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大曲の小ネタ

2012-09-05 22:53:00 | 花火

▲大会提供花火「Believe」@大曲の花火 【合成】

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 先週末から右の手首が痛く、月曜日には完全セメント化。これは腱鞘炎か!?と思いつつ、朝も昼も夕方も仕事のアポが入っていたためどうにも病院に行けず、くっさい湿布を張って通勤。
 そういう日に限って、細かい「赤字」を入れなければならないわけで、決してきれいではない私の字が力の入らない右手により、より幼稚化していく…。

 それでも何とか定時に仕事を終わらせて(いやお○○帰りして)前に左手のお世話になった接骨院に駆け込んだ。

 血行障害による炎症。
 どうもストレスがそんなところに出るらしい。


 というか、今現在ストレスらしいストレスは抱えていないのだが…。
 私の場合ストレス性の疾患(十二指腸潰瘍とか円形脱毛症とか、顔面麻痺とか、謎の左手痛とか)はすべて当人がストレスを感じていないときに発症する。鈍いんだか、敏感なんだか…。
 ということで、接骨院の電気温熱治療と手業でとりあえず握力が戻る。以前たまたま飛び込んだところだが、ありがたいところである。
 まだ力いっぱいに荷重をかけるわけにはいかないが、日常生活にはほとんど影響のないところまで回復している。赤字でもなんでも持ってきなさい状態である(笑)



▲大会提供花火「Believe」@大曲の花火 【合成】


 今週末には片貝だし、とりあえず大曲での小ネタを出しておく。って、今回はそれほどないのだが…。

 今回、大曲の観覧席はカメラマン席が当たった。ラッキー!!とは思ったが、以前から評判がよくない所であることは知っていた。
 そして現場に立っていろいろと悩ましいことが…。

 眼前に障害物多すぎやんけ~!!

 極力トリミング等で外しているが、非常に精神的に困難なミッションであった。

 「あぁー、トイレから上がっている~」
 「あの回転灯ジャマ~」
 「電線が横断している…」→露店のため臨時電線がより広がったらしい
 「そんなところにライト設置するんじゃねぇ!!」→後半で悲惨なことに…



▲大会提供花火「Believe」@大曲の花火


 何よりも、カメラマン席は虫が嫌いな人には1秒も我慢ならんところであるということかな。わたしゃ、田舎育ちでよかったよ。
 カメラマン席の後方から非常に明るい灯光器が会場を照らしていたのだよ。
 夏の夜、光が溢れるところには無条件で虫が集まってくる。

 えぇ、えぇ、今回も「虫めづる姫」真っ青な状態でしたよ!

 カメラの周りもブンブンブン、顔面めがけてブンブンブン。当然カメラめがけて飛んでくる写りたがり野郎もブンブンブン。空を見上げてみれば、ヒッチコックの「鳥」張りに虫が飛んでいるのが目視。ファインダーからも虫が見えるのだよ~。
 ただ、見えるのは人の目であって花火のように長時間露光では「カメラの目」には動きの速い虫が写らないのだけが救い。

 それでも虫を何とかしようと、虫よけシート(通常はこれで首筋を拭いたりするもの)をカメラ周りや三脚周りに張ったり、頭に結び付けたりと、悪戦苦闘。


 しかし飛んでくる虫にはほとんど効果がなかったかも…。



▲大会提供花火「Believe」@大曲の花火 【合成】

 

 そしてこの話には後日談が…。
 ポケットに入れていた虫よけシート気づかずに洗濯をしてしまい…。

 洗濯物を干したベランダには細かい紙吹雪がいっぱいだったorz いったい何枚洗ったのだろう。


 ライトに関しては、おいでんに引き続きである。
 大会提供花火終了と同時に、バナナ階段には一斉に走って会場脱出者が続出した(すべて終了してから脱出しようとすると大変な混雑に巻き込まれるためである)。あわてた主催者が、危険な階段を明るくしようと、追加の灯光器を持ち出した。
 それ自体は当然なんだけれど、私の席からだと10号割物の真下にそれが入ることになる。
 曲導から取りたいタイプなので、長時間シャッターを開けていると投光機によるゴーストが大量発生。
 うっかり低空開発したり、引き先が長いものだったりしたらもう光の乱交状態となる。というか、もはや照明のレイプだな。

 それなのに割物優勝の信州煙火さんの自由玉は冠菊だったもんなぁ…。写真を撮りつつ、泣きそうになったのは感動のためではない、残念ながら…。



 ここが普通のC桟敷であれば致し方ないのだけど、一応「カメラマン席」として買っているのよねぇ。はぁ。




▲大会提供花火「Believe」@大曲の花火 【合成】


 今回初めて花火鑑賞士会の「花火セミナー」のお手伝いをした。私の担当した場所は少数での運営となり、ほとんど休みなしだった。
 そしてカメラマン席は原則立ち撮りである。
 まぁ、座って撮ってもいいのだけど、できるだけ高い位置で撮りたいのがカメラマン心理である。
 都合約10時間ほぼ立ちっ放し状態で、花火終了後の歩きが生まれたての小鹿状態。途中、ババヘラの補給ができなければ、かなり行き倒れになっていたに違いない。

 そういえば、一時期流行った動物占いは小鹿だったな。



 そして、花火会場から「わらび餅」が消えていた小さな哀しみ。
 何故花火会場でわらび餅なのか、という疑念を持ちつつも、ここ数年暑い大曲の花火で、あの冷え冷えツルツルのわらび餅は貴重な食材であった。
 今年もわらび餅を求めて屋台前を右往左往したが見つからなかった…。バナナからアップル辺りまで歩いたんだけれどねぇ…。
 やはり、わらび餅は花火会場じゃないよねぇと自嘲。

 そして貴重な休憩時間に無駄に歩いたことが上記にさらなる拍車をかけたものと思われ…。


▲大会提供花火「Believe」@大曲の花火


 まぁ、そんな些細なこと(本音か!?)を除けば、今年も渾身の花火をいくつも見ることができて、それ自体には満足である。運さえよければ、なんだかんだと来年も会場にいるんだろうなぁと思うよ(またおぢやまつりと重なるんだよなぁ)。




 もう2年も使ってきた画像ソフトに「合成」機能があることに気付いた8月。
 今回のように煙が滞留する環境下ではこまめに切って、あとで合成(重ね)という方法をとってみた。写真下に【合成】と書いてあるのがそうである。