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春の花を求めて小千谷

2011-05-02 23:40:00 | 

▲スプリングエフェメラル@小千谷。ここに咲く花たちは、あとひと月もすれば葉っぱも含めて地上から消えてしまう。まさに「春の儚きもの」である。実家から徒歩10分にこういうところがあることに感謝。

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 GWは暦通りに営業中~。
 連休前半は小千谷の実家に帰省していた。例年この時期は裏山というか正面山というか脇山に入って、泥んこになって春の花を追っている。今年は雪解けが遅く、花の時期がGWにドンぴしゃとなった



 午前中に実家に到着。さっそく甥っ子に泣かれる(笑)。本当にこの子はいつも私を忘れてくれるので、毎度最初からやり直しである。

 昼ご飯を食べて、花散策に出かける。
 そんな私に強い見方が…。

 長靴!

 いつもこの時期に泥だらけになって春の花を追いかけている私を見かねて、母が調達してくれていた。雪解けのこの時期に田んぼのあぜ道から泥にはまったりしているからなぁ、私。母とは有り難いものである。
 さっそくその長靴を履いて徒歩10分、田んぼの脇のいつもの観察フィールドへ。日当たりのよいそこは、やはり雪がすっかり溶けていて、キクザキイチゲなどが咲いていた。
 キクザキイチゲは白から濃い紫色までの花色の変化がある。小千谷で見られるのは白から濃い目の水色ぐらいまで。でもこの界隈では少しだけ赤い色素を持つキクザキイチゲがあり、丹念に見ていくと、若干紫がかった花も見られる。


 別な場所では、まだ残雪がある中長靴で突入~。日当たりのよいところからカタクリやキクザキイチゲ、エンレイソウが咲き始めている。ここはアズマイチゲとキクザキイチゲ(白)が混生しており、なかなか区別が難しい。コシノコバイモのつぼみもたくさん見つけるが、咲いていたのは二つだけ。


 それよりも残雪の上にはたくさんのうさぎの糞があることに注目!
 実家の近くには元々野ウサギがいたのだが、道路開発でいなくなってしまった。でもそこからほんのちょっと行ったところにはまだこんなにウサギがいるのかと思うとちょっとうれしくなる。



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