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ぽかぽか春庭「2014年のまとめ」

2014-12-28 00:00:01 | エッセイ、コラム
20141228
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記師走(5)2014年のまとめ

 今年こそ、絶対にやせるぞ、平均体重にまで落とすぞ、という決意とともに始まった2014年でしたが、まあ、体重は順調に増加、といういつものパターンで終わろうとしています。ストレス解消のためのヤケ喰いがいかんのだ、とわかっちゃいるけどやめられない。

 回転寿司、ほんの15分だけ、ちょっと小腹を満たすだけと思って立ち寄った結果、20分で10皿20貫食べた、ということもありました。一皿2貫150円という店です。
 ただし、ビールは、友人といっしょに店で食事するときだけ飲むことにし、家で缶ビール瓶ビールを開けることは、ほとんどなくなりました。おお、偉いぞ。、、、って、別段えらくは、ないか、、、、学園祭の模擬店で買ったチェコビールもクリスマスイブまでとっておいたんです。偉いよね、私にすれば。

 2014年午年。世の中は大荒れで行方も知らぬ、、、、、ですが、私の生活は最底辺安定で、相変わらずの貧乏暮らし、というだけの毎日。
 我が家、12月になって急に寒くなりましたが、灯油ストーブを12月10日までつけずに我慢、がまん。灯油が18リットル1950円になって、「高いからぎりぎり我慢」で、綿入れはんてん、ダウンベストなどを着て、エアコンなし、ストーブなしの生活を続けました。

 11階まである団地9階ですからいくら建物が古くなったとはいえ雨漏りはしません。雨露しのげる破れ家があり、一皿2貫150円の回転寿司がせいぜいの食生活とはいえ飢えもせず、かつかつ生きていく分をかせぐ仕事先があった、、、、、今年度いっぱいは。
 来年国立大学の仕事は契約更新ができない年齢になってしまい、雇い止め。退職金もない非情なる非常勤講師の仕事、どうなるのかと不安がつづきます。

 今年のまとめ。
 月に1、2回ほど、美術館で美術鑑賞。私の絵の見方は、ただ、そのときの気分でいいなあ、と思うか思わないかという感覚的な鑑賞ですけれど、美術展の招待券にせっせと応募して、見に行きました。見に行っても、行きっぱなし見っぱなしでブログに感想を書かなかった展覧会も多かったけれど、行ったときはその都度楽しく過ごせたのだからよしとします。

 夏休み恒例の「青春18切符利用旅」、今年も東北へ行きました。福島山形の建築を巡る一人旅ができ、失敗も多かったけれど、無事帰宅できたので終わりよければすべてよし。

 映画は、もっぱら「ギンレイシネパスポート」という鑑賞券を夫に借りて見るか、テレビ放映を録画してみるかで、「無料」が原則。平均で月に3本くらいの鑑賞頻度。

 ギンレイホールで見た映画
3月セッションズ
4月少女は自転車にのって もうひとりの息子
5月さよなら渓谷 ペコロスの母に会いに行く
6月ハンナ・アーレント  そして父になる 小さいおうち
7月ゼロ・グラビティ ウルフ・オブ・ウォールストリート
8月あなたを抱きしめる日まで
9月ブルージャスミン 8月の家族たち サンライズ(1927活弁:澤登翠)
10月太陽を盗んだ男 8月の濡れた砂 ライブイン茅ヶ崎
11月WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常  超高速!参勤交代
名もなき男の歌 インサイド・ルーウィン・デイヴィス グランド・ブダペスト・ホテル 道 鉄道員 ひまわり her 世界でひとつの彼女
12月めぐり逢わせのお弁当 マダム・イン・ニューヨーク

 テレビ放映の映画、テレビで初めて見る映画も楽しめるけれど、見たことある映画も、もう一度、数回目と見るたびに違うおもしろさが見つかることが多い。「ノッティングヒルの恋人」とか「スィートノーベンバー」とかの大甘の恋愛映画、映画館でお金出してみるのなら、恋人と二人連れでもなければ、見てられないかも知れないけれど、家でおひとり様テレビならば、ジュリアロバーツになった気分で見るのもよし、キアヌ・リーブスに抱きしめられる夢を見るのも自由。

 ただ、テレビで見る映画は、よほど印象深くないと、見た内容をすぐに忘れる。映画館に出かけるのはイベント性があるけれど、家テレビだと日常生活に取り紛れてしまうからだろうと思います。

 テレビで見て、印象に残った映画。「マイライフアズアドッグ」。前回テレビで見たときより印象に残りました。少女への成長を拒んでいた少年のようなサガが、最後のほうではワンピース姿になったのがちょっぴり不満。少年の心を持ったまま成長してほしかった。サガを演じたメリンダ・キンナマン、気になったので、大人になってどんなふうに成長したのか調べました。

 Melinda Rosalie Kinnaman 現在43歳。ストックホルム生まれ(1971~)ですが、両親ともアメリカ人。
 「マイライフアズアドッグ」出演後、ストックホルムの演劇学校で演劇、パントマイム、さらにはアクロバットも習得して、スエーデンの舞台女優として活躍しているそうです。1999年にアメリカの映画「イエスの母マリア」という聖書の物語に出演したということですが、日本未公開みたいです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Melinda_Kinnaman 

 テレビではじめて見た映画。内モンゴルが舞台の「我が大草原の母」、キルギスが舞台の「明かりを灯す人」など、映画館では収益が上がりそうもない映画をテレビで放映してくれるのもうれしいです。
 「戦火の馬」「バーレスク」など、映画館ロードショウでヒットしたのを知りながら見逃してしまった映画を見ることができ、健さん亡きあとの放映「しのぶ映画」では、「ホタル」を見ました。何度も見ているけれど、韓国で健さんがアリランを歌うと、何度でも泣けます。

 コンサートにもいろいろ行ったし、建物散歩も楽しみました。今年は、学校の建築を中心に見たのが印象に残っています。

 今年、食料品や飲食店で使ったお金のほかに、買い物をしたなかで、カメラのメモリーカード3000円が一番高いものでした。洋服はお下がり着用、化粧品は百円ショップ。ほんとうにお金を使わない生活で、楽しく生きています。本で一番高かったのは新刊1300円で買った鈴木孝夫『日本の感性が世界を変える』で、あとは全部百円本。
 2014年に読んだ本のまとめは、明日。

<つづく>
コメント (6)
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