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浜名湖と温泉とミカンと

2020-12-24 17:06:00 | 花火
 夏からポツポツと花火が上がるようになって、新潟や山梨、秋田などへ出かけて行った。
 他の地域でも花火は上がり始めていたが、あくまでも地元でのサプライズ花火。遠方から駆け付けるにはまだハードルが高い感じはしていた。
 そんな時に静岡の三煙煙火さんが、ホテルの前で花火を上げるというツィートが流れたのが9月のこと。ホテルの部屋などから見られるという安全対策を考えたものだった。



 骨折した足のリハビリ的に温泉にも入りに行きたいなぁと思うものの、まだ東京はGoToトラベルが解禁されなかったころである。
 その後、遅ればせながら、東京もGOTOを利用できるようになり、そのホテルを予約した。


 そして11月、ぷらっとこだまで浜松に向かう。
 ホテルは朝食付プランにしたので、夕食を浜松で調達。加熱材で温められるうなぎ弁当を予約して、それを受け取ってからホテルに向かった。
 浜名湖を横目に眺め、新所原駅で下車。ここから天竜浜名湖鉄道で奥浜名駅へ。車窓は浜名湖とたくさんのミカンで彩られた。そういえば、三ヶ日ミカンはこの浜名湖のほとりが産地だったな。
 駅からは八朔畑とミカン畑の間をホテルまで歩いていく。
 そしてホテル着。


 うん、古いことは知っていた。
 が、自分の部屋が外廊下から入るとは思わなかったよ。


▲湖一望!
 まぁ、その分、浜名湖に面した側はバーンと大きな一枚窓で、4階からの眺めは最高だった。ただですね、羽目殺し窓だったんだよね。開かない。まぁ、窓を開けられたとしても、ベランダがあるわけではない。そしてなぜか上に構造物がある…。


▲こ、これは、アウトかも…。

 まぁここであきらめてしまうのが自分の悪いところである。
 今回上がる花火は小型ばかりらしいからって、舐めていた部分もあった。


▲昼に買ったうなぎ弁当(お高いんですよ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)

 暗くなりうなぎ弁当を食べ、お茶菓子代わりのミカンをもぐもぐ(甘くておいしい三ヶ日ミカン)して、スタンバイ。
 ホテルの写真ではこの辺りと○が書かれている場所を注視していると、あらぬ方向から火柱が立った。


 えぇぇぇぇぇ!!!

 めっちゃ動揺。
 〇の位置がちょっとずれていて、もっと奥で上がるのかと思っていたよ。そしたらめっちゃ近く、めっちゃ目の前。
 3号4号でも結構高く上がる。
 そして、窓の上にある構造物の上まで上がり、見事に視覚が遮られるという…orz


▲これな、床に這いつくばって撮った1枚なのさ

 まぁ、ホテルの人が部屋に入って見え方チェックしないだろうし、煙火店さんもそんな構造物が邪魔しているなんて思わないだろうし…。夜は真っ暗だし。
 せめて窓が開けば、上半身乗り出して、上を向いてみれたんだけどなぁ。



▲翌朝、日の出前に目が覚めた

 翌朝、朝食後に散歩したら、湖岸に降りれる道があって、ここなら満点だったなぁと思った。「お部屋でご覧ください」なんて文言ぶっちぎればよかったんだな…。

 まぁ、次の日あるし!!


 なお、このホテル、温泉の質がめっちゃ良いです。めっちゃツルツルヌルヌルピカピカです。日帰り入浴もOKなので、近くに行くときはおすすめ!!