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久々の中野えびす講

2015-11-17 00:49:00 | 花火

▲5・7・尺の三段打ち。すべて錦先方向変化でよかった

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 無理にコレに行かなくても翌週には長野のえびす講もあるからって、ここ2、3年見に行っていなかった中野のえびす講に行ってきた。
 以前は女4人カシマシ車で、あなた任せで行ったのだが、その後打ち上げ場所が変わったと聞いた。そして、以前は30分ぐらいで終わるような内容だったのだが、どうやら90番のプログラムがあるらしい…ということは分かってきた。
 ちょうどヘビーで一人の肩にずっしりかかる仕事がフィニッシュしたということもあり、何はともあれ花火で癒されようと出かけたわけだ。
 とはいえ、天気はだいぶ前から雨模様と出ていた。
 まぁ、その瞬間だけ雨あがってくれれば文句は言いませんと、高速バスで信州へ。
 上信県境辺りの紅葉はいつものように華やかで美しく、トンネルを出るたびに照り映える黄葉に目をつぶっていても眩しさが感じられる状態であった。曇りでもこの状態。晴れていたらその破壊力はいかほどか…。

 長野で翌週のえびす講のプログラムをゲットしてから、ながでんに乗る。乗客が少ないので、おやきモギュモギュ。駅ビルが新しくなって、kiosk内にあったおやき店はなくなり、駅ビルの中に入っていた。
 信州中野駅着。雨が降っている。えびす講の屋台を一通り冷やかしながら、八百屋で紅玉10個をゲットする。徒歩移動だが、これは譲れない。
 駅の反対側に出て、打ち上げ現場に向かう。交通量の多い道の狭い歩道を30分弱歩くと現場に到着。

 打ち上げ場所が変わってから初めての訪問だったので、完全に暗くなる前に着こうとし、そしてギリギリ間に合ったのだが、だれもおらん…。ウ、ウン、以前の場所もだれもおらんかったよね。

 軽く周囲をロケハンして、mでまったり。
 
 何しろ、今回は日帰りだ。
 花火終了後、最終「あさま」に間に合うよう、長野に戻らねばならない。ながでんは意外とトロトロ走るので(失礼!)、乗り換えと買い出しの時間を考えると20:30頃の電車に乗りたい。ということは、20時はここを出なければ…。 
 だけどね、商工会の人に聞いても終了時間が分からんのだよ。
 昨年、プログラムが増えてそれでも40分ぐらいで終わったというから、タタタタタンと上げてくれれば、90番のプログラムでもそれぐらいで終わるかなぁという目論み。

 ということで、離脱しやすい、エントランス辺りで三脚を展開。


▲初弾の尺はくっきり八重芯でした

 ん? 低くない?
 尺にしては高さがない。ここと同じレベルの高さで上げているのではなく、丘の上で上げているのに、この高さは何なの?
 やがて、5号もほぼ同じ高さで開くことに気付く。
 意図的に低く上げているのかなぁ…。

 前はド正面で三脚を思いっきり振っても上まで入らない~って場所で見ていたので、その辺りは大いに違和感を感じつつ、小雨降る中、場所を変えるのも面倒だよなぁとステイ。

 ちなみに、雨は花火打ち上げのころには小止みとなり、以後40分ぐらいは無理に傘を差さなくてもいいような状態であった。
 風は南西の風のようで、煙が右へ右へと流れていく。
 日中の突風もなく、冠は若干流れるものの、まぁ、許容の範囲。小雨が降っているとはいえ、なかなかのコンディションである。


▲こんな感じのウニいるよね

 そして、打ち上げ場所が想像より遠いことにも気づく。
 以前の打ち上げ現場の想定だったので、重い広角レンズ1本しか持って来なかった(そもそも大抵の現場がそうだ)、なかなか元データは淋しい構図である。

 実は、当初ここではなくもうちょっと駅に近い駐車場で撮ろうかなぁと思っていたのだが、その考えは完全に消去された。あそこだともっと遠くなって迫力ないわな…。


▲芯色違いの銀冠5号2発

 20番ぐらい打ち上げた時点で、15分経過。えーっと、それって、最後まで上がると約1時間ってことよね。帰りは小走りかもなぁと思いつつ、シャッターを切る。
 ちなみに周りには誰もいない。時折、地元の人が車で入ってくるので、ヘッドライトやテールランプが帯状に入る。



▲スターマインもあります。これは「ふるさと・菊祭り」というタイトル


▲尺玉二発


▲ちょっと飽きてきて、5号と7号を段打ちっぽく撮ってみたりする


▲八方芯の漣菊なんだけれど、センターにめしべらしきものがある


▲これは5号の小割物がかわいい


▲5号×3+尺の変芯冠菊。5号と尺の高さがあまり変わらないのが痛いのだよ


▲尺玉


▲八重芯の7号と5号


▲尺の変化玉なのだが、ここに上げると先の変化がほとんど分からなくなるのがショックだ


▲スターマイン「銀彩の華」


▲5号と7号だが、伸びていく錦星が羽衣のようだ


▲尺の漣千輪。中央の小さな青い星がゆっくりとチラチラと明滅しながら落ちていくのに魅入ってしまった。ちゃんと消えてから次の花火上げてくれよ~って願いつつ…


▲尺玉


▲スターマイン「光彩の華」ライムカラーの涼しげな花火


▲7号だけど、端正な八重芯


▲尺 八重芯銀冠菊


▲8号の華キキョウ芯漣菊ってかキラキラ?


▲これは色鮮やかな彩色千輪または百花園の尺
 個人的には彩色千輪という名称の方が好き


▲芯入りの変化菊だが、この青の具合がよい


▲ひまわりも咲きました! 学校にぴったりな花だ


▲5号と尺。5号がちょっと左にそれたので、重ならずに済んだ


▲7号の漣菊。芯の華やかさが立つ


▲尺の三重芯変化菊で単発打ちは終了


▲〆のスターマインは「信州中野 えびす講の夜空に満天の華」

 終わった~。
 速攻で片づけて、現場を離脱したのは19:54。約50分の打ち上げであった。
 駅までゆるい上り坂を小走りに歩き、約20分で駅到着。ながでんに乗り込みお店を広げて荷物整理をしていると、某花火愛好家と出会う。

 長野駅でビールやおやきを買い込んで、あさまの中で一人反省会をしつつ、東京へ戻った。

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