熱塩加納温泉は、喜多方市役所の北約10kmのところ
県道33号線を北上します
この看板、温泉神社の大杉が温泉街入口に立っています
温泉街の入口のトチノキの大木です、根元の洞に耳の神様が祀られています
説明版です
耳の神様
ここに祀られている神様は「耳の神様」で通称「ツンポの神様」とよばれていました。
三本の大木の根元が空洞になっており、人間の耳の穴を連想して、ここに昔の人は耳の神
様をお祀りしたのです。現在大木は栃の木一本だけです。昔はカエデの木(目薬の木)、
センの木の大木もありましたが、通行に被害を及ぼす恐れがありましたので、二本は切ら
れてしまいました。
この神について物語が村人達に語り継がれています。ツンポとは方言で耳の聞こえない
人のことです。神は大きな栃の木の根穴を祠にして、祀られています。昔洞窟のようなと
ころを耳の悪い乙女が毎日手を合わせて行き来していると、いつしか乙女の耳が聞こえる
ようになりました。その後耳の神として方言でツンポの神様といわれたのでしょう。
また根穴の中に沢山のお椀が飾ってあります。横から見たお椀が耳の形に似ていること
から、お椀の底に穴を開けて耳の通りや耳の病気が良くなるように奉納されたものです。
このような昔ながらの民間信仰が医学の発達した現在もあります。
温泉街の一番奥のお寺の駐車スペースを利用させていただきました
少し戻ると綺麗な水がながれています
この案内板を入ります
石段があります
坂道をのぼります
鳥居が入口です
鳥居脇の境内社です、雪の深い地域だからでしょうか柱の上部が祠になています
参道を進みます
社殿が見えてきました、社殿の前に杉の巨木があります
喜多方市指定天然記念物と福島緑の文化財の標柱が並んでいます
説明版です
市指定天然記念物
温泉神社の大杉
温泉神社拝殿前にそびえるこの杉は自然生の杉で、目通り周囲6,5m、樹高約25m位
あり樹齢一千年とも言われているが定かでない。
元は、この杉の根元に草創の年代は不明ではあるが、山の神である大山祗神を祀る山神社
の小石宮がありその御神木といわれ、旅人の崇敬受けてきた由緒あるものである。
この杉は永年の風雪に耐え生きつづけてきたが、大正9年(1920)4月17日の温泉
大火による飛び火によって外皮の一部が焼損しているが、樹勢はまだまだ旺盛である。
この御神木は、本村樹木の中において最も古くから最大であり信仰とまた植物生態学から
も貴重な存在である。
現在、杉は本村の象徴の一つであり「村の木」に指定されている。
指定年月日 平成18年1月4日 喜多方市教育委員会
下側から見上げました
社殿です
社殿前から見上げました
社殿脇から見ました
枝の折れた痕から痛みが進んでいるようです
では、次へ行きましょう
県道33号線を北上します
この看板、温泉神社の大杉が温泉街入口に立っています
温泉街の入口のトチノキの大木です、根元の洞に耳の神様が祀られています
説明版です
耳の神様
ここに祀られている神様は「耳の神様」で通称「ツンポの神様」とよばれていました。
三本の大木の根元が空洞になっており、人間の耳の穴を連想して、ここに昔の人は耳の神
様をお祀りしたのです。現在大木は栃の木一本だけです。昔はカエデの木(目薬の木)、
センの木の大木もありましたが、通行に被害を及ぼす恐れがありましたので、二本は切ら
れてしまいました。
この神について物語が村人達に語り継がれています。ツンポとは方言で耳の聞こえない
人のことです。神は大きな栃の木の根穴を祠にして、祀られています。昔洞窟のようなと
ころを耳の悪い乙女が毎日手を合わせて行き来していると、いつしか乙女の耳が聞こえる
ようになりました。その後耳の神として方言でツンポの神様といわれたのでしょう。
また根穴の中に沢山のお椀が飾ってあります。横から見たお椀が耳の形に似ていること
から、お椀の底に穴を開けて耳の通りや耳の病気が良くなるように奉納されたものです。
このような昔ながらの民間信仰が医学の発達した現在もあります。
温泉街の一番奥のお寺の駐車スペースを利用させていただきました
少し戻ると綺麗な水がながれています
この案内板を入ります
石段があります
坂道をのぼります
鳥居が入口です
鳥居脇の境内社です、雪の深い地域だからでしょうか柱の上部が祠になています
参道を進みます
社殿が見えてきました、社殿の前に杉の巨木があります
喜多方市指定天然記念物と福島緑の文化財の標柱が並んでいます
説明版です
市指定天然記念物
温泉神社の大杉
温泉神社拝殿前にそびえるこの杉は自然生の杉で、目通り周囲6,5m、樹高約25m位
あり樹齢一千年とも言われているが定かでない。
元は、この杉の根元に草創の年代は不明ではあるが、山の神である大山祗神を祀る山神社
の小石宮がありその御神木といわれ、旅人の崇敬受けてきた由緒あるものである。
この杉は永年の風雪に耐え生きつづけてきたが、大正9年(1920)4月17日の温泉
大火による飛び火によって外皮の一部が焼損しているが、樹勢はまだまだ旺盛である。
この御神木は、本村樹木の中において最も古くから最大であり信仰とまた植物生態学から
も貴重な存在である。
現在、杉は本村の象徴の一つであり「村の木」に指定されている。
指定年月日 平成18年1月4日 喜多方市教育委員会
下側から見上げました
社殿です
社殿前から見上げました
社殿脇から見ました
枝の折れた痕から痛みが進んでいるようです
では、次へ行きましょう