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ミンガラ春庭「浴衣着付け教室」

2016-03-13 00:00:01 | エッセイ、コラム
20160312
ミンガラ春庭ミャンマーだより>ニッポニアニッポン語教師日記in ヤンゴン(1)ゆかた着付け教室

 3月7日と3月8日は、今学期最後の授業でした。学生に予告しておいた通り、期末試験の返却と「日本文化紹介授業」を実施しました。
 試験は、とてもよい出来でした。というのも、中間試験実施後、成績の悪かった学生は「70%が合格ラインと最初に聞いていたけれど、これでは期末試験と合計しても合格はむずかしいだろう」と思った学生は授業に来なくなっており、試験合格の期待が持てる学生のみが期末試験に臨んだからです。

 3月7日に初級ゼロスタートクラス、3月8日に既習組クラスで試験を返却し、「日本の衣装文化の紹介」として、浴衣の着付けを見せました。私が着る順番に、ミャンマー人助手にマネするように指示。助手さんもじょうずに着付けができました。助手さんには、日本人留学生がヤンゴンに持ってきた付け帯を締めさせ、私は文庫帯の結び方まで見せて、着付け紹介は終了。

文庫帯を結ぶ


 そのあとは、学生達に浴衣を着付けて、写真を撮りました。着付けをしてもらう学生以外は、日本人留学生がオリガミを教える時間です。鶴やカブトを教えました。ミャンマーにもオリガミ文化があるので、日本でオリガミ文化のない地域から来た留学生に教えるよりずっと楽に教えられます。オリガミ文化がない地域の学生には、「紙の角と角を合わせて折る」という作業が難しい。

 順番に写真を撮って、学生達はアイフォンケータイで写真をとり、大満足のようすでした。浴衣を着るのははじめて、という学生がほとんどでした。私の娘の浴衣、息子の浴衣、日本人留学生の浴衣3枚での着付けでしたが、さすがに息子の浴衣を希望する学生は男子学生ひとりのほかは女子学生はひとりのみ。やはりかわいい花柄のゆかたを選びました。





 着付け教室の最後は、浴衣のたたみ方。


 2日目、3月8日の最後は、ミャンマー語の先生が「私も着てみたい」というので、先生にも着付けをして、大盛況のうちに浴衣教室はおわりました。
 私は、授業の最後の挨拶をして、次の学期で学生達の日本語力がさらに伸びることを期待する、と述べて、終了!のつもりでした。そのあと、思いがけないハプニングが。

<つづく>
コメント (2)
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