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みんながなんだか優しい

2009-11-16 21:20:00 | 雑事つれづれ


▲小千谷の秋

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 もう大抵のことには驚かなくなっている「天地人」ではあるが、昨夜の話にはさすがに吹いた。千姫を助けたのは兼続だったーーー! 

 んな、あほな!

 おまけに、千姫を家康の元に連れて行ったら、両手を握って感謝されるなんて、それまでの展開を見たらありえないだろうに…。
 歴史ものの経験がほとんどないブッキーとかならいざ知らず、家康役の松方弘樹まで哀れに思える。
 それに昨日気になったのは「とんでもございません」という景勝の台詞。まさに「とんでもない!」 時代劇ではありえない言葉遣いにただ呆然とした。もっとも時代劇というくくりで見てしまえば一から十まで「とんでもない」のだから、目くじらを立てても仕方ないのだが…。

 そんなこんなで来週は最終回らしいが、原作から遠く離れ、直江兼続という人物をどこに落としこむつもりなのか、期待は一切ない。

 まぁ、縁の地は潤っているが、あのドラマの人物が兼続だとは思って欲しくないのだよね。あの描き方ならテレビ●京辺りの年末時代劇スペシャルでやってもらった方がましかも~。どこか、もっとましな演出をしてくれないかな。いや、脚本家が代わればいいことか…。




 

 週明け、なんだかみんなが優しい。
 なんでかと思ったら、先週末私の業務について上司が行った一言(少なくとも誉められていない)に、みんな怒っているかららしい。

 あんなに毎日残業してがんばっているのに…(会社の最終退出者のサインが毎日私。しかもとんでもない時間)
 あんなひどい原稿をあそこまで形にしたのに…

 なのに、あの言い草ですか!

 まぁ、確かにちょっとムッとはしたのだけれど、それも仕方ないかというのが私の反応。だって、仕事はその過程ではなく、あくまで結果でしか評価されないのだもの。ましてや私の仕事は形となって残るものだから、それだけを見てしかお客様は判断してくださらない。
 だから、どのような過程を経ようと、いいものを作りさえすればいいのだ。

 私はこの辺りに関しては妙にドライだ。

 ワーカーホリック気味ではあるが、仕事というものを結構割り切っているのかもしれない。
 よく仕事を自己実現だとか、夢を叶えるとかいう人がいるけれど、私にとってはあくまで「生活の糧」。これは大学卒業時から代わってない。
 そりゃ、入社面接にはそれなりの美辞麗句をいうけれど、根本のところは「明日のおまんまを食うため」としかとらえていない。大体、世の中の全員が全員、自己実現なんてしたら、回るものも回らないじゃないか(それができている人は幸せだと思う)。だからせいぜい嫌いではない仕事を選んで、それを仕事としている。
 ただ、それだけなんだけれど、どうも周りはそれ以上のことを期待しているのかな~。