gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

いろいろ出遅れている

2011-10-09 22:26:00 | 雑事つれづれ

▲伊那火工堀内煙火店スターマイン「虹のかかる青空に希望の白いガーベラ」@土浦全国花火競技大会(以下同)
 青にも明るい青と暗い青があるが、伊那火工さんは明るい玉で撮りやすい。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 今週も忙しい1週間だった。
 仕事はかろうじてギリギリで追いついているが、その他もろもろの雑務が溜りに溜まってしまった。得てして勤務年数の長い者(女性限定)は、社内のいろんな雑務を押し付けられるのである。
 その中でも継続データ作業物はいつ上から(○日に経営者会議だから)提出しろと言われるかもしれないので(私の仕事修羅場加減には全く頓着しない)、とりあえず少しだけひっそりと進めるべく、土曜出社をした。

 土日休日の1日を返上すると次の週にまで疲れが尾を引くのだが、3連休の1日であれば体力はリカバリー可能である。
 だけど、昨日の鴻巣の花火が良かった~なんて話を聞くと、ちょっぴり悔しかったりする。見に行こうかなぁという迷いを断ち切るためにあえて「土曜出社」したはずなんだけれど(笑)


 ということで、日月で週末ライフ。
 

▲菊屋小幡花火店スターマイン「星空に願いをこめて」


 まずは洗濯機をぐーるぐる。ベランダの物干しざおが土埃でざらついているのが気になったので、水拭き。で、せっかくならとあちこちの水拭きを始める。でもって、脱衣場の床の薄汚れが気になって、ゴシゴシと床を拭く。
 ふと上を見れば、脱衣場の換気扇にたっぷりと埃が溜まっている。こいつが掃除しにくい構造なのだが、椅子の上に乗って無理やり掃除機の細口を突っ込んで吸い込む。ここがこれだけほこりまみれだと、同じような換気口もトイレもきっと…と思って、第2弾。その後、風呂場の換気扇の掃除もする。
 せっかく椅子に乗っているのだから、いつも手が届かない天井までのキャビネットの鑑を乾拭き。後で照明を点けると前日比2割増しの眩しさ。達成感~。

 そのまま細々とした掃除を気が向くままにランダムに行った。で、すっかり出遅れてしまったわけだ。
 


▲マルゴースターマイン「望郷」


 午後もどっぷりという頃にようやくお出かけ。郊外の園芸店に秋植え球根を探しに出かける。昼ご飯を食べ損ねたので、100円ミスドでドーナツを買い込みバスでパクつく。

 園芸店に到着したが、これもいつの間にやら出遅れorz
 すでに売り場には明らかに売り切れている品種がある。で、一番欲しかった球根をゲットできずにとぼとぼ帰ってくることになる。

 まぁ、一応クロッカスとムスカリとヒヤシンスは買ってきたけれどね。



▲紅屋青木煙火店スターマイン「日本に絶えざる光を」
 どっしりと力強い玉が連発していて、「腹に残る」花火だった(褒め言葉だよ)


 さて、買えなかった球根を探してネット検索。ネット通販とは便利な世の中である。
 でもなかなか1店舗で収まらないという別な悩みが…。送料が複数かかるのは馬鹿らしいので、1店舗でまとめて買いたい。
 しかし、こんなところに原発の影響が…。
 ネット通販なら家までのおとどけになるので、重い土とか堆肥とかも合わせて買おうと思ったのだが、ここで思わぬ原発被害。某県での堆肥からセシウムが検出されたからって、販売自粛を要請されているらしい。うーん、西日本のネット店舗からじゃないと買えないのかぁ~。
 面倒な世の中になったものである。



▲芳賀火工スターマイン「Smile for Japan」
 スマイル型物花火の千輪で、中央には口をパックリ開けた笑顔のスマイル型物が咲いているのだが…。スタマで型物って、写真的には悩ましい。


 そうこうしているうちに「夕焼け小焼け」が聞こえてくる。もう、帰宅放送も16:30と冬仕様になっているのね。

 バスに乗って戻ってくると、駅前に救急車が止まっている。駅でだれか倒れたのだろうか…。ちなみに出発時には駅前で外国人がおまわりさんとけんかしていたのだが、外国人の口から出てくる言葉が日本語と英語のちゃんぽんで、ちょっと意外性が面白かった。
 賑やかな駅前だな。




▲山崎煙火製造所スターマイン「I miss you」
 青と白を基調としたしっとりとした花火で、おとなしめだったけれど、きれいだったよ。


 スーパーで食材を買い込む。
 野菜が高いのが響くなぁ。そろそろ鍋物が恋しいが、白菜が1/4カットで175円ってぼったくりだよな…。

 野菜に限らず、いろんなものが少しずつ値段が上がっている。タコも175円/100gだったのに、今は+100円近く。肉類もビミョーに上がっているし…。
 弁当の材料だけを買って撤収~。



▲新潟煙火工業スターマイン「THE ENTERTAINER」
 最近、小泉さんがぐいぐいと攻めてくる。10号の四重芯は、高度稼ぎ過ぎだったけれど…。

未熟者のたわ言

2011-10-03 22:44:00 | 花火

▲「つながれニッポン!! 虹色の架け橋!!」秋田県・和火屋/スターマインの部3等
 (3等といっても上から6番目のランクで、同位に5社もいるのが土浦の分かりづらさだな)

 今年も素敵な千輪を見せてくれました~。このパステルがかった千輪がかわいかったぞ(^つ^)g

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 土浦の花火の結果、トップ以外の結果も発表されていた。
 http://tsuchiura-hanabi.jp/cgi/news/data/doc/1317637776_1.pdf
 


 まぁ、上位の順位にもいろいろと意見がある人も多いだろうが、その下の順位にも首を傾げたくなるような点がいくつか…。まぁ、あくまでも審査員の主観で決めているのだから、それが「絶対」とは言えないのだろうが、それでも「内閣総理大臣賞」をいただいている大会である。全員がとは言わないが、多くの人が納得いく結果を出してもらいたいものである。

 もちろん、ほかの花火大会でも審査基準に疑問の余地があるのもある。それは仕方のないことなのだが、今回に限っていうとやはりちょっと変じゃない?って思いがムクムク。
 一花火愛好家がこんなことを思ってもどこにも影響は派生しないし、結果が変わるわけではないが、ちょっと心配になってしまう。


 100回記念大会の土浦の花火はあるのか…。いや、10年後も今と同じレベルでいられるのか…。

 こんな出鱈目な審査結果を晒しつづけるのなら、まずは花火師に見限られ、そして花火愛好家にも見限られるのではないかと危惧してしまう。



 まぁ、戯言だけれどね。



▲「希望という名の光」山梨県・齋木煙火本店/スターマインの部3等

 昨年からここのパステルカラーが大のお気に入り。そしてこんなに色変化してしまうのなら、もうキュンキュンものである。

土浦の花火へ

2011-10-02 16:41:00 | 雑事つれづれ

▲土浦花火づくし@土浦全国花火競技大会
 競技花火の中間に上げられるワイドスターマイン。もう半ばだというにこの段階で市長のあいさつが入るのがいつもいい休憩になる(笑)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 体調が万全でないので、友達の申し出に乗っかって「重役出勤」させてもらった。朝イチで頑張っていっても7:30過ぎにしか現着できず、すでに暗いうちに決着が90%ついている撮影場所取り参戦は気力だけでは難しい。
 それでも今年は途中で天気予報が変わったこともあり、刈取り済みの乾いた田んぼの中でも十分に見えるコンディションであった(対価も取らずに開放してくださる地主のおじいちゃん、ありがとうございます)。

 
 田んぼの中では七輪などを持ち込んでお酒の「あて」を焼きながら楽しむグループ(野菜から肉、サンマ、最後の麺類まで延々5時間ぐらいやっていた)あり、花火開始前に出来上がって花火が上がるころには熟睡していたアホ(何しに早くから場所取りしていたんでしょうなぁ)もあり、同じ全国花火競技大会である大曲とはちょっと違った雰囲気。
 それも桟敷から離れて見ているためかもしれない。

 ということで、三脚のバリケードの端っこに何だか広いスペースで撮らせていただいたわけだが、そういう場所ってどうも通り道に見えるようで何人もその脇をすり抜けようとする人々が出てくる。
 だけど、あのバリケードはなぁ…。体を斜めにしない撮れなさそうな雰囲気(実際はそんなことないのだろうが)。あまりの密集ぶりにほかのカメラマンがその様を撮影していた(撮るの違うだろう)。
 まぁ、荷物などで通り道をふさいだりして「防御策」を取りながら花火開始。
 ※元々、そこには側溝もあって真っ暗になったらそこをライトもなく通るのはかなりのリスクを伴う。実際、同じような環境の片貝の現場では見事にそこに落ちて流血騒ぎの人がいた訳だし…。ちゃんと、田んぼの中を歩いて通ることはできるんだけど、どうしてこの「側溝トラップ」を目指して来るのだろうか。


▲土浦花火づくし@土浦全国花火競技大会


 土浦の花火は競技大会である。
 大曲も競技大会であるが、あちらはいわゆる「選抜」ですべての競技に参加せねばらないのに対し、ここは「エントリー方式」。つまり「ハイハイ、ボクこの部門に出まーす」と手を上げて参加料を払えば出られる(もちろん、基本的なラインはあるのだろうが)。10号割物、創造花火、スターマインの3部門に分かれている
 そのため、ちょっと花火の質に落差があるのが正直なところ。でもそれだけに北は北海道から南は鹿児島までの煙火業者が参加する。当然上の方は大曲クラスの煙火店が名を連ねるが、今までよく知らない煙火店の花火を見られるのもちょっとした楽しみ(マニアックな楽しみだなぁ)


▲土浦花火づくし@土浦全国花火競技大会


 花火プログラムは93番まであるが、その合間に余興花火(企業スポンサーの花火)やワイドスターマイン「土浦花火づくし」などが上げられる。今年は80回記念大会と震災慰霊の意味を汲んで、7号×80発や慰霊の8号×5発などが上げられた。
 で、先ほどよくよくプログラムを見ていたのだが、42番と44番がない。昨年のプログラムをひっくり返してもなかったから、縁起を担いでいるんだろうな(これ、今更のネタですよね)。

 10号、創造花火、スターマインとそれぞれに上がる場所が少しずつ異なるので、カメラを右に左にと動かしながら撮影と結構忙しい。
 夏の間にもたくさん花火を見てきて、この煙火店さんのこの玉はこんな感じだなって準備していても、なぜか土浦は明るく写る傾向にある。昨年はもっと前で撮っていて限界まで絞り込んでもまだ足らなかったのだが、今回の場所でもその苦労が発生。
 もはやNDフィルターを付けるしかないのか!? でもね、かたや和火もあったりしてそれはこのフィルターを付けていては全くの全滅となる。
 かといって、それぞれようにカメラを用意するのもなぁ…。中には何台もカメラを駆使して、足でシャッターを切るなんて「お前はエレクトーン奏者かドラマーかっ」て達人もいるのだが、そこまでする気力も体力も財力もキッパリありません(笑)。
 だから最下位機器で右へ左と振りながら、必死に絞りを追いかけている。


 でも、「フレーミングなんて、後でトリミングしよう」って腹なのはいかんなぁ。


▲土浦花火づくし@土浦全国花火競技大会



 で、競技結果速報が入ってきた。

 内閣総理大臣賞(総合優勝):野村花火工業(茨城県)


▲10号割物の部 優勝:野村花火工業
 昇り曲導付四重芯変化芯


▲スターマインの部 優勝:野村花火工業
 夜空のウエディング


▲創造花火の部 優勝:田畑煙火
 立体造形 光の三角すい

 でね、この三角すいっていうのは北日本花火興業も打ち上げていた。


▲創造花火の部 特別賞:北日本花火興業
 立体図形 三角すい

 えっと…。北日本花火興業さんは、実は昨年の3月の新作花火コレクション(@大曲)でこの三角すい花火を上げていて、しかも銀賞&特別賞を受賞している。
 http://photo.ap.teacup.com/applet/jumi/20100321/archiv
 その時に比べて、三角すいの中に細かな星を散らしたりしたが、その分立体に見えにくかったという声もあり…。
 この花火大会には田畑さんは参加していなかったと思うが、なんというか、アイデアを横取りされたなぁって感じ。