20161103
ぽかぽか春庭@アート散歩>2016秋の音楽(2)旧雑司ヶ谷宣教師館のウエスタンピアノ秋の無料コンサート10月
10月2日、豊島区立雑司ヶ谷旧宣教師館で、オータムコンサートがありました。
雑司ヶ谷旧宣教師館は、豊島区が管理している文化財。はじめて見たときは、yokoちゃんと歩いてきたので、なんとか辿り着きましたが、そのあと、自転車でひとりで来たときは、雑司ヶ谷墓地で迷いました。
前に旧雑司ヶ谷旧宣教師館に来たときと同じく、雑司ヶ谷墓地の中を自転車でぬけてきて、前回と同じように迷いました。とてもわかりにくい場所にあるのです。
しかも、私はコンサート開始時間を間違えて、午後2時からというのを1時からと思って自転車をフルパワーでこいで来ました。館内から美しい調べが聞こえたので、開演時間に遅れたかと思ったのに、ピアノとフルートの音は、開演前のリハーサルでした。
1階の会場はまだオープンしていないというので、外回りの写真を撮ったり、2階で史料を眺めていました。そのあいだずっとリハーサルの音が続いていたので、コンサートを2回聞けて、お得な気分。豊島区のイベント、無料です。無料の2倍お得。
旧宣教師館入り口
南西側
北東側
旧宣教師館に残されていたウェスターンピアノ。約100年前に西川安蔵によって製作された国内産のピアノです。なるほど、西川さんだからウエスタンだったのですね。
14時開演。西川ピアノは、よく整備されていてよい音でした。
ピアノは大島真貴さん、フルートは新原輝美さん。
演奏のおふたりは武蔵野音楽大学の同級生だそうで、卒業して以後、コンサートホールの予約に出かけたさきでばったりと出会い、それからデュオを組んで演奏を始めた、というエピソードなどを披露してくれました。
新原輝美さんは、フルートのほか、オカリナで「テルーの唄(谷山浩子)」を演奏し、フルートの楽器説明やクイズなど楽しい解説でした。フルートの重さクイズ。1本の重さは、400g~500gだそうです。ちなみに、純銀製だと60万円ほど。純金製だと600~1000万円。ひぇ~。私、無料のコンサート聞くのがせいいっぱいなので、フルートなどよう吹けん、、、、って、フルート練習してみたの、50年前に1度だけ。才能あるようなら吹奏楽団に入れてくあげる、と言われたけれど、なかったです。
曲目は、ソナタ(ドニゼッティ)、バラード(ライネッケ)、リベルタンゴ(ピアソラ)、ノクターン変ホ長調OP92(ショパン)、いずみたく「見上げてごらん夜の星を」、無言歌変イ長調OP53-1岸辺にて(メンデルスゾーン)、日本の童謡唱歌四季メドレー、川の流れのように(中村泰士)
宣教師館の1階。さほど広くない場所にぎっしりの椅子。わたしは、ピアノのすぐ横の椅子に座ったので、ピアニストの楽譜がよく見えました。
楽譜めくりの人がついていないので、ピアニストは自分で楽譜をめくっていました。曲のつなぎ目が途切れないように、うまいことめくるもんだなあと感心しましたが、アクロバットのような楽譜めくり、私、めくってやりたいなあと思いました。
子どもの頃、楽譜みながら弾くのは苦手で、全部暗譜してからおけいこに行ったので、楽譜めくりの苦労をしたことがなかった。というか、ページをめくらなければならないほど長い曲の練習までいかなかった。数ページ分を横ににつなげて、楽譜台の上に広げればめくらなくてもいい程度の長さの曲までしか練習しなかった。
今回ピアニストの横にすわって、楽譜みながら音を聞いていて、そうだ、ピアニストにはなれなくても、楽譜めくり役として音楽に関わるのもよかったかなあと思いました。
日曜日なので、親御さんに連れられた子どももいたけれど、全体やはりジーサンバーサンが多いので、童謡の四季のうたとラストの「川の流れのように」が一番なじみがあったみたい。
最後に歌詞カードが配られて「ふるさと」を歌いました。うさぎ、美味しいかの山~。
自転車での帰り道、飛鳥山公園ではふるさと祭りが行われていて、出店が店じまいしているところでした。かろうじて店じまい半額の店でチェコワインと肉串焼きを買い、公園のベンチで一休み。
ふるさと祭り、チェコワインおいしかった。肉串焼き美味しいあす、かの山、小鮒は食わなかったあす、かの山。夢はいまも巡りて、どっちにしても食い気の。ふるさと。おしまい。
<つづく>
ぽかぽか春庭@アート散歩>2016秋の音楽(2)旧雑司ヶ谷宣教師館のウエスタンピアノ秋の無料コンサート10月
10月2日、豊島区立雑司ヶ谷旧宣教師館で、オータムコンサートがありました。
雑司ヶ谷旧宣教師館は、豊島区が管理している文化財。はじめて見たときは、yokoちゃんと歩いてきたので、なんとか辿り着きましたが、そのあと、自転車でひとりで来たときは、雑司ヶ谷墓地で迷いました。
前に旧雑司ヶ谷旧宣教師館に来たときと同じく、雑司ヶ谷墓地の中を自転車でぬけてきて、前回と同じように迷いました。とてもわかりにくい場所にあるのです。
しかも、私はコンサート開始時間を間違えて、午後2時からというのを1時からと思って自転車をフルパワーでこいで来ました。館内から美しい調べが聞こえたので、開演時間に遅れたかと思ったのに、ピアノとフルートの音は、開演前のリハーサルでした。
1階の会場はまだオープンしていないというので、外回りの写真を撮ったり、2階で史料を眺めていました。そのあいだずっとリハーサルの音が続いていたので、コンサートを2回聞けて、お得な気分。豊島区のイベント、無料です。無料の2倍お得。
旧宣教師館入り口
南西側
北東側
旧宣教師館に残されていたウェスターンピアノ。約100年前に西川安蔵によって製作された国内産のピアノです。なるほど、西川さんだからウエスタンだったのですね。
14時開演。西川ピアノは、よく整備されていてよい音でした。
ピアノは大島真貴さん、フルートは新原輝美さん。
演奏のおふたりは武蔵野音楽大学の同級生だそうで、卒業して以後、コンサートホールの予約に出かけたさきでばったりと出会い、それからデュオを組んで演奏を始めた、というエピソードなどを披露してくれました。
新原輝美さんは、フルートのほか、オカリナで「テルーの唄(谷山浩子)」を演奏し、フルートの楽器説明やクイズなど楽しい解説でした。フルートの重さクイズ。1本の重さは、400g~500gだそうです。ちなみに、純銀製だと60万円ほど。純金製だと600~1000万円。ひぇ~。私、無料のコンサート聞くのがせいいっぱいなので、フルートなどよう吹けん、、、、って、フルート練習してみたの、50年前に1度だけ。才能あるようなら吹奏楽団に入れてくあげる、と言われたけれど、なかったです。
曲目は、ソナタ(ドニゼッティ)、バラード(ライネッケ)、リベルタンゴ(ピアソラ)、ノクターン変ホ長調OP92(ショパン)、いずみたく「見上げてごらん夜の星を」、無言歌変イ長調OP53-1岸辺にて(メンデルスゾーン)、日本の童謡唱歌四季メドレー、川の流れのように(中村泰士)
宣教師館の1階。さほど広くない場所にぎっしりの椅子。わたしは、ピアノのすぐ横の椅子に座ったので、ピアニストの楽譜がよく見えました。
楽譜めくりの人がついていないので、ピアニストは自分で楽譜をめくっていました。曲のつなぎ目が途切れないように、うまいことめくるもんだなあと感心しましたが、アクロバットのような楽譜めくり、私、めくってやりたいなあと思いました。
子どもの頃、楽譜みながら弾くのは苦手で、全部暗譜してからおけいこに行ったので、楽譜めくりの苦労をしたことがなかった。というか、ページをめくらなければならないほど長い曲の練習までいかなかった。数ページ分を横ににつなげて、楽譜台の上に広げればめくらなくてもいい程度の長さの曲までしか練習しなかった。
今回ピアニストの横にすわって、楽譜みながら音を聞いていて、そうだ、ピアニストにはなれなくても、楽譜めくり役として音楽に関わるのもよかったかなあと思いました。
日曜日なので、親御さんに連れられた子どももいたけれど、全体やはりジーサンバーサンが多いので、童謡の四季のうたとラストの「川の流れのように」が一番なじみがあったみたい。
最後に歌詞カードが配られて「ふるさと」を歌いました。うさぎ、美味しいかの山~。
自転車での帰り道、飛鳥山公園ではふるさと祭りが行われていて、出店が店じまいしているところでした。かろうじて店じまい半額の店でチェコワインと肉串焼きを買い、公園のベンチで一休み。
ふるさと祭り、チェコワインおいしかった。肉串焼き美味しいあす、かの山、小鮒は食わなかったあす、かの山。夢はいまも巡りて、どっちにしても食い気の。ふるさと。おしまい。
<つづく>