▲ジョウビタキくんは木の実ガツガツお食事中@昭和記念公園
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昭和記念公園にはバードサンクチュアリも整備されており、冬枯れのこの時期は、鳥見さんも結構来る。冬は木の葉が落ちるので、鳥が見つけやすいらしく鳥見シーズンなのだそうだ。
オオタカなどの猛禽や、カワセミ・オオルリなどきれいな鳥もこの公園に来るそうだ。
鳥見さんは超高級白レンズ(大砲)を付けたカメラを持っている。この日は私も300mmのレンズを持って行ったので、それで覗いてみた。
▲スズメさん。警戒心が強いので、ちゃんと撮るのって難しい
なーんにも見つけられましぇんorz
小鳥は結構見かけるのだが、ファインダーに捉える前にあっちこっちへと飛んで行ってしまう。メジロとかもこの時期結構見かけるのだけれど、ヤツラ落ち着きないから…(と責任転嫁する)
そんな中、毎年なんだかんだで撮れる(望遠レンズじゃなくても撮れる)のが、ジョウビタキである。大抵は、木の実のなっている枝で、バリバリお食事中である。おそらく、食欲が警戒心に勝っているのではないかと推測。
今回も300mmではないレンズを付けているときに目の前に止まった。
▲池でものすごく水しぶきを上げている鳥がいた
木々が茂るエリアでは小鳥が多いが、水辺も鳥見の拠点。
大砲を付けた方々の近くには寄れない(気がする)ので、ぐるっと回って開けた池のほとりへ。カモ類が水辺にいる。
やけに水しぶきを上げて羽づくろいをするのは、カルガモ。もう周りに水ぶっかけまくりの様相である。だが。周囲のカルガモも次々と水に潜っては羽づくろいをするので、もうその部分だけは水しぶき乱舞の夏の様相。
▲正体はカルガモさん。初夏にヒナたちがヨタヨタ歩くあの鳥である
で、羽を広げているときに気付いた。
じみーな茶系の羽の中に、なんだか鮮やかな青がある。バックショットでその青色が結構な面積を有していることを知る。
調べてみると「翼鏡」というカモ類特有のモノらしい。玉虫効果で、青に見えたり緑に見えたりするのだとか。飛行機のフラップに当たるとのこと。
▲1年中日本にいるカルガモだが、こんなきれいな羽を持っている
▲シジュウガラさんめっけ
カルガモがスイスイ泳いでいる足下になんかが蠢いている。
▲ヌメーッとマゴイ
池の浅瀬は太陽の光を受けて比較的水温が高いためか、巨大なマゴイがうにょうにょ。まぁ、錦鯉発祥の地の生まれ育ちであるから、多少大きな鯉が群れていても免疫はあるのだが、やはり色がないと地味よね。
アオサギとかもこの辺りに飛来するそうだが、さすがに50㎝クラスの鯉は捕食できない。ある意味天敵知らずなわけだ、この池の鯉たちは。
▲人が岸辺に立つと、エサをくれるのかと寄ってくる
そして、昭和記念公園の影の女王様は…。
▲茶トラさんはロウバイの足元がテリトリーらしい
ニャンコズ~。
園内のあちこちに悠々と暮らしている。管理が行き届いている公園だからエサを上げる人はいないのだろうけれど、野生の感性で鳥などを捕っているのかな。(実家のネコはスズメも鳩も本気で狙う)
人との距離の取り方も上手なので、人気もあるんだよね。
でもあくまで飼い猫ではないので、人が遠くで見ているときはのんびりしつつ、近付こうとするとサッと身を隠す。程よい距離感が良いのである。
▲ミケさん
▲クロさんはひなたのテーブルで絶賛脱力お昼寝中~
出口へ向かうとき。視界に巨大な「モンブラン」が入ってきた。高さ10センチはある。
▲あれ? モンブラン?
でもなんで木の上に…って思ったら、木の実であった。
それにしてもデカイ。これ、食べられたらおいしいだろうなぁって思ったのは、単に腹が減っていたからである。
▲ヒマラヤスギの「マツボックリ」(松じゃないけど)。植物学的には球果という