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ISOGAI花火劇場in名古屋港

2020-12-29 23:17:00 | 花火

▲花火本編が始まる前にコナン映画の花火が…。

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 12月末恒例のこの花火。まぁ主催がかなり頑張ってやってくださるだろうということは予想できていた。
 従来よりも来場者数を減らして、その分座席をゆったりさせる、入場時に検温実施、恒例のイルミネーションは取りやめ、ついでにキッチンカーも今年はナシ…といった対策を取りつつ、開催へとこぎつけた。
 実行委員の皆さん、本当にありがとうございます。

 今年は、JR東海トラベルさんがGOTO対象の日帰りプランを作ったので、それに乗ることにした。ぷらっとこだま往復より安いという設定。しかものぞみとかでの移動だ。さらに、共通クーポンや名古屋市内の4施設のフリークーポンもつくという状況。確かに夏以降何度か東海道新幹線を使っているので、その乗車率は身をもって知っているだけに気持ちは分かる。
 なので、そのプランに乗って、夜のイベントだというのに、8時台には名古屋入り。この時間なら、コインロッカーも余裕で使えた。まぁ、例年この時期に名古屋界隈で開催される大型音楽イベント系が軒並み開催されていないからというのも影響しているだろう。
 ということで、日中は熱田神宮へ行って、門前でウナギを食べる。
 その後はJRのリニア何とかというJR鉄道施設見物へ…。エヴァラッピング電車で終点まで。駅を出るといつもこの花火で見慣れていたあの橋が眼の間にあった。そしてリニア館はその橋のたもとにあった。クーポンを入場券に取り換えて入場。
 懐かしい車両がずらずらと並ぶ。てっちゃん歓喜施設なんだろうな。なお、客層の多くは親子連れで、ちび鉄が多かった。鉄分はあるが、マニアではない自分としてはさらっと見るだけでいいかなって感じ。
 唯一収穫だったのは疑似リニア体験。乗車席は同じだろうが、以後は音と窓の光の流れでリニア感覚を体験というもの。結論から言うと、うん、めっちゃ急ぐ事情じゃなければ、リニア乗らんわ…。そもそも車窓が楽しめないのよね。トンネルばっかり走るから…。
 これ、技術確立後の乗ることのメリット(もしくは楽しみ)を見出さんと結構厳しいんじゃまいか…。

 ということで、そこからまた名古屋駅に戻り、朝詰め込んだ荷物を持って名古屋港へ。
 実はリニア館のある所から、名古屋港の水族館までは船便があるらしい。次にここに来る機会があれば(駅的にはレゴランドもある)、船で橋をくぐって水族館へ行ってみたいぞ。

 会場にはすでに入場列ができていた。自分は場所がきっちり決まっているので、あまり急がずともよく、のんびり入場。感染対策のため場内では何もすることがなく、とりあえず外に出て見たりする。いつも後方の広場には大勢のフリー客がいるが、今回はそこにはほとんどいない。とはいえ自分の席の後ろには結構人の気配がした。

 そして、打ち上げ開始のお時間です。
 冒頭になぜかコナン映画の宣伝が入り、その後、クリスマスの物語が始まる。
 今回は、看護師の母を持つ男の子のお話であった。話の進行に合わせて様々な花火が上がる。


▲磯谷さんの染め分けってあまり見た記憶がない


▲暗い和火から海面に向かって鮮やかな色が出てくるの、毎度歓声が沸く


▲日中、奥の橋の辺りで観光してました


▲曼荼羅(という命名された花火なんですよ)。本来は、仏教の核心を描くものなのだが、今回はこれが某ウイルスとして表現されて…い、いいんですか!?(;´・ω・)


▲海に浮かぶ鉄の台船の上に花火の筒を置いて打ち上げている。なので、長く尾を引く火が落ちても問題ない


▲大量にポカ物が割られて華やかで小さい色花火が空を埋めていく


▲椿と名付けられた花火が会場に咲き乱れる


▲銀芯オパール


▲王道錦に銀千輪が咲く


▲ミラーボールの上中下


▲光の宝石、各色開花


▲扇状に開く銀の上に、緑の光の宝石。翡翠ですね。


▲フィナーレ

 いやぁ、素晴らしかった。そりゃ、磯谷さんだものね。
 意地でも開催するという気概を感じていたから、GOTO停止とかものともせずに本当に開催できてしまったことは拍手(ちなみにGOTO停止期間外なので影響はない)
 気になるのは、ちゃんとペイできるているかという点。
 しばらくは今までのようにはいかないだろうけれど、この後も続けていってほしいからこその心配である。


横浜スパークリングナイト

2020-12-29 19:27:00 | 花火

▲大桟橋の先っちょから花火が上がる

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 10月末から始まっていたらしい横浜スパークリングナイト。アップされている画像は見てたが、いまいちよくわかってなかった。
 12月になって、眼科の定期健診に行く際、ちょっと確認してみたらこの日もその花火が上がるらしいことを知り、カメラと小さめの三脚をリュックに詰め込んで出発。

 元町でいつものように目のチェックをしてもらい、中華街へ流れる。
 海外客はほぼいないが、各地から来訪者が戻ってきている雰囲気となっており、9月ごろに比べるとだいぶ人出が戻ってきた感じになった。久々に肉まんを買って、山下公園でパクる。熱々では食べられない猫舌なので、この距離移動時間がちょうどよい。
 12月ではあるが、公園内には冬でも咲く花が植えられ、この12月に咲くバラもあった。
 天候はよく、海風は少々強いものの、クリスマスシーズンといえる人出の賑わいであった。
 例年と異なるのは、みなマスクを着用しているということだろう。

 山下公園から大桟橋へ。
 ライトアップが始まる時間帯で、LEDで青く染まるデッキを見に来る人や、夕焼けの横浜夜景を撮る人でそれなりにここも人が集まっていた。
 しかし、一番大変だったのはウエディング写真を撮る人だったろう。
 海に突き出る大桟橋はいつ行っても海風が強い。冬の海風は冷たく思わずコートの前の袷を深くする。そんな状況下にウエディングドレスの女性が撮影されているのだ。もちろん隣には白いタキシードの花婿が立っている。横浜の夜景をバックにウエディング写真を撮るというプランでもあるのだろう。2組ほどが寒風に吹かれながら雰囲気を作って写真を撮られていた。そこまでして「きれいな自分を取っておきたい」ものなんだなってマジで尊敬した。
 自分は、大桟橋の先頭まで行き、そろそろ花火のセッティングしていないかなぁって下をのぞき込んでいた(この日は大桟橋打ち上げ予定)。まだ早かったらしいw

 象の鼻公園もいつの間にかこんなにおしゃれになって…ッと感慨に浸りながら横浜赤レンガへ。恒例のスケートリングができていた。奥に行くとそこにはクリスマスマーケット。ただ、事前にネットで予約した人だけが入れるシステムになっていた。
 窮すれば通ず。
 人はちゃんと考えて、解決策を見出すものである。
 海辺は特に何もなく、大桟橋が正面に見えている。

 20時にはまだまだ時間があるので、話題のハンマーヘッド方面へ。ってか、この辺り新たに商業施設が増えているのね。よく考えられたレイアウトで、回遊し易い導線ができていた。ハンマーヘッドの手前にも別の商業施設ができていた。ここはプロダクトをテーマにしているらしく、工場見学等ができる施設がいくつかあった。あくまで「見せるための施設」である。もっと早い時間に来ていればいろいろ体験できたんだろうな…。そこから見るハンマーヘッドは、意外とシンプルだった。触ることができそうなほど近くから見ることができるのね。
 そして、みなとみらいの建物から青いライトが星空に溶けていっていた。これは「NIGHT VIEWING」というものらしい。

 やがて時間が来て、赤レンガの海っぺりから大桟橋を望む場所にスタンバイ。のんびりしすぎてギリギリになった(;´・ω・)


▲何の案内もなく、ただ静かに花火が打ち上る。

 赤レンガ周辺の買い物客も花火の音を聞いて、あ、花火上がっているのかというレベルの反応。それでも海っぺりに人が集まってくる。


▲リング花火。視覚的にはわっかだけれど、カメラだと光跡が残る


▲偶然にハートっぽくなった


▲奥に見えるのは横浜ベイブリッジ


▲大桟橋のイルミネーションが青いので、青みを含む花火は親和性が高い


▲この辺り型物。対応できてないw


▲終始小型煙火だった。まぁ、分かっていたけれど

 終了後、人の流れが駅に向かう2方向へ。自分はワールドポーターズ経由。3年ぐらい来ていなかったからか、だいぶ店舗が変わっていた(;^_^A


花火の前と後~スカーレットとラストサムライ

2020-12-29 06:30:00 | お出かけ

▲信楽駅の賑わいwタヌキばっかりですやん!

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 花火は兵庫で打ち上げられるということで、宿は三宮からポートライナーに乗っていくポートアイランドの高層ホテルに取った。GOTO利用である。
 だが移動の夜行バスは京都で下りた。
 京都観光をするのではない。朝ドラの舞台となった信楽を訪問するためである。

 京都から琵琶湖線で草津へ行き、そこから草津線と信楽鉄道を乗り継いでいく終点が信楽である。「スカーレット」の舞台であり、焼き物の町である。



▲駅前にドーンと鎮座する巨大タヌキ。用途としては、公衆電話w。12月なのでサンタコスとなっているが、おなかの辺りに緑の電話機が…。

 信楽がなぜ焼き物の町となったのか…それは、琵琶湖が動いたから。
 はるか昔、琵琶湖(古琵琶湖)は信楽辺りにあったのだが、地殻変動で今の位置に動いてしまった。そして信楽には古琵琶湖の底に沈んだ土が残され、それが焼き物に適する陶土だったということ。ということは、今また地殻変動が起きて琵琶湖がどこかに移動したら、そこにはまた良質な陶土が大量に発生することになる。
 信楽鉄道に乗ってハッと気づく。
 紫香楽宮跡がある。この辺りは昔から人が住まってきたということ。ドラマでは喜美ちゃんが室町時代の陶片を見つけたが、事実はもっと古い陶片が見つかる可能性のある地であるということである。
 遺跡好きな自分としてはこのことに全然気づかなかったことに懊悩した。
 信楽産業会館のコインロッカーに荷物を預け、館内見物。オート三輪が絵付け火鉢の運搬に使われたことが展示されていたりして、そこに父常治の影を見た。

 そこから少し歩いた旧信楽伝統産業会館で「テレビドラマの世界〜スカーレットの舞台 甲賀市信楽〜」が開催されていた。ドラマの小道具や衣装、セットなどが持ち込まれ、ここに再現されていた。

 かわはら工房はそのまま展示されていた。

▲武志が描いた常治の絵皿


▲武志が取り組んだ水たまりのお皿


 サニーのセットには、ハチが作ったコーヒーカップが並び、奥の展示にはオープニングのクレイアニメのモデルが展示され、と,気分がぐんぐん盛り上がるものばかりがいっぱい!


▲新宮神社は松明担いでいた火まつりのお宮。こちらのサイトによると、紫香楽宮にも関係のある古いお宮らしい。個人的には忘れ柿が気になるw


▲町のあちこちにタヌキの置物があるのだが、中にはこんなアバンギャルドなタヌキも…。ひょっとして奥のはヨーダタヌキですか!?

 他にも大手窯元さんを覗いてみたりもした。
 モデルの方の窯にも足を延ばしてみた。どうやらご不在っぽかったので、敷地外から眺めただけであるけど…。今考えれば小千谷銘菓の「船岡山」を持って行けばよかったかなぁ(小千谷にも窯を作られていた)

 気が付けば昼過ぎで、あわててきた道を戻る。草津からは新快速で京都も大阪も通り抜け、三宮へ一直線。
 兵庫って、尼崎しか行ったことがなく(寺町いいところです)、神戸は初訪問。なお、神戸と三宮の違いとか全然分かってないw。この夜のツアーが三宮発だから、三宮近くのホテルを取ったというぐらいの理解度である。
 

 で、大波乱の花火大会を終えて、三宮に帰ってきたのは24時近く。ホテルにこれから向かう旨を連絡し、24時過ぎのチェックインとなった。
 海が見える眺めの良い部屋で1泊。いやぁ、接客が丁寧で、ビジネスホテルばっかり泊まっている自分にはなかなかこそばゆかった(いいホテルです)。

 翌朝、最上階での朝食に行ったら、長蛇の列。六甲の山々をの望む窓近くで、朝ご飯を食べてチェックアウト。


 三宮から姫路行の新快速で今日の目的地へ向かう。
 停車駅で、三宮と神戸の違いを知り、地震で甚大な被害があった長田の位置を知り、源氏物語の舞台となった須磨に感動した。車窓から見える淡路島が意外とでかいことに驚き、明石海峡大橋をくぐり、明石といえば子午線だなって思いつつ、加古川を渡る。そして本日の目的地の姫路に到着。

 姫路といえば姫路城。だが本日の目的はそこではない。
 駅前から路線バスに乗り、町を抜けて、郊外へ。そこからバスは坂を上って、到着したのが一乗寺。西国札所の寺である。
 兵庫には西国札所の最西端の寺がある。いずれ行かねばならぬのなら、さっさと行っておくほうが良かろうと思って足を延ばした。中々急な階段が3セット…。


 法華山一条寺。きれいな紅葉が残っていました。


 受付の小屋に住み着いているらしいニャンコ。人懐っこく、自分の足の周りをうろうろしてニオイ付けされました♡

 ご朱印をもらって、終点から戻ってきたバスに乗って、姫路の町に戻る。姫路城大手門前でバスを降りる。別に姫路城に用があるわけではない。時間があれば見学しようと思ったけれど、朝食の出遅れなどで時間を食ってしまったので、今回はパス。ここでもう一つの寺行きのバスに乗り換えができるためである


▲一応、姫路城は見たよ記念

 バスを乗り換え、今度は住宅地を縫って、郊外へ。終点からはロープウェイに乗る。このロープウェイ、なかなか眺めがよく、瀬戸内に浮かぶ島々まで見えた。


▲書写山ロープウェイ。確かバス会社の運営。眼下に見える高架道路は山陽自動車道。

 山の上にある書写山圓教寺。西国札所最西端の寺である。ロープウェイで気軽に行けるが、昔は当然山登りしなければならなかったところである。しかし、ロープウェイで上がったらすぐ寺というわけではなく、そこから30分ぐらい歩かないと本堂にたどり着けないというなかなかガチな山寺である。そこはうまくできたもので、志納すればバスで本堂近くまで連れて行ってくれるという。時間が残り少ないので、迷わず課金する。そして本堂の近くまで連れて行ってもらう。
 

▲「西の比叡山」とも称される圓教寺の摩尼殿(観音堂)。春は桜、秋は紅葉で彩られる

 納経を済ませ、帰ろうかと思ったが、先ほどのバスのチケットの半券をこの奥の建物において来いと言われている。今考えれば、ここだけで帰るのは寺側の本意ではなく、ちゃんと主要な建造物等を見て参ってこいという意図だと思う。
 こちらとしても仏罰を落とされても嫌だから、速足で奥の伽藍へ向かう。そこには実に見事な建物が立っていた。よく見ると、ここで「ラストサムライ」や、数々のドラマ収録が行われていたという。そうか、ここにトム・クルーズが立っていたのか…。
 ということで、また速足でバス乗り場へ戻る。バスでロープウェイ乗り場に着くともうすでに満員状態だった。次の便は15分後か…と思っていると、すぐピストンで次の便を出してもらえた。
 おかげで、予定していた電車に乗ることができ、無事東京に帰ることができた。