▲8月2日 10号慰霊の白菊
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8月2・3日は、長岡まつり大花火大会。何年も前からそうであり、何年先もそうである。今年も月曜日に夏休み1日(うちの会社の夏休みは2日間で適当に取る)をくっつけて、フル観戦!
幸いにして、右岸の指定席は2日とも無事に取れたので、ゆったりと出陣。
ところが昼ぐらいの湯沢発長岡行きからしてすでに座れないのである。新幹線を降りてすぐこれとはさすが週末開催。夕方の混雑も容易に想像できた。
▲8月2日 オープニングナイアガラスターマイン。着火タイミングの問題で複数のショットを重ねるのだが、もう何だか合成もいい加減になっているのが分かる
一旦実家に入って、子供たちにまとわりつかれながら荷物整理、そして昼寝。夕方に明日のチケットを友人に渡して、上越線に乗り込む。SUICA(正確にはPASMOだけど)でピッとスマート改札。
やってきた長岡行きは予想にたがわぬ混雑ぶり。小千谷から100人近く乗り込むと思われるのだが、どう見ても隙間はない。
だが都会人の私は知っている、押せば乗れることを…。
舐めんなよ、東京ラッシュアワーを。とばかりぐいぐい押し進む。ヤンキーにーちゃんがなんか悪態をついているが、そんげんがん構うこたない(新潟弁)。
高校生がひっくり返りそうになっているのを見ながら、発車オーライ。次の越後滝谷や次の次の宮内でも、小千谷ほどではないが結構な人をむりくり詰め詰めに乗せて、長岡に12分遅れで到着。
疲れた…。いい加減JR新潟支社もこの日だけは車両増設しようよ。4両では無理があるよ。電車を増やせなんて言わないからさ~。
▲8月2日 天地人花火(小千谷煙火)。色はキレイなんだけれどね…。菊とか芯とかは丸くなるようにしようよ、瀬沼さん(これではないショットの話)。
駅からアオーレ(長岡市役所)を抜けて、ついでにトイレも済ませて河川敷に向かう。途中枝豆を購入。河川敷で友人とあいさつし、本日の自分の場所へ。
分かっていたけれど、長生橋近っ!
あー、この位置だと長生橋トンガリ1つ目脇から三尺が上がりそうだよなぁと目論む。この緑カメラマン席は、三尺玉はあきらめてフェニックスを全部見る(撮る)席である。
お隣さんからシャバ代を徴収(まったく別の名前、住所でカメラマン席を申し込んだ家族名義で、なぜか隣りあわせという奇跡を発揮。知人に譲ったわけで、強請ったわけではない)。このお金がまるっと大曲の桟敷席代に変わるのよね…。
▲8月2日 フェニックス10。この席と分かった段階でフェニックスフルバージョンを撮るしかあるまいだろうと思っていたもの。ところが、いろいろ障害物が…。
さて、撮り始めて気付いたこと。三尺は近いが、そのほかの花火が少し遠い。そして眼前に広大な桟敷席ができたことで川も遠い。もちろん、右岸指定席だからして花火から遠いということはないのだが、何年も撮ってきていた場所から比べると花火が遠く感じるのだ。
そのせいではないとは思うが、なんだか戸惑い気味であまりタイミングが合わなかった。さらに、この場所は背後のスピーカーと正面の大型スピーカーによる音の到着時間が大幅にずれてしまい、非常に気持ちの悪い所であった。昨年の大曲でもあったけれど、複数のスピーカーを使うときには気をつけるべき内容だよね
▲8月2日 三尺玉とナイアガラ。ここまで端っこに来るとナイアガラとの共演は無理だよなぁって思っていたら、おこぼれ程度にコラボ。だけど、これならまだない方がマシ。
そして三尺は近いが故の光量増大。もっと絞らないと小割まできれいに出ないのね。
▲8月2日「この空の花」(マルゴー)。お、キレイ!と思ったけれど、冷静になってみれば去年も同じ配色の千輪が上がっていたな(そして残暑見舞いに使った)。
▲8月3日 オープニングスターマイン
翌3日は赤席の指定席へ。ほぼ例年見慣れている角度と距離感。昨日は遠くにあった信濃川がグイッとこちらに寄っている。
ふと振り返ると、三尺撮影軍団がいつもの位置にいて笑う。あきらかに超重装備なんだもの。あの人たちは今年も三尺1本なのかなって思うほどにレンズがすでに長生橋方向にロックオン!
そういえばこの日、私の後方のカメラマン席は空いたままだったな…。カメラマン席は。その目的が明確なゆえに、現場を確認してから使うかどうかを判断する人が結構いたみたい。よく見れば、この辺りのカメラマン席には空きが目立った。
どこに行ったのさ~。
▲8月3日 天地人(野村花火)
やはり、川の長岡は水映りがあってこそだよね~。前日の席は埋め立て桟敷が前方にできてしまっていたので、川までの距離があり、水映り効果は非常に限定的なものであった。
この辺りも河川改修はされているのだが、水との距離が近いままであったのはありがたかった。
▲8月3日 この空の花(マルゴー) 前日とは少し演出を変更
3日は、前日のラッシュアワーを避けて路線バスで移動。これが大当たりでやたら飛ばす運ちゃんの下、おそらく予定より早く長岡に着。
帰りはJRしかないから仕方ないんだけれどさ…。
そのJRが全面的にマヒ。
どこかの××が北海道行きのトワイライトエクスプレスに向かって飛び込んでくれたらしい。いろんな人に迷惑だろう、コレ。
最初は信越線が運転見合わせと花火中にアナウンスされていたが、帰りに駅に着いてみると、上越線などの他の線もその余波でストップ! 駅前は大混乱である。
どうもJR側は、一番旅客の多い新潟方面在来線を優先的に仕切っているようで、弱小ローカル線はほぼ無視状態。駅前広場で放置されること1時間以上。アツイはネムイはツカレタは…。
結局22:18の電車が長岡を出たのは、24時を回ってからであった。
めったに発生しない人身事故がよりによって長岡に人が溢れるこの日に発生するなんて…。ご冥福云々よりも、新潟支社の対応力の低さに泣いたわ。
▲8月3日 三尺玉
観客数は2日で103万人とおそらく過去最高であった(あ、私のお仕事先も1万3000人と参加者数がジャンプアップしていた)。
そうそう、ICカードの料金は安くない。長岡~小千谷間は切符で320円に対し、ICカードでは328円であった。3回乗車していたから、24円の損である。チロルチョコレートぐらい買えるぞー。
ということで、支離滅裂なまま今日は神明に行ってくるでござる。