▲光則寺のサクラたち(0402@鎌倉)
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鎌倉に観光客が戻ってきた!
人様のブログなどで、鎌倉の観光が沈み込んでいるという情報を得ていた(計画停電の予定があると第1グループに含まれるため、江ノ電も運休してしまうとのこと)
そんな中に鎌倉の開花宣言が出たからか、はたまた新年度で気持ちの切り替えをした人が多いからか、昨日の小町通り、鶴岡八幡宮界隈は結構な人だかりだった。
でも車のナンバーはまだ地元がほとんどのようで、とりあえず近場の観光から復活させようってことなのかな。
帰りのJRも余裕で座れたし…。
ちなみにこれがGWになると駅は入場制限となるは、江ノ電は乗るのに1時間半はかかるとか、それはそれは人であふれる。GWにはそこまで回復するかな…。
開門の8時に合わせて訪れたのは長谷寺。ここは花の寺として名高いから、時間が経てばきっと混むはずと踏んでのことだった。だけど、それはすっかり肩透かしで、ほぼ貸切状態であった。
お寺さん側も手持無沙汰といった感じ。
本堂脇の桜はまだ数輪咲いた程度だが、ミツマタやサンシュユ、ダンコウバイ、オウバイ、ベニバナトキワマンサク、ユキナナギ、トサミズキ、ヨシノツツジ、ボケなどが妍を競っていた。
そこからもう一つの花の寺、光則寺へ向かう。
ここの庭にはいろんな草花が足の踏み場もないほどに植えられている。ちょうど門前の枝垂れ桜が見ごろを迎えつつあり、先客に気を使いながら何枚も何枚も撮ってしまう。
名物の鎌倉一古いカイドウはまだ咲き始めたばかりだが、とんでもなくでかいトサミズキやミツマタなども綺麗だ。
10時近くなったが、長谷の辺りの人通りは少ない。鎌倉の大仏はここにあるのに…。
歩いて大町へ、
次に訪れたのは安養院。ここの桜は本当に2、3輪といった感じ。もっともここはつつじで有名な所だからGWの方がおすすめだ。
そこから比企に向かい、妙本寺へ。
ここの桜は結構咲いていたのだが、山門が絶賛改修中で絵にならない。仕方なく(おっと!)親鸞さんの銅像と一緒に撮ってきた。
すぐ近くにある本覚寺は枝垂れ桜が見ごろとの情報があった。確かに見事で、ちょうど空が青くなったこととあいまって、実に楽しいひと時を過ごした。
さすがに八幡宮の参道はそれなりに人が多い。今日はたばこ会社主宰のゴミ拾い活動もあったようだ。
段蔓の桜はまだ2分咲きという感じ。さすがに鶴岡八幡宮は人で溢れかえっている。だからその脇をすり抜けて二階堂方面へ。
久々に杉本寺へ。20年ぶりぐらいになる。
とはいえ、劇的に何かが変わっているわけではなく、毎年更新されていく十一面観音の白い幟が階段にはためいていた。
本堂脇には彼岸桜がまだ咲いていて、意外な彩りを見る。ここって、なんだか鎌倉武士の寺って勝手なイメージを持っていたので、そこに寄りそう濃い桃色の桜の存在は、ちょっとした驚き。
さて、これで昨日の予定は終了したが、余裕があれば海蔵寺へ行こうと思っていた。すでに2万歩を超えいてたが、ここも20年ぶりぐらいになるはずなので足を伸ばしてみる。
結構はずれにあって、鎌倉十井の二つがあるんだけれど、何故か印象深い。ちょうどユキヤナギもきれいに咲いていた。
一六ノ井
もっと余裕があれば化粧坂から源氏山、そして佐助稲荷へとも思ったが、考えてみれば2時間ぐらいしか眠っていなかったので、あくびが止まらない(笑)。
これが限度と思って、撤収することにした。
総歩数は29,000歩あまりであった。