ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

茨城県鹿嶋市、棚木「大福寺の高野槇(市指定)とスダジイ」です!!

2023-01-01 18:29:19 | 巨樹・大木
 棚木地区は、鹿嶋市役所の北北西約9kmのところ

 国道124号線鹿島バイパスを北へ、鹿嶋消防署南信号を過ぎると県道242号線大野街道です

 更に北へ、約6kmで標識の「鹿嶋斎苑」方向左(西)へ一本松通りです

 約1.2kmで斜め左の道へ入ります、道成りに南に進んで約500mを右(西)へ

 北浦に向かって下りになって来た所の交差点から右道路奥に

 大福寺山門が見えます

 山門前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 山門前の文化財標柱です

 山門を入ると左手にお寺さんなのに境内社が在ります

 参道左手には鐘楼のようですが鐘は有りません

 正面に観音堂です

 説明版です
  彫刻 十一面観世音菩薩座像
 補陀落山庫蔵院大福寺の本尊である十一面観世音菩薩は、縁起によると、平景清の娘人丸(後、妙庫比丘尼)が源平合戦の死者の霊を弔うため、父景清の守り本尊を背負って常陸国へと下向し、父縁のこの地に、堂宇を建立して安置したものという。
 境内には人丸の墓「妙庫塚」がある。
  昭和52年5月2日  茨城県指定文化財
    茨城県・鹿嶋市教育委員会

 もう一枚古い物も在ります
  県指定文化財
   十一面観世音菩薩座像 1軀
 大福寺(真言宗豊山派)は、源平合戦の後、平景清の娘、人丸がこの地に来て、池のはとりに木の枝で棚を作り観世音菩薩を安置し、日夜戦死者の霊を弔った。その後、剃髪して妙庫比丘尼となり、文治5年(1189年)に創建した寺である。
 この観世音菩薩座像(像高90cm)は、頭に慈悲面、忿怒面、・牙面、笑相面、仏首の十一面を持ち、大慈悲の諸相が示され、室町時代の作風が表れている。
 記録によると、永享と元禄年間に二回補修されている。
    昭和57年3月
      大野村教育委員会
*文治5年は鎌倉時代初期になります、室町時代の作風となると、人丸が所持してきたものとは別に、150年の後以降に作られたものでしょうか
*大野村は、1995年(平成7年)9月1日 に 鹿島郡鹿島町が大野村を編入し、同日に鹿嶋市となりました。


 大野古今かるたの「の」に当たります
  「子育ての 十一面観音 大福寺」
*十一面観世音菩薩座像は、下の説明に大福寺創建から50年後に造られたとなっていますが、まだまだ鎌倉時代ですね~
 

 右手奥に本堂です

 本堂正面の築山に目的の高野槇(西側から)です

 北側から

 説明版です
  市指定天然記念物
    高野槇
     鹿嶋市大字棚木371
     昭和50年7月1日指定
 高野槇は常緑高木で、スギ科・コウヤマキ科に属し、紀伊半島以西の山地に自生し、葉は厚く二葉が融合して、表面は濃緑色で中央に浅い溝があり輪生している。材は建築や船材などに用いられる。
 この地では、珍しい樹種で鹿嶋市内には槇の大木は数本あるが、大福寺にあるこの高野槇は和地区にある槇元稲荷の犬槇に次ぐ大きさで、幹周り2.9m、樹高約18mを測る。
 木は直幹で姿もよく、落雷の傷跡が生々しいが樹勢は旺盛で、樹齢約450年と推定されている。
    平成19年11月  鹿嶋市教育委員会

 南東側から見上げました

 南側から

 直ぐ東側にスダジイが在ります

 南西側から、実測すると5.2mの巨木です

 南側から

 南東側から

 スダジイの立つのは棚木農村集落センターの前です

 では、次へ行きましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年、2023年「所沢からの初日の出と荒川土手からの富士山」です!!

2023-01-01 09:31:19 | Weblog
 元日の埼玉は風もなく、穏やかに開け始めています

 まず初日の出をと、近くの武蔵野(所沢)台地の上に行きました

 場所は、関越自動車道所沢インターチェンジのすぐ南側です


 初日の出が、ニンジン畑を真っ白にした霜を照らそうと

 初日の出が登って来ました

 倉庫の屋根の上に丸く登りました、右手には滝の城・城山神社が在ります


 そばの畑の大根などにも真っ白に霜が降りていました

 約20分車で移動します

 さいたま市西区、荒川右岸堤防の上です、荒川は珍しい川霧に覆われています

 まだ初日の出見物の人たちが残っています



 西に富士山が綺麗に見えています

 川霧に浮かぶ埼玉新都心方面です

 川霧に浮かぶ桜区方面です







 川霧に河川敷の木々が浮かんで見えました


 スズメが飛んでいます、上手く撮れませんでした

 秩父の武甲山です

 上信国境の浅間山です

 JR埼京・川越線の鉄橋の上には上毛三山の一つ赤城山が見えました

 では、帰ってお雑煮を食べましょうね~
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茨城県鹿嶋市、宮中「三笠山道路衢神(猿田彦大神)のスダジイ(三本)」です!!

2023-01-01 06:32:19 | 巨樹・大木
 明けましておめでとうございます

 今年も、このブログをご覧いただきありがとうございます

 今年最初の投稿は、昨年末の取材ですが、私たちを導いてくれる神様と椎の木です

では・・・

 宮内地区は、鹿嶋市役所の直ぐ西側から鹿島神宮を含む地区です

 市役所の北西約600mのところ、宮中通りに面して「道路衢神」が西向きに鎮座します

 市役所神社を西へ、鹿嶋市役所西信号を右(北)へ国道124号線です

 三笠山西信号を左手前(南西)へ、「道路衢神」の北へ出ました

 道路脇にゴミ集積所脇に車を止めさせて頂きました


 西側から「道路衢神」です

 道路交差点内のスダジイを南側から見ました

 東側から

 案内板です、幹周610cmの巨木です、燭台形・樹齢450年との表示です

 *燭台形といえば、2022年7月29日に紹介させて頂いた、秋田県にかほ市象潟町横岡「中島台RCの森・あがりこ大王」(森の巨人)への途中で紹介させて頂いた、ブナの「燭台」を思い出します。


 鳥居です

 正面に猿田彦大神の祠です

 「道路衢神」の案内板です
   道路衢神
 四方に分れてみちひらきを導く神
 【四方】皇室の四大節の一つ。元旦に、天皇が天地四方の諸神・三陵をおがみ、天下の太安、五穀の豊作を祈られる儀式。
 道路衢神は、(塞と神)と呼ばれ、外からくる疫病なもの、邪悪、悪霊を村堺で「さえぎり」、村を守ってくれる神様であります。
 (御神徳)道開き神、厄除け、交通安全、商売繁盛、縁結び、子宝、延命長寿


 もう一枚説明板です
 全国多くの神社祭礼には猿田彦命(天狗様)と天宇受売女(おかめ様)が先頭に立って外からくる疫病なもの、邪悪、悪霊を祓い清めて先導をする。
 鹿島神宮の(ご神幸)にも必ず天狗様(猿田彦命)とおかめ様(天宇受売女)と並んで先導をしている。
 猿田彦命(天狗様)   容貌魁偉、身長7尺花の高さ7咫口尻赤くして光り目は輝く鏡の如し
 天宇受売女(おかめ様) 日本最古の踊り子
 

 北側のスダジイを西側から見ました

 南側から

 東側から
 
 北側のスダジイの案内板です、幹周682cmの巨木です


 北東側から

 北側から

 北西側から


 三本目の南側のスダジイを西側鳥居下から

 南西側から


 東側から


 境内北側には、猿田彦大神や双体道祖神の石碑が並びます

 では、次へ行きましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする