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常総の花火特別版

2021-12-13 22:30:00 | 雑事つれづれ

▲いきなり上玉が3発上がる

 「常総の花火」はその質の高さで人気の花火。茨城の有名な煙火店のほか、全国から選りすぐりの煙火店が参加する関東有数の花火大会である。が、ここもコロナ禍で2年連続の中止となってしまった。
 そんな中、クラファンで常総の花火を上げるという話。ホイホイ課金しました。
 しかし、打ち上げ日は告知されるものの、打ち上げ会場はシークレット。うーーん悩ましい~。

 しかし、蛇の道は蛇。

 得た情報を基に、駅から30分ほど歩いてその場に立つ。風下予報だったけれど、これ以上歩くのはもう嫌だぁという感じで、そこに三脚を立てる。
 結果としてはそれでよかった模様w

 真っ暗な中、右手の方から火が噴き出す。
 いきなり3発打ちなんて聞いていない!! 


▲そして、次はあの五重芯ががががががががががが!! しかも2発上がったよ!! 

 なんなの、なんなの!? 通常の常総は8号玉なのに、この尺玉大盤振る舞い何なの!? 


▲上中下とえらいこっちゃ


▲怒涛の400mワイドスターマインでつかみはOK!!(野村花火工業)

 そして、芸協の対打ち。見たかったんだよ~。秩父での対打ちが無くなっちゃって、飢えていたんだよ~芸協対打ち!!(CANONさん、復活していいのよ)


▲昇曲付天空のユートピア(秋田県 今野義一)


▲里山の忘れ柿(群馬県 小幡知明)


▲昇曲付虹色のグラデーション(山梨県 齊木克司)


▲猛きオリオンの涙(山梨県 齊木智徳)


▲昇朴月四季の彩艶(新潟県 本田正憲)


▲昇朴付マドンナブルーの華&夕映えの椰子(長野県 青木昭夫)


▲昇木葉付マーガレットの花(長野県 篠原茂男)


▲昇小花八重芯ステンド牡丹(静岡県 田畑朝裕)


▲昇曲付スノークリスタル(愛知県 磯谷尚孝)


▲ワイドスターマイン(山崎煙火製造所 ※埼は正しくは山編に立可なのだが、このブログはこの字を入れると全面的に化けるため別字)


▲ワイドスターマインでフィナーレ!! 田んぼの真ん中にある小さな神社がいい感じにシルエット化


 いやぁ、15分とは思えない、素晴らしい濃度の花火でした。常総の本気を見せてもらったぜ!! 
 風下になるかと思ったけれど、いい具合に煙が流れてくれた感じ


冬の湯河原花火大会

2021-12-13 00:44:00 | 雑事つれづれ

▲花火打ち上げ前、オリオンが夜空に打ち上げられていた

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 伊豆半島では結構花火が上がるところがあるのだが、やはりコロナで近年は寂しい。熱海は頑張っているが、その手前の湯河原はコロナだけではない事情で大規模な花火を上げられなくなっていた。
 湯河原の花火は海上に台船を浮かべ、そこで花火を打ち上げるというものだった。その台船の具合が悪くなったらしく、現在は使えないらしい。
 確か湯河原の台船って、花火開始の3日前だったかに東京湾から曳航を始めるものだったように記憶しているのだが…。何らかの事情でそれが使えなくなったらしい。

 ただの細長い鉄の平らな船なのだが、これが結構お高い。

 ということで、今回の花火は、陸上で打ち上げることになった。


 が、湯河原は海辺まで民家や商業施設、国道などがあり、且つ砂浜はめっちゃ細長い。そんな状況のどこで花火を上げるのだろう!? と思ったら、海っぺりの湯河原海浜公園で上げるという。

 え!? 隣なんか建物あったよね。隣、中学校だよね。道挟んだところ建物でいっぱいだよね…。スペースを見てみてもそれほど広くない。これは尺は無理なのは理解したが、保安距離的に5号も上がらないのでは…。

 案の定、4号玉までだと知る。

 そして、場所が場所だけに見る場所が少ない(ほっそい砂浜海岸からだと角度がイマイチ)。さて、どこで見よう…。
 こんな時にはグーグル先生。マップであっちこっち見てみたら、眺めのよさそうな高台に気付く。ってか、そこ車から見る場所としておすすめポイントだった。車は持っていないが、どうやら三脚を立てられる場所がありそうなので、そこを目指すことにした。
 駅から東海道線をくぐって、急な坂道を上る。夏じゃなくてよかったよ。

 目的地に着いたら、先客が数人。その隣に三脚を設置。

 確かに眺めが良い。真下に東海道線があり、その向こうに町が広がり、奥に海がある。もちろん海は真っ暗で見えないが、海浜公園はしっかり見えそう。

 真っ暗中、人様の話を伺っていると、知っている人が複数いることを知る。ひっそりと闇に溶け込んでおくw
 
 19時以降はドライブイン花火系(町公認)の人々が続々と後方の道に列をなし、花火を待つ。

 左上空に大きなオリオンが瞬く中、打ち上げ開始でございます!!


▲台船が使えなくなったため海浜公園からの打ち上げ。建物がそばにあるため、4号玉までしか打てない、


▲海浜公園でも海っぺりの方に筒を設置し、少しでも保安距離を確保しようという意図を感じる


▲本店さんらしいカラフルな色使い


▲暗めの和火からのカラフルな色への変化


▲紫色も本店さんはよく使う。難しい色でもある。


▲パステルカラー


▲八方物の引き先が赤で止まる聖礼花カラー


▲聖礼花カラー


▲右の玉の濃い発色


▲ブリティッシュ聖礼花…だったっけ?


▲カラフルな扇がぶわっと


▲変態扇も大きく開く


▲フィナーレは濃厚な原色の扇と金冠

 15分という短い時間でかつ遠花火ではあったが(この日は200mレンズ使用)、本店さんらしい花火をしっかり見れて幸せだった。