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温泉求めて石和冬花火

2015-03-01 21:52:00 | 花火

▲石和冬花火。夜8時半打ち上げ開始なので、こんなに明るい空ではありません。星もあんまり出ていなくてしょぼん

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 温泉、温泉、温泉入りたーい!!! ということで、石和温泉へ向かう。
 2月後半からの仕事修羅場に加え、やれ、レイアウト変更だから荷物減らせだのあれこれ整理せいだのに加え、退職する同僚の記念品係などにも任命されて、集金やら寄せ書き色紙作成やらなかなかに忙しかった。
 それらもやぁっと終わって、とにかく温泉に入りたくて入りたくてしょうがない!! そういやぁ、石和温泉の冬花火は2月28日で終了だから、もののついでで見てくるかぁと中央線各駅停車の旅とする。ちなみに、ここもICカードの方が4円高い運賃設定である。



 昼前に出かけたのは、こちらの日帰り入浴が15時までだからである。


深雪温泉は自噴源泉を二つ持つ源泉かけ流しの宿である


 石和温泉は昭和30年代に湧き出したという山梨県最大の温泉郷である。個人的イメージとしては「昭和の温泉街」であったが、最近はそういったものは一掃されているようで、駅前をはじめ、いくつか無料の足湯がある。お仕事関係で見知っている宿もいくつもあるしね。
 日帰り専用の入浴施設とか外湯はないが、多くの温泉宿で日帰り入浴を受け付けている。

 温泉を管理しているのが県ということもあり、温泉資源保護のために大抵の旅館は源泉を循環使用しているのがイマイチなのだが、いくつかの温泉旅館ではいわゆる「石和温泉」とは異なる源泉を有している。

 今回行った深雪温泉もその一つ。
 36度ちょっとの「熟の湯」と、50度を超える「完の湯」の二つの源泉を調節し、加水加温循環なしのかけ流しの温泉が楽しめる。
 この温泉、久々にいい湯に浸かったなぁというもの。体のコリも一発解消となる。


▲カボチャのほうとう

 温泉でホカホカになった体で、温泉街をプラプラ。
 うっかり小作の看板を見つけて、吸い込まれる。風呂上りは腹が減る。特にちゃんとした温泉ほど腹が減る。ということでカボチャのほうとうをすする。大きなカボチャやジャガイモ、ニンジンがゴロゴロと入っていて、相当食いでがある。ほうとうなくてもいいんじゃない?ってボリュームだった。
 さらにブラブラ歩いて、笛吹川の縁に出る


▲どうやらここが花火会場の中心らしい。対岸にはすでに花火セット中。スタッフさんの顔も見えそうなほどだ。

 思ったより川幅が狭い。最大3号らしいが、この距離だと意外と高く見えるなぁ。
 それより、川に隣接する道路に横断歩道がないのだが…。信号はあるけれど、人は? まぁ、温泉旅館・ホテル宿泊の人たちは送迎バスで来るから問題ないんだろうけれどね。この規模だとわざわざ見に来る人もいないだろうしなぁと思いつつ、町に戻る。

 小作で時間を費やした分、ちょっと予定が押してしまい「八田家書院」に行きそびれる。ひな人形の展示などをしていたらしいんだけど…。
 近辺のお寺も夕暮れモード。時計店の音楽時計が鳴る。

 お寺参りのジーチャンがうれしそうに千社札を張るのを目撃した。張って回るのが生きがいなのかもしれないけれど、貼られる立場に立って考えられないのかなぁ…。自分の家に赤の他人の木札貼られたらいやだってわかるだろうに…。



▲温泉2軒目はかんぽの宿

 花火の打ち上げは8時半~ と遅い。
 冬の川べりだからそれなりの支度もしたいわけで、遅くまで日帰り温泉を受けて付けてくれる宿はありがたい。このかんぽの宿は20時まで日帰り入浴OK しかも15時以降は520円となぜか安い。この際循環だろうが何でも良いのである。(温泉旅館の日帰り入浴は1,000円前後が相場である)
 夕方だから宿泊客で混んでいるかもなぁと思ったら、ちょうど食事時だったらしく、広いお風呂は快適であった。月見をしながら露天風呂でまったり。まったりしすぎて、危うくタイムオーバーしそうになった。
 あわてて風呂から上がり、髪の毛を乾かして、耐寒装備を身に着けて出発! 若干早足!!

 現場到着は開始15分前。まだ観客はいない。無料の甘酒をもらい、急いで三脚をセットする。そうこうしているうちに温泉街の宿泊施設からのバスが続々と到着し、客がぞろぞろ降りてくる。
 フリーでやってくる人も少しはいるようだ。
 
 そして打ち上げ開始。拡声器が開始を告げる。



▲上がった!


▲小型煙火なのは想定の範囲内


▲豪華に見えるのは写真だからで、それぞれバラバラに上がっているのをずっとシャッター開けてガマンしたもの


▲カリフラワー花火と勝手に命名! それ以外の命名が思いつかん!


▲これも小型の箱物花火


▲シンプルな花火だけどシンプルに消えていくのが意外といい雰囲気


▲ヴーん…。こうなんというか、垢抜けきれないというか…。求めすぎてはいけないのだけどさ。


▲このマゼンダとレッドとイエローはまぁキレイ


▲フィナーレは一応錦系


 打ち上げ終了8時50分。旅館軍団はさっさとバスに乗って一目散に各宿泊施設へ。あっという間にポツンとひとりきりである。
 こっちももたもたしているつもりはないんだけど…。9:43の高尾行きに間に合うべく、やはり早足で駅に戻る。
 周りに何も見るべきものがないので、30分ちょっとで戻れた。
 駅前のイオンが22時までの営業なので、ビールとつまみを買って駅に入る。

 駅の待合室で少し荷物整理もできるほどの余裕だった。
 
 だが、やってきた高尾行きの電車がロングシート。しかも結構人が乗っている。さすがにこの状況下でひとりでビールを開ける勇気はなかった(TmT)。
 しかも、斜め前の男性3名「寝たらいかん」と車内で小学生みたいなことをしていてウルサイ(吊り輪耐久、立ち幅跳び、腕立て伏せ競争、立ち相撲等々…)。3人だけで妙に盛り上がっている。高尾まで飽きずにずーーーーっとやっていたのだよ。


 ビールも飲めない私はせめて寝たかったのだが…(TДT)