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ぽかぽか春庭「梅雨どきの第九」

2014-06-22 22:22:22 | エッセイ、コラム


2014/06/22
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記6月(1)梅雨時の第九

 ジャズダンス仲間のミサイルママ、TTさんkozuさんは、都区内の合唱団にも入っていて、いろいろな公演の合唱に参加しています。
 6月7日は、錦糸町のトリフォニーホールで、「吹奏楽団によるベートーベンの交響曲第九番」という演奏会があり、TTさんkozuさんが合唱に出演しました。

 私は、3時からの東京ノーヴィーレパートリーシアターの「コーカサスの白墨の輪」が終演するとダッシュで両国駅へ。JRで錦糸町に行き、なんとか7時開演に間に合いました。
 東京リサーチ合奏団は1973年に発足し、東京北部の練馬板橋北などの区在住者を中心に活動しているということですが、私ははじめてコンサートを聞きました。

 7時開演しょっぱなの曲は、 ワーグナー「楽劇ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲」10分ほどの曲が終わるとすぐに20分の休憩。1階にすわったのですが、合唱団の顔が見たいと思って、1階バルコニー席に移動。ここからだと、指揮者の顔と合唱団の顔がよく見えます。
 難点は、独唱者については背中しか見えず、ソロの歌はよく聞こえないこと。しかし、独唱者の歌を聞きに来たコンサートではなく、合唱団の出演者を見るためにきたので、いい席でした。

 私も、吹奏楽によるアレンジでの第九は初めて。どんな響きになるのか、興味津々でした。アレンジは、合奏団指揮者の近藤雅俊。近藤さんは会社勤めをしながら活動を続け、吹奏楽アレンジと指揮を続けてきました。北区在住だそうです。
 前身は「金管バンド」という名前だったという合奏団で、弦楽器は、ベースがいるだけで、ホルンが11人もいるし、アマチュア合奏団ながら、とてもよい音を出していました。

 もらったパンフレットには、合唱の歌詞がドイツ語と日本語訳と両方ついていました。合唱は、いくつかの合唱団からの寄せ集めでしたが、吹奏楽指揮者のほか、合唱指揮者が別について指導を受けたとのことで、きれいなハーモニーでした。

 最近、年末になるといろんなオーケストラや合唱団に属する知り合いから「第九やるから来て」というお誘いがあって、なんで日本では第九といえば年末にやることになっちゃったのか、と思っていて、あまり積極的に聞きたいと思わなくなっていたのですが、思わぬ梅雨時の第九、しかも吹奏楽+合唱、ということで、新鮮な感激でした。

第九演奏が終わったあとの合唱団とリサーチ合奏団
コメント (6)
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