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関原まつりも2年ぶり

2017-10-03 22:48:00 | 花火

▲ん、y…三重芯でした。でもこれはこれできれいだし、この青系展開は強いと思う

 今年、BSで朝ドラ再放送が片貝さんもかかわった「こころ」(2003年)で、やけに寺尾聡(演じる花火師)が「八重芯」「八重芯」とこだわってたのよ。今は三重芯とか四重芯とか五重芯の時代だから、ちょっと引っかかっていたんだよね。だから、片貝まつりでも関原でも安定して三重芯を上げてくれると、「もっとやったれ、やったれ!!」って思っちゃうw

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 9月、暦がよいと3連休の並びに堀之内→関原と花火が連続する。今年はそんな年であった。
 関原は、長岡西部、関越道も超えた向こうにある古い町である。どのくらい古いかというと、ここから縄文式土器がわんさと出てくるほど古い。ただの縄文式土器ではない、独特の造詣が岡本太郎の心を揺さぶった火焔型土器である。


▲こういうのね(新潟県立歴史博物館にて※撮影許可エリア)

 少なくとも古くから人が住むのに適していた地なのだろう。

 そんな町のまつりが関原まつりである。まつりそのものは町内のまつりで、神輿が練り歩いたりするのだが、夜にしか来ないから、その詳細は不明だw 
 夜の花火は、町の中心から遺跡の方に離れて打ち上げられる。打ち上げ担当が片貝煙火さんである。

 おりしも台風が西日本で猛威を振るっている日、新潟はなぜかほとんど雨も降らず、風も強くならず、晴れてはいなかったものの穏やかな一日であった。そんな状態がずっと某天気サイトで予報されていた。
 町のまつりで、直前にならないとポスターも張り出されないため、それほど多くの方が来るわけではない。JA関連施設に車を入れ、徐々に集まる花火好きの方も、圧倒的地元勢。

 花火そのものも派手なものではなく、この時期の祭礼花火と同じように1発1発個人や地元企業の協賛で打ち上げられていくスタイルである。

 ワイド!? そんなのあらしません。

 そんな感じで、地元の人もまつりのメイン会場からこちらに移ってきて、打ち上げ開始でございます!!


▲片貝まつりの時は半信半疑だった、この玉。関原でもバシバシ上がりました。新潟勢だけでぐるぐる玉選手権できるぞwww。あ、こいずみん…。


▲星の管理をしながら端正に詰めていくのだと思うけれど、全方向同じように発光するようになっていないので向きによってその時の光跡が異なり、その光跡が模様となって残るのもこの玉の楽しみだと思い始めている。

 何だろう。割物だけど、アシンメトリーになるこの感じ…。

 なお、花火の玉は打ち上げ筒から出た瞬間、もの凄くスピンがかかって上空までクルクル回りながら上がっていく。したがって姿勢制御はとても難しい。だからこの手の玉の発光の正面はある意味出たとこ勝負なんだろうけれど、基本は真ん丸の割物だから大枠は丸く、中の輝跡がねじれる感じとなる。ごく一部にこの姿勢制御ができる業者もいるようなのだが、それはとても高度な技術だと思う(主に型物に対して使われる)。
 以上素人のつぶやき。



▲片貝ブルーも健在ですわよ!


▲暗い和火のセンターにカラフルなシングル八方芯。大柳火以外にも難しい玉が増えていく…。


▲錦冠小割浮き模様。だが小割が片貝さんらしい色である


▲もちろん大柳火も上がりますよ。なお、ここでは片貝の昇銀竜の法則は効かない。絶対数が少ないからだけど、その分、こちらの空は暗いので、キャノンでもグリグリ持ち上げても何とかなる


▲柔らかな八方の艶やかな色変化


▲この千輪、まるで金魚が夜空に散らばったみたいでかわいいなぁ。土佐金の柔らかなしっぽの感じに見えませんかね…。


▲この青い八方はたまらんのぉ


▲ん?こういう星の混載はあまり見ないような…。


▲スター芯は型物として撮っても、普通に撮っても生きるな。


▲椰子芯彩色千輪は1発での存在感ある


▲錦八方芯の牡丹。八方の先でちょっぴり色が出るのがキュート


▲先ほどの星の混載に曲導が付いたもの。


▲片貝のカラフル八方は色がより艶っぽくなる方向か。パステルには行かないのかな


▲錦先方向変化


▲紫牡丹からの四色点滅染分け。この7色版をずっとお待ちしているのですが…。



▲終盤にまたこの時差変化玉が来た! 前半と光跡の描く模様が違うでしょ。


▲もういっちょ!!


▲後半はスターマイン鑑賞会と銘打って、スターマインがまとめ打ちされる。銀に青の小割浮き模様をあしらったのがきれいだった。


 打ち上げはこの辺りで終了。
 この後、祭りのメイン会場である池の方に場所を戻し、フィナーレのナイアガラがかかる。そちらはパスして帰路に着く。ここ、行きはバス便があるのだが、終わる頃には全く公共の交通機関がなく、誰かの車に寄生して駅まで連れて行ってもらわねばらならぬのである。なお、駅に向かう途中に関越のインターがあるため、仲が良くても遠方の方にはちょっとお願いしにくいというのが現状(それでも図々しくお願いすることもあるんだけれど)
 今回は長岡在住の方の車に乗せていただき、駅まで送っていただいた。その節はありがとうございましたm(_ _)m


 あとは、上越線に22時台も1本走らせてもらえればいいのだが…。21:00発の次が23:16発って何の冗談ですかね
 ヽ( ̄ー ̄ )ノ オテアゲー