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江の島を正面に望み

2016-10-19 23:30:00 | 花火

▲Epilogueより
 手前に突然やってきたおっさんが写っているんだけど……。

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 せっかく混雑回避のために秋に打ち上げ始めたのに、結局やつしろと日付がかぶってしまうふじさわ江の島花火。昨年やつしろ(さすがに毎年は厳しい)に行ったから、今年はこっちだなって思っていた。そこにきたあの熊本地震。熊本を応援したい気持ちがむくむく湧くも、すでに75のエアチケットは売り切れているし、今年は堀内さんの二尺をしっかり見ようと思って10月まで来た。
 すると、10月になってから「ふっこう割」と絡めてエア&ステイの航空会社のツアーなるものが売り出され、その激安ぶりに大きく揺さぶられた。だけど、そもそも財政破綻中なので「えのしまえのしまにしゃくにしゃく……。」とお経のようにつぶやきつつこの日を迎えた。

 直前に、友人から招待席を譲ってもらい(毎度ありがとうございます)、午後になってからののんびり出動。開場1時間前に到着。前には2組並んでいるのみ。開場直前にこの列はだいぶ伸びたが、それでも指定スペース内はガラガラであった。

【会場ざっくり図】


 無料席のメイン観覧場所は新江ノ島水族館の海岸側からずっと西に続くのだろうけれど、江の島側に渡っている人も結構いたり、東浜海岸でも十分見れるし、腰越漁港付近までは結構定番。さらに遠くの稲村ケ崎や、もっと遠くの葉山からスナイプしている人もいてびっくりする。

【招待席なんとなく内訳】


 私がいただいたのはピンク色のチケット。
 会場内の芝生の所に、渡された敷物を敷いて座ってください、ということだった。
 前方センター付近に砂浜に下りる幅広の階段があり、その後ろにグリーン席の配置。わずかに芝生が階段の前にはみ出している箇所があり、その最前線に場所をゲットする。その場所から少し右手には鉄柵が設置されているので撮影向きではない。まぁ、数名三脚立てていたけれど、みなカメラの角度は柵を避けた上向きになっていた。
 また、グリーン席を挟んだ左側にも芝生があり、ここは鉄柵が低くなっていて撮影には支障はないのだが、このわずか左に第一打上場所が縦長に設置されているので、あまりよくないかなぁと思う。それに港湾施設が手前に入ってうるさそうだし…。
 
 前の階段、誰か座るのかなぁって思っていたが、警備員さんが「一番上には座らないで下さい」と注意してくださっていたので安心した。


▲富士山見えるよ! 大玉は台船から。なお、台船はこれ一台


▲江の島はこんな感じ。左側に海に突き出るのが打ち上げ現場①、近い。江の島のシーキャンドルはこの後灯った。

 ということで、入場時に頂くドリンクで選んだビールと、屋台で買った焼きそばやら鶏もも肉やらでプシュゴク。いい具合にオレンジ色に染まる空。


 ストンと暗くなり、打ち上げ開始でございます!


▲Prologug~序章~より
 最初は左側だけしか上がらず、どうしたものかと思ったら、途中から台船の花火も上がってきた



▲手毬のような色合いの千輪



▲八重芯冠菊



▲ポカ物と堀内風のあの玉



▲サポーターズ花火…だったと思う。錦でツインに斜め打ちが来る!



▲サポーターズ花火…だったと思う



▲ミュージックスターマインより



▲ミュージックスターマインより。後半は台船から1発ずつ。音楽も止んでいるし、別プログラムとした方がいいのだろうが、思いつくネーミングなし。



▲20号八重芯錦冠先バリ
 ミュースタの直後に上がるので、縦横どうしようって思ったけれど、意外と納まった。なおレンズ収差ひどいWW



▲Art of Fire~花火歳時記~より
 この手のフラッシュが星になることが時々あるのだが、これはよい効果。まるで星を合成したようだWW



▲Art of Fire~花火歳時記~より
 多重時差変化玉で、目視的にはこんなへちゃむくれではなかったのだが…。



▲Art of Fire~花火歳時記~より
 ぴかぴかぎゅるんぎゅるんしたやつ(日本語不自由)


▲Art of Fire~花火歳時記~より
 昇りもおそろいな。というか、もうちょっと間隔をあけてくださると次の曲導が入り込まないのだが…。



▲Art of Fire~花火歳時記~より
 四重芯も来たよ



▲Art of Fire~花火歳時記~より
 三重芯



▲Art of Fire~花火歳時記~より
 これもぴかぴかぎゅるんぎゅるん系だけど、色はこちらの方が好き



▲Art of Fire~花火歳時記~より
 再び和火で。そしてにーちゃんジャマやで!!



▲Epilogue~終演~より
 初っ端に段落とし来たーー!!! なお、この写真の左側には不適切な者が写りこんでおりますので割愛いたしました



▲Epilogue~終演~より
 とか言いつつ、写り込んでおるおっさんジャマやで!



▲20号彩色芯錦冠咲色蜂
 なお、この写真の左側には…以下同文



 おっさんの座っている場所は、さっきまで警備員が「そこには座らないでください」ってずーっと注意していた場所やで!! 座ってはいけない場所だから空いているんやで!
 このおっさん、わざわざ下のいい席から上がってきて、後ろに人(有料席※招待席は有料です)がいるのを確認してからここに座り込むというヒドイ確信犯。一番質が悪いヤツ。それにそんなスマホでは上手に撮れんから、時間の無駄であり、人の視覚とかのホント邪魔だから、そのまんま海に飛び込むことを許します。




 ということで終了。
 やはり時間的には物足りないものはあるものの、二尺や段落としや堀内玉がこの時期にこんな感じで見られるのは貴重。
 江の島ってなかなか正解の場所がないのだけど、ここは混雑とは縁遠く、終幕まで広々のびのびでした。そうそう、最後のプログラムになって走りこんできたおばちゃんがおってな、間に合ってよかったねって感じ(階段の下に消えていった)


 さて、あまりにのんびりしているので、すっかり脱出が遅れた。
 会場を出た1歩目からおしくらまんじゅうの大渋滞。駅に向かう流れにうっかり乗り損ねる。まぁ、あの混雑じゃ、駅に到着しても苦労しそうだよなぁと流されて江の島大橋の向こう側に出る。そこから仕方なく腰越まで歩いて腰越駅で入場規制するのを初めて目撃(ホーム上下共通で激狭だから)。腰越から江ノ電(もちろん、江の島でギューギューキューキュー)で藤沢。20:48の湘南新宿ラインで帰宅となる。なお、あまりの大混雑にくたびれて腹が減り、グリーン車で帰った。

 なんで今年あんなに混んだのだろう。大規模事故が起きてもおかしくないレベルだったと思う。

 かくなる上は、花火終了時間に合わせてR134と江の島大橋を閉鎖して早々に人を捌いた方がいいと思うが、駅の輸送能力も低そうだから、その辺りも難しいのかな。難しいだろうな。
 だが今のままだと、藤沢市が手を引きそうだよなぁと思うレベル。もともと夏から秋に移したのは、混雑回避が名目だったわけだし…。