ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

岩手県陸前高田市、小友町上の坊「常膳寺の姥杉」(県指定)です!!

2024-11-05 19:27:19 | 巨樹・大木
 小友町上の坊地区は、陸前高田市役所の東約6kmのところ

 陸前高田市役所の北側の道路を東へ、約200mで丁字路を左(北北東)へ

 約600mの横断歩道のある交差点を右(東南東)へ、高田病院と高田小学校の間の道路です

 道成りに約4.9kmで右(南西)に、直ぐ約100mの丁字路を左(南東)へ坂道を上って行きます

 約1.2kmで左手に「常膳寺」の参道入口を示す石碑が建っています

 真っ直ぐに北東に坂道を上って約400m行くと、参道入口です

 手前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 参道入口の杉の大木です

 右手に「常膳寺」本堂です

 説明版です
   気仙三十三観音二十七番札所〈気仙三観音〉
     鶏頭山 常膳寺
       〔岩手三十三観音15番札所 / 岩手県文化財指定〕
 二十七番札所は、鶏頭山・常膳寺。大洞3年(807)開基。
 十一面観音菩薩(秘仏)は、気仙三観音の一つで、「早虎」という鬼を葬ったという坂上田村麻呂伝説が残る。
 気仙郡小友村は気仙大工発祥の地。歴史を漂わせる観音堂に匠の技が随所に光る。
 3mに及ぶ十一面観音像は、33年に一度の本開帳、17年に一度の中開帳で拝むことができる。
        陸前高田市小友町字上の坊24  

 鐘楼です

 本堂前にはサワラの大木です

 参道を進みます

 まもなく境内です

 石段右に大きな幹が見えました

 南西側から、目的の姥杉です

 北西側から

 北側から

 県指定天然記念物標柱です

 説明版です
   岩手県指定天然記念物
     常膳寺の姥杉
       所在地   陸前高田市小友町字上の坊乙26
       所有者   常膳寺
       指定年月日 昭和44年6月6日
       測定値   根元周 10.65m、 目通周  9.60m、 樹高  20.00m
             枝張  32.00m(東西)  30.00m(南北)、 樹齢 1000年以上
 この杉は、岩手県かで最も大きい杉の木で、いたんだところがなく幹も太くりっぱで木の勢いも旺盛であるなどから、昭和44年6月6日に岩手県教育委員会告示第3号をもって天然記念物に指定されました。
 この姥杉は、学術上貴重であるとともに杉の県代表ですからみんなで大切に保存しましょう。
        昭和62年3月   陸前高田市教育委員会

 北東側から

 東側から見上げました

 「常膳寺」観音堂です

 軒下の大きな鰐口です

 説明版です
   陸前高田市指定有形文化財(建造物)
     常膳寺観音堂
       指定年月日 平成5年6月1日
       所在地   陸前高田市小友町字上の坊
       所有者   常膳寺
 木造、瓦葺(昭和59年屋根替え)、方三間の観音堂で、高さ約11.7m、平面は約6.77m四方(廻縁含み:8.97m×8.99m)あり、廻縁の手すりは疑宝珠がつきます。
 柱は丸柱です。向拝には海老虹梁がなく、手鋏のみ、二軒平行繁垂木の支輪がまわり、さらに二手先組物に尾垂木が入ります。
 内部は、虹梁や桁の上部に長い肘木と斗を用いる独特の架構を示し、通り肘木の端には彫刻も見られます。
 内陣正面に前仏の千手観音立像、奥には像高3m余の十一面観音立像(小友観音)、向かって左手に多聞天立像、右に薬師立像が祀られています。
 塗装は外部ではほとんど剥落していますが、内部と同様に丹塗りであったと考えられ、また、手鋏や蟇股の彫刻が極彩色に塗られていたこともうかがえます。
 記録には、観音堂は元禄9年(1696年)に再建されたとあり、造りや風蝕程度からもその頃の建築であると考えられます。
 常膳寺の観音堂は、気仙地方において現存する古建築の中で建築年代のほぼ確定できる最古の遺構の一つといえます。
     平成9年2月   陸前高田市教育委員会  

 観音堂前から見ました

 観音堂北西側に御堂です

 境内の御堂の入り口上側には、姥杉の枝があしらわれています

 石碑が並んでいます

 では、次へ行きましょう




 2024・10・16・12・15
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岩手県陸前高田市、米崎町地竹沢「普門寺のスギ2本と百日紅(県指定)」です!!

2024-11-05 12:30:14 | 巨樹・大木
 米崎町地竹沢地区は、陸前高田市役所の東約2kmのところです

 陸前高田市役所の北側の道路を東へ、約200mで丁字路を左(北北東)へ

 約600mの横断歩道のある交差点を右(東南東)へ、高田病院と高田小学校の間の道路です

 約1.5kmで左鋭角に入るり、約300mで南西向きの「普門寺」参道前に出ました

 参道の両側に目的のスギです

 参道入口の駐車スペースに車を止めさせて頂きました

 お地蔵様は、普門寺(北東側)を向いています

 向かって右側のスギです

 東側から

 北側から、樹高32m・目通り幹囲6.0mの巨木です

 西側から

 南側から


 向かって左側のスギです

 北側から

 西側から、こちらも目通り幹囲5.0mの巨木です

 南側から

 東側から

 普門寺へお参りしましょう

 山門です

 参道杉並木です


 参道左右に五百羅漢です、 石に刻まれた羅漢像569体があるそうです。
 苔むす境内にずらりと並びます、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の普門寺では、震災後、身元不明の多くの遺骨を預かり、宗派を超えた各地の寺社とともに供養をしてきたそうです。
 2013年から、遺族やボランティアが石像500体をつくるプロジェクトが行われてきたそうです。


 南側道路から見ました

 鐘楼です

 境内には県指定天然記念物の百日紅(サルスベリ)です

 北側から

 説明版です
   岩手県指定天然記念物
     普門寺のサルスベリ
       所在地   陸前高田市米崎町字地竹沢181
       所有者   普門寺
       指定年月日 昭和56年12月4日
       測定値   根元周 1.90m、 目通周 1.75m 
             枝張 12.79m、 樹高  6.00m、 樹齢 約300年
 このサルスベリは、延宝年間(1680年頃)普門寺第8世臺翁寒易和尚が中国の天童山から入清求法のさいに持帰り植付けたものと伝えられている。
 昭和56年6月、岩手県文化財審議会委員、村井三郎先生がこれを調査し、岩手県指定の天然記念物として指定されたものである。
      昭和62年3月    陸前高田市教育委員会

 北側の幹です

 北東側から

 離れて見ました

 本堂です

 説明版です
   気仙三十三観音二十九番札所
     海岸山 普門寺
       (奥州三十三観音二十九番札所)
 海岸山の山号は、最初に寺のあった場所が地竹沢の海岸近くだったので海岸山とした。
 寺の名は本尊が聖観音菩薩だったので「観音普門品」のお経の「普門」をとったことが寺仏「住山記」に記されている。
 同寺の開山は記外和尚、開基は仁治2年(1241)。天台宗だったこの寺は、永正元年(1504)曹洞宗に改宗。
 県指定の天然記念物の百日紅(サルスベリ)、三重の塔と唐金大仏、本尊は55cm程の聖観音座像と見所も多い。
     陸前高田市米崎町字地竹沢181

*五百羅漢は、NHK BSの「にっぽん縦断 こころ旅」で2020年秋の旅で紹介されています

 もう一度五百羅漢を眺めて、次へ行きましょう




 2024・10・16・11・40
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岩手県陸前高田市、竹駒町童子「竹駒神社の童子のスギ」です!!

2024-11-05 06:30:17 | 巨樹・大木
 竹駒町童子地区は、陸前高田市役所の北北西約4kmのところ

 陸前高田市役所西側の道路を南へ進みます、約600mで右(西)へ、県道39号線です

 約1kmで「奥州一関遠野・国道340・343号線⇒」の標識に従って、右(北東)へ

 約2.7kmの「世界大遺跡玉山霊域」の塔のところを右(北)へ入ります

 約700mで斜め左の赤い竹駒神社の一ノ鳥居を潜って進みます

 約800mで右手奥の「竹駒神社」の鳥居が見えます

 境内への参道南側の駐車場に入りました

 境内入口には三ノ鳥居のようです

 説明版です
   竹駒神社(たけこまじんじゃ)
 玉山神社とともに金山と堀子たちの守り神として勧進され、奥州藤原氏や伊達氏ともゆかりがある神社。

 鳥居の連続する参道を進みます

 参道西側には石碑が並びます

 手水舎です

 拝殿です

 本殿覆い屋です

 拝殿の左手に目的の「童子のスギ」です

 南側から、太い注連縄が巻かれています

 西側から、目通り幹囲5.8m、樹高 32mの巨木です

 北西側から

 北側から見上げました


 本殿後ろ側に境内社が並びます

 境内東側に並ぶ約10本のスギにも注連縄が張られています

 拝殿脇の三本が太いスギに成っています

 北側からも見て見ました

 では、次へ行きましょう




 2024・10・16・11・00
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