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お台場レインボー花火

2011-12-18 20:17:00 | 花火

▲19時の時報と同時に上がりだした初弾@お台場レインボー花火

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 何年か振りに復活したという「お台場レインボー花火」を見てきた。
 考えてみれば、東京で花火を見るのって2009年7月以来かも。

 まぁ、大玉好きな私が東京以外を飛び回るのはまぁ当然といえば当然だが、花火よりも人の頭を見る方が多いっていうのもちょっと引っかかる。
 だけど冬の花火って夏ほど集客力ないし、それにお台場といえば夜景スポット。それと花火を絡めて撮ってみるというのも悪くない。

 お台場レインボー花火は12月の土曜日に打ち上げられる。来週が最終回。初回は秩父夜祭と被っていたし、最終回はスターライトと被っているし…って、先週か今週かしかチャンスがない。先週はオーバーワーク気味でとてもそんな気力がなかったが、今週は仕事の山を越えて、気力復活。






 夜7時に打ち上がるとはいえ、日没が4:30前後の昨今。明るいうちに目途だけは立てておきたいと。3:30に現場入り。
 すでに正面のデッキには三脚が10本近く立っている。揺れると聞いていたこの場所、確かに展望が良いが、風が吹いたりするとビミョーに揺れる。乗り物に弱い人だと酔ってしまいそうな感じでパス。
 上からのアングルはないかなぁってビンゴの場所を探して見つけたけれど、あいにく花火の時間は閉鎖の模様。



 ということで、友達経由で教えてもらったポイントへ。
 とっても小さなポイントだからかあまり人がいない。

 で、場所を決めてからの2時間が長い。
 徐々に火が暮れていき、気が付けば正面の東京タワーやレインボーブリッジに灯がともり始める。やっぱり絵になるポイントだよなぁと思いつつ、冬風の中立ち尽くす。
 冬の東京も侮れないな。
 東京では手袋をしないのがマイポリシー。まぁ、新潟でも手袋をしないことは結構あるのだが…。晴れている日の雪かきなんてしなかったもんなぁ。スキーの手袋も寒いからではなく、エッジで手を切らないようにって保護目的だって教わっていたもんね(冬の体育はオールスキーな土地柄)。





 途中、トイレと温かいもの買い出しにいったん離れたが、その時に足元に当たる何かが。やたらと派手なコームである。
 日中は結婚式などを上げていた場所であったので、その中の誰かが落としたのだろう。
 個人的な話だが、私は金属アレルギーで一切のアクセサリーを付けない。そんな私が唯一金をかけているのがヘアアクセサリーである。デザイナー物を愛用しており、それほどに見えないものも、実は結構いいお値段だったりする(とかいって、マイベストはダイソーの100円アクセサリーだったりもするが・笑)。
 で、拾ったものは多分それほど高価なものではないと思われたが、まぁトイレに行くついでだとホテルに拾得物として届けておいた。


▲八重芯も上がったよ


 屋台であったかーいミネストローネ200円で買ったのはいいが、何しろ世界で一番苦手な職業はウエイトレスであるからして、こぼさないで運ぶのに非常に神経を使う。ゆっくりと慎重に持っていくうちに若干覚めてしまった。まぁ、猫舌だからちょうど良い。ただ、そこの方にいろいろと溜まってしまっていて、ちょっとあれだったが…。
 そうこうしているうちにあと30分という時間。そこからの時間は比較的短かった。2分を切るころからケータイで時報を聞きながらスタンバイ。そして19時ちょうどに打ち上げが始まった。





 アナウンスもプログラムもない10分間限定の花火である。
 坦々と花火が上がる。
 最大号数5号だという話だし、台船の上から上がるから、そんなに高くは上がらないだろうって思っていたら、意外と高いところで開いた。あわててフレームを修正すると、今度は小型煙火で低いところだけになったり…。
 陸上に吹いていたやや強い風は海上には吹いていないらしく、花火は少し左に流されつつもきれいに花ひらいていく。
 色の綺麗な玉だったり、芯入り物が上がったり、スマイルやハート、クリスマスツリーといった型物が上がったり、千輪が上がったりと、意外とバラエティ感のある打ち上げだった。
 背景のレインボーブリッジと東京タワーの存在感を生かしつつ、花火が彩るその風景は、実に見ていて気持ち良い。手前の屋形船もいい感じだし…。

 いやぁ、楽しい花火だったな。見ていて笑いがこぼれる感じ。競技花火のような緊張感もいいけれど、やっぱり花火は楽しんでナンボだよ。
 これで大玉だったらいうことなしだ(大玉フェチ)。