教育を受けた。その中で、インターネットと個人情報保護のこともさんざん教えられてきた。
 娘が介護体験のバイトをした、ということを書くときも、施設名はもちろん、地名も書いてはいけない。

 娘は、私の誕生日祝いとして、私が一番好きなチーズケーキを作ってくれた。誕生日の日には娘のの集中授業があって作る時間がなかったから、誕生祝いを今日に延期していた。新しいレンジオーブンでつくる最初のケーキ。とてもおいしい。息子からは、今日学校で渡された「水泳区大会フリーリレー1位」と「メドレーリレー3位」の表彰状がプレゼント。「子どもが元気でがんばることが親には何よりのプレゼント」と言ってあるが、ほんとうにうれしいプレゼントだ。

 娘は、「一番やりたいことはケーキ作り。高校卒業したらすぐに製菓専門学校に行きたかったけど、お母さんはとりあえず大学へ行きなさいっていうし。お父さんがうちの家系には職人系は無理とか、ケーキ屋経営などやったとしても、経営の才能がない一族だからだめ、仕事としてじゃなく、趣味としてやれっていうから、あきらめた。
 けど、どうがんばっても、娘にデスクワークはできない。営業もできないし、企画もだめだし、やっぱりケーキを作りたい。製菓専門学校の授業料は高いから、とにかく大学だけは卒業して、何か仕事を持って、授業料の分は自分で稼ぎながらケーキの勉強を続ける」と、言う。

 今日のチーズケーキも、見栄えも味も、本当にどこのケーキ屋のものよりじょうずに焼き上がった。とてもおいしい。でも、誕生日にケーキを焼いてプレゼントするのと、ケーキ職人になるのでは、また違ってくる。
 教職科目の中には面白いのもあるけれど、娘には自分が教師に向いているとも思えない。

 小学校中学校を通して「絶対に恐竜発掘を仕事にする」と言っていた。シカゴ博物館の「スー」発掘の話などに夢中になっていた。しかし、恐竜→古生物→化石→地層→地学ときたとき、理科系教科の壁にぶちあたった。地学科は、理科系受験科目が2科目必要。

 娘は単位制高校で理科は地学と生物と化学の3科目単位をとったが、そのうち、化学は「お菓子と化学」という生涯教育共通科目で、前半50分でお菓子を作り、後半50分でお菓子作りに関連した化学を学ぶという教科だった。授業としては面白かったが、受験科目として使えない。「化学式とかの計算できないし、元素記号全部言えない」という。

 大学受験は文化系の科目ですむ地理学科に的をしぼった。自然地理学の中で地層の勉強もできるからだ。しかし、2年生までの勉強で、学問としての自然地理学を続けるのは自分の本来の方向ではないと、また壁にぶちあたった。どうやっても、理科系のことはわからないのだと。

 恐竜の次に夢中になったことがケーキ作りだった。毎週毎週ケーキを焼くことが、不登校中の娘の自己形成でもあった。
 この前。親子げんかしていたときは、「一番行きたい学科に入ったんじゃないから、もう大学もやめる」と息巻いていたが、今日は「一度入学して途中で放り出すのは、あとで絶対に後悔するタイプだから、卒業だけはする」と、思い直した。

 我が子に夢があり、やりたいことがあったら、親は応援したい。でも、どこの親も子どもが「テレビタレントになりたい」「映画監督になりたい」「ロック歌手になる」などと言い出したとき、「ああ、それはすばらしいね。どんどんおやりなさい」と言えるのだろうか。「夢はけっこうだが、現実を考えなさいよ」と、言ってしまうのではないか。自分の才能のなさを考えたら、子どもが特別な才能に恵まれているとは思えない。
 私も、「菓子職人になる」と言われても、テレビチャンピオンのケーキ職人選手権しか知らない世界だから、何もわからない。

本日のうらみ:夢をかなえてやりたいが

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2003/09/09 火 晴れ 984
ジャパニーズアンドロメダシアター>ウォーターボーイズ

 この夏、我が家がはまったドラマは、『ウォーターボーイズ』と『すいか』のふたつ。
ウォーターボーイズ最終回を見た。

 『ウォーターボーイズ』は、「次は高原さんが、続けられないからやめるって、いいだすよ」とか、「次は田中がやめることになるけど、結局仲間のところにもどるよ」なんて、ストーリー予測がすべてあたって、最後の最後までまったく視聴者の予想を裏切らない展開構成。それでも3人とも楽しめて満足のドラマ。

 一つには我が家のウォーターボーイが「もう練習つらいからクラブやめたい、やめたい」と言いながらも、中学校秋期区大会でフリーリレー1位、メドレーリレー3位に入賞したということから。スポーツの中では水泳が一番できる、ということで、野球やサッカーボーイズとは違う親近感がある。

 しかも、競泳よりダンスが好きなウォーターボーイなので、「水泳部やめるなら、ぜったいに男のシンクロ同好会を作りさいよ」と、けしかけている。深いプールでやるシンクロナイズドスイミングは無理だが、唯野高校男子水泳部の「男のシンクロ」などは、浅い普通のプールで行う「リズムダンススイミング」という種類。これならワカたちにもできそう。

 ドラマは、最後の15分間は出演者たちが真っ黒になった特訓の披露。先週の放映分では、特訓の前に収録した分と、後の分で、出演者たちの顔の色が全然違うので面白かった。

 我が家は『白線流し』とか、青春群像ドラマが大好き。ウォーターボーイズは、ドラマとしては妻夫木聡が主演した映画のほうが、ストーリーが間延びしない分、できはよかったと思うが、このテレビドラマも、とても楽しめた。

本日のねたみ:わたしもプールで踊りたい

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2003/09/10 水 985
日常茶飯事典>誕生日プレゼントはホームページ

 Aダンス。発表会前最後の練習。まだまだ踊れていなくて、さあ、どうなることやら。先生の叱咤激励。激は飛ぶが、おばさんたちの足はなかなか飛ばない。

 娘は、バッグを買ってきて「遅れたけれど、誕生日のプレゼント」という。なんとかというバック業界では有名な会社の製品だという。私には、ダイソー100円バックで用が足りればいい、と思っているのだが、娘は「保護者会にいくときに100円バックなんか持っていったら、恥ずかしいよ」という。PTAお母様方は、グッチだエルメスだというのを持ってくるのだろうが、わたしにはそのバッグが本物なのか偽物なのかの区別だってつかないのだから、何を持っていても同じにみえてしまう。娘は模試監督のアルバイトをして稼いだ分全部つぎ込んで買ってきた。

 OCNサポートセンターに問い合わせながら、ついに「話しことばの通い路」をアップした。自分のブラウザでみて感激。半月間のパソコンはりつきの成果。
 娘がリンクを貼ったところには、たとえリンクフリーとあっても、お礼のメールを出すべきだとネチケットを説くので、とりあえず、これまでメールを出したことのある3ヶ所と、リンク先にメールを出した。

 HP用のメールの設定を変えようとして、またOCNサポートに連絡した。送受信者名を変えたいだけだったのに、新人君が先輩にたずねたずね「ちょっとお待ちください」と1時間くらいかかって、教えてくれたとおりにやっていったら、メール不通になってしまった。

本日のうらみ:新人君よ、君よりパソコンがわからない者もいるんだ

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<つづく>
コメント (2)
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