▲大会提供花火@大曲の花火
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大曲も暑かった。翌日の青森も暑かった。でも一番暑いのは東京である(@m@;)
2年ぶりの大曲は、前回の大雨を補うような快晴だった。夜には寒さを感じるはずのここも結局ずっと暑いままで、首にかけたタオルを外すことなかった。
さて、まるでわらしべ長者のように気が付けば土手の最上段に立っていた私。隣には花火写真家の第一人者がいらっしゃり、非常に緊張した。周りにいらっしゃる方々もどこかでお目にかかった人ばかり。すみません、私名前とか全然覚えられないんですよね…orz
昼間に某旅行社にて花火セミナーをやってきた疲れも緊張で吹っ飛ぶ。
さて花火の方であるが、昼花火は太陽を背景に打ち上げられるから、まともなものは撮れないね。あれキレイに撮るには土手の反対側から望遠で狙うしかないのだろうか。もしくは下流側から狙う?
まぁ、そのうち昼花火もちょっと上げます。
というか、片貝で練習してこようか…。
夜花火の前に食糧調達屋台めぐりの旅に出るが、混雑に死にそうな思いをする。なんでこんなところで売っているの~って思った「わらび餅」が一番うまかった(笑)。
そして夜花火の開始。
ファインダーの向こうにはまるでポスターのようなアングルが広がる! それだけで浮き足立ってしまう。もう最初からデコッパチ君(12mmレンズ)の出番である。
競技花火を口で説明するのは味気ない。
だけど、四重芯がきれいなところが結構あって、「あぁ、やっぱり大曲に来てよかったよなぁ」って思う。暑かったことも、途中で朦朧としたことも忘れさせてしまう。
まったく「悪い男」に引っかかったものである(笑)。
「仕掛け」に関しては、確かに玉はきれいなのだが、途中から煙が滞るようになり、もったいない感が漂う。
花火の素晴らしさとか出来不出来は、周りの人々の感嘆の声でよく分かる(他力本願)。
私は花火を見るときってストイックで、黙って噛みしめてしまう。通常はおしゃべりなのだが、花火を見るときはほとんど話さない。音楽に合わせて歌詞をなぞることやリズムをとることはあるけれど、感動を口にするのが苦手というか、最近はビデオを撮っている人も多いから遠慮してしまう。機械を通して聞く自分の地声が苦手なのだ。
でも思わずすげーって思ってしまう四重芯とか、きらきらと色を変える星とかは見ているだけでウキウキしてしまう。
気が付けば、大会提供。やはり気合が入る。
それにしても、ここで尺を組み込めないのって残念よねぇと生まれた時から越後大玉花火の私は、仕方のないことを思ってしまうのだ。
理屈としてはわかるけれど、尺がデフォルトな所で生まれ育つと本気で何とかならないものかと思っちゃう。大曲は尺を上げられる環境のはずなのにさ…。
そして打ち留め。
さて、混雑に悪夢は花火終了後も続いていた。私は「奇跡の」大曲宿泊だったので、人が引くのをただ待っていた。だけど1時間たっても大混雑の階段に諦めて混雑に身を投じる。
しかし、混んでいるのは階段のところだけで、あとは適当にばらけていくのだった。
思ったより早くホテルに着く。夕食の時間は過ぎていたが、私のように遅く着くものも少なくなかったらしくまだ食べることができた。
あれ? さっきわらび餅がうまいって言っていなかったけ(笑)
だって、ビールもただって書いてあったから~。せめて通常の3倍の宿泊代の一部の元を取ろうと思ったのだよ。
東海の鑑賞士と花火の感想を述べながら店を追い出された(笑)。
汗臭い体のまま、溶けるようにベッドにもぐりこんだ。
大会提供花火 posted by (C)樹美
大会提供花火 posted by (C)樹美
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