▲ポスター
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奥浜名に宿を取った後、旅行の1ヵ月前にぷらっとこだまを往復で予約した。その2週間後だったかに、上記ポスターの情報が飛び込んできた。
ん!? これ帰りの新幹線調整すれば見られるんじゃない!? ということで、昼頃の新幹線を20時ごろの新幹線に予約替え。幸い、キャンセル料のかかる時期ではなかったので良かった。
そして前日がまさかあんなことになるとは予想だにしていなかったので、リベンジとなる。
が、この花火は打ち上げ場所はシークレット。おそらく弁天島も上がるんだろうなぁとは察しがついたが、そこだと複数の花火を見られる可能性がおそらく低い。対岸まで足を延ばせば、浜名湖側の花火がもう一つぐらい見られるかもって経験則から思ったが、車があれば(もしくはもう1泊すれば)、の話である。そこ、徒歩で1時間歩かないと駅にたどり着かないから…(これもまた経験している)。
もともと2日目の予定はないに等しかったので、この際乗り鉄でもするかと思いつく。幸い、天竜浜名湖鉄道には1日乗車券があった。天浜線は、掛川まで行くのだが、掛川だとぷらっとこだまの設定がない。なので、途中から浜松に向かう遠州鉄道に乗り換える。そして、天浜線と遠鉄が組み合わさった、素晴らしい1日乗車券があることを知る。
ということで、奥浜名駅から天浜線に乗車。途中まで浜名湖沿いを走るこの路線は、今晩のロケハンもできるという好都合。SAの近くの駅は、10分も歩かないうちに浜名湖の7割は見渡せそうだという感触を得る。天浜線にボーっと乗っていたら、唐突に「女城主直虎」の里に突入していた。
そして思い出す。
おれ、この辺りに来たことあるぞ、20台の頃に…。
妹が浜名湖畔の高級旅館に就職したので、家族割とかでそこに招待されたのである。その時に、観光バスも手配してもらい、某寺とか某関所とか行っていた。まさかその30年後に大河ドラマの舞台になるとは…。
時間があれば下車して観光しようかと思ったが、ロケハンしているうちに時間が無くなってしまい、通過するのみとなった。まぁ、当時もそれほど感慨なかったし…。個人的には三ヶ日遺跡の方が興味高かった(山の中だから行けない)
遠鉄に乗り替えて、浜松到着。遅めの昼ご飯を食べつつ地図を見ていたら、なんかこっちの方がいいんじゃない!? って場所を見つける。
表鷲津湖岸1号公園。鷲津駅から10分チョットで行ける浜名湖に面した公園。行ってみたら、めっちゃ風が強かったが、広く浜名湖を見渡せる場所だった。そして、よく見ると南側に同じような公園があった。その公園に向かう途中、小さな漁港があった!? ん?ここから船出せるんじゃね!? と勘が働く。
そして、くだんのポスターをよく見ると、湖西市や新居町の団体が複数掲載されている。これはその近くで上がるんじゃね!?と思い、ここにかけようと思う。となれば、後は暗くなるのを待つのみ。近くのホムセンやスーパーをうろうろして時間をつぶし、17時過ぎに再び湖畔に立つ。
だいぶ地元の人が集まってきていた。そして湖西市のスタッフがマスクをつけてくれとか、消毒してくれとか注意していた。
ビンゴだ!
ということで、三脚展開。風は相変わらず強く、撮ってもぶれるかもしれんなぁと覚悟をしつつ18時を待つ。
そして、時間となり、比較的近い場所で火柱が立つ。
と同時に、昨日のホテル辺りと、日中にここがいいかもって思った当たりでも花火が上がるのが確認できた。となると弁天島も…と振り返ると、ホテルの影の向こうから花火が上がるのが見えた(向きが違い過ぎて撮影は断念)。
ここで4ヶ所の花火が確認できた!
▲右が鷲津港沖、遠く中央に佐久米付近、左が奥浜名(おそらく前日のホテル)
▲紅でシンクロ
▲鷲津沖と佐久米。右は型物だったが、対応できず。佐久米が結構いい玉が上がるのだが、いかんせん遠い
▲鷲津沖と佐久米。
▲鷲津港沖、佐久米、奥浜名
▲鷲津港沖、佐久米、奥浜名。奥浜名では「いないいないばぁ」も上がった模様
▲鷲津港沖、佐久米、奥浜名
そして5分はあっという間に過ぎた。
ほとんど地元の人しか見物人がおらず、花火終了と同時にあっという間に皆家に帰った。
見えるかどうかは疑わしいが、ヘッドライトを船に向かって振っていた自分w
この公園でのカメラマンは自分含め3名だったと思う。
三脚畳んで駅に向かう途中、鷲津港を通りかかると、沖から小舟が入港してきた。本当にこの鷲津漁港から船出したんだ!!
さすがに真っ暗な中、船の灯だけしか見えなかったので、花火師さんの様子はうかがうことはできなかったが、冷たい風吹く浜名湖湖上での打ち上げ、ありがとうございました。
ところで、5カ所目はどこでしたか!?