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止められない止まらないえびす講

2018-11-25 01:50:00 | 花火

▲長野えびす講煙火の代表的なプログラム「ミュージックスターマイン」(青木版)

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 晩秋の美しい花火大会といえば、長野えびす講煙火大会。11月23日固定の花火である。今年は金曜日に位置し、土日と合わせて3連休となった。
 これはヤバイ、混雑必至である。しかも、今回は2連戦である。巨大なスーツケースを転がして、夜行バスで長野入り。まだ人の少ない早朝の長野駅のコインロッカーに巨大なスーツケースをつっこんでから、犀川河川敷に向かう。場所を確保して、とんぼ返りしえ、朝ご飯おやきモグモグ。

 さて、風呂だ! おっと、その前に善光寺へお参りへ。参道を脇にそれ、藤田九衛門商店で鯉焼きを7種類ゲットし、えびす講の行われる西宮神社にも参拝してから裾花峡温泉へ。地元の方が集う温泉で、温まるいい温泉を楽しむ。休憩所も復活していたので、小一時間ほど寝転んで夜行バスの疲れをほぐす。
 食堂でソースカツどん(以前はなかったメニューだ)をモグモグし、駅まで腹ごなしで歩く。駅でお風呂グッズを花火グッズに持ち替え河川敷へ。朝と違って人がかなり集まっている。

 朝確保した場所へ行ったら、おじさんたちが占拠していた。
 」ここ、私が朝確保したところです」って主張して、証拠を見せてもおじさんはどかなかったけれど、とりあえず、自分と友達の分のスペースは確保する。

 秋の日は釣瓶落とし。
 あっという間に真っ暗になり、寒さが深々と沁みてくる。
 
 そして、宴が始まる。


 最初の特大スターマインが終わると、10号玉の競技会。
 青木門下生勢ぞろいといったところ。ここのところ、各社工夫を凝らした玉が少なからず上がってこちらも上がる。
 いっとき、進化の速度が遅くなったとしても、どこかの煙火店がずいっと前に出ると、各社も前に進むしかない。この流れがある限り、まだ煙火は進化していくのだろう。恐るべき業。


 今回の場所はいわゆる中心ポイントで、ワイドはほぼここが中心という感じ。もちろん上流に伸びる際には中央ではなくなるのだが。見たい大玉はほぼ正面で上がるので、満足度高し。
 遠くで上がるスターマインもたまに面白いのが入ってくるので、一応ファインダーを向ける。そしたら、そこに写り込んだよ、じゃがバター用せいろ蒸しジャガイモからもうもうと沸き立つ湯気。すげぇな、じゃがバター!(そこじゃない)


▲スターマイン(信州)


▲特大スターマイン(青木)

 引退した安室ちゃん音楽に合わせたスターマインなども上がって、この花火大会の華ともいえるミュージックスターマインが始まる。最初は青木さん。


▲ミュージックスターマイン(青木)

 みんなが上の玉が足りない!!! って嘆くからか(みんなじゃないよ、私だよ!)今年は例年より上に上がる玉が少しだけ増えたような気がしたりしなくもなかったりする。結論から言うと、上の玉はもっと欲しいが、下のけばけばしさももっと欲しいの~。えぇえぇ、単なるわがままですよw 
 とはいえ、満足感ゲージは上がる。



▲大スターマイン(信州)
 左下にじゃがバターもくもくがwwwwww


▲特大スターマイン(青木)

 今年の実質レコード大賞(欅坂って何ですか?←この辺り、時期が過ぎてから書いている)のUSAをBGMにした花火も上がる。

 そして今度は信州煙火さんのミュースタ。


▲ミュージックスターマイン(信州)

 あれあれ? 今年は虹トラは無いんですか!? いやいやいやいやいやぁぁぁぁぁ!!!!

 orz

 いえね、後で別のプログラムで確認しましたけれど……。
 


▲スターマインでの千輪の共演(こっちが信州だったっけ)


▲目の前で上がる千輪スタマ(青木だっけ)


▲落葉は信州さんのだったか

 今年、だいぶ玉いじった感あるよね。
 四重芯復活したし。


▲8号100発

 8号玉100連発のファインダーからはみ出す曲導を見上げ、最後に10号玉15発の一斉打ちを飛ばしまくってエンディングを迎える。


 終わった~、今年も終わったよ~。


 しかし、今年はこれで終わっていないのである。車勢はそのまま夜のサーキットに出発するのであった。
 自分は翌日の移動に便利な松本まで、巨大なスーツケースを転がしつつ、篠ノ井線で1時間ほど移動し、松本で宿を取るのであった。